オーガニックなCBD原料を使った製品を販売するには?米USDA認証についても解説!

オーガニック原料を使い、他社のCBD製品と差別化したいと考えている人も多いでしょう。しかし、オーガニックなCBD原料の定義や証明方法が、わからない人もいるのではないでしょうか。


さらに、オーガニック原料の知識だけではなく、仮に製品化したとしても、どの層にアプローチしたらいいのか、どのように売り出せばいいか、マーケティング視点にも不安を感じている人も、いるかもしれません。


この記事では、オーガニック原料の証明方法や、相性が良い商品など、オーガニックなCBD原料を使用して製品を販売したい人に役立つ情報をお届けします!

 

1. オーガニックなCBD原料とは

カンナビス

CBD業界において、オーガニックなCBD原料とは「農薬や遺伝子組み換え技術を使用せずに、有機栽培されたヘンプから抽出されたCBD原料」のことだと、一般的に認識されています。

CBD原料のオーガニック栽培とは?

 

日本のCBD業界では、有機栽培されたヘンプから抽出されたCBD原料であるかを証明するために、公的なオーガニック認証を取得するCBD事業者も多くあります。有名なものだと、アメリカ農務省(USDA)が発行している「USDAオーガニック認証」です。

USDA内にある機関の「NOP(National Organic Program)」によって、主に原料を抽出するヘンプの栽培方法が調査され、USDAが定める基準を満たしているかが確かめられます。また、認証を取得したあとも、倉庫管理が適正かどうか(オーガニック作物と非オーガニック作物が区別して保管されているか)や、調達情報が最新であるかなどが、毎年確認されます。

オーガニックなCBD原料で製品を作りたい!と思ったときに、まず行うことは、USDA認証取得済みの原料を扱っているCBD卸売業者を探すこと。OEM製造を依頼するか、原料を購入し、自ら製品を作っていくのかを考えましょう。

弊社OFFも、USDA認証を取得したオーガニックのCBD原料をとり扱っています。お気軽にご相談ください。

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2. 原料にUSDAオーガニック認証を付与するための条件

CBD原料の卸売業者や、製造メーカーが取得する、USDAオーガニック認証。米国農務省が付与する認証なだけあり、認証取得にあたって細やかな条件があります。

大まかに分類すると、CBD原料がUSDAオーガニック認証を得るためには、以下2点において定められた基準を満たさなければなりません。

・CBDを抽出する、ヘンプの栽培方法

・CBDを抽出する、ヘンプの取り扱いとCBDの抽出過程


それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

CBDを抽出する、ヘンプの栽培方法における基準

栽培方法における条件は、主に以下の5つです。

・オーガニック作物を栽培する土地は、少なくとも収穫の3年以上前から禁止物質が塗布されていないこと。


・土壌の肥沃度と作物の栄養分は、耕起と耕作、輪作、被覆作物によって管理され、動物や作物の老廃物や認可された合成物質で補充する。


・作物の害虫、雑草、疫病は、主に物理的・機械的・生物学的な方法によって管理する。これらの管理方法では不十分な場合、国家が承認している生物・植物・合成物質を使用してもよい。


・できる限り、オーガニック種子や苗木を使用する。


・遺伝子組み換え、電離放射線、下水汚泥の使用を禁止する。


基本的なハンドリング基準

その他、基本的に守らなければいけないハンドリング基準は、以下の通りです。

・合成、非合成を問わず、すべての非作物原料は、国が規定している認可リストにて使用が許可されていなければならない。


・複数の原料を含む製品を「オーガニック」表記する場合は、すべての農作物原料がオーガニック栽培されている必要がある。ただし、原材料がオーガニックの形で市販されておらず、国が規定している認可リスト(National List of Allowed and Prohibited Substances, 205.606項)にあるものは除く。


・取扱業者 生産者や倉庫管理者は、オーガニック製品と非オーガニック製品の混在を防止したり、オーガニック製品と禁止物質との接触を防止しなければならない。

 

参考

出典:the balance small business

出典:U.S. Department of Agriculture’s Agricultural Marketing Service

3. USDAオーガニック認証品として、製品を販売するためには

USDAオーガニック認証品として製品を販売したり、認証ラベルを使用するためには、少なくとも全体の95%以上が、オーガニック認証されている原料から作られている必要があります。

例えばCBDの場合、アイソレートを作る際の抽出過程も、オーガニックであることが求められます(同様に、CBDオイルはキャリアオイルがオーガニック認証品かどうかチェックされます)。

このように、USDAオーガニック認証を得るためには、土壌環境の整備や栽培方法、利用可能な物質等、包括的な基準が設けられているのです。

USDAオーガニック認証プログラムは、生産・倉庫・流通を含む一連の過程の年次点検を義務付けています。そのため、認証取得後も定期的に、適正な倉庫管理(オーガニック作物と非オーガニック作物が区別して保管されているか)や調達情報が最新であることが確認されます。


参考

出典:Upstate Elevator Supply
出典:Hemp|USDA
出典:American Farm Bureau Federation
出典:Organic Production and Handling Standards|USDA
出典:NY Green Fashion
出典:CORNBREAD HEMP

 


4. 世界のオーガニック認証について

弊社OFFでは、USDA認証を取得しておりますが、USDA以外にもいくつかの認証基準があります。ここでは、代表的なものをいくつかご紹介させていただきます。


USDAオーガニック認証

アメリカ農務省(United States Department of Agriculture = USDA)が定めるオーガニック認証です。2018年の法改正(2018 Farm Bill)にてUSDAがヘンプの栽培に関する規制やガイダンスを発行するようになりました。今日では、CBD業界における基準的な認証として認識されています。

色タイプが異なる3種類の認証サイン(緑×茶×白・黒×白もしくは透明な背景)がありますが、どれも同じ基準を満たしていることを表しています。

USDA ORGANIC

出典:Clemson University

具体的な違いは、背景色です。茶丸と緑色の文字を使用するラベルは、背景色が白に限定されています。黒色の文字を使用するラベルの背景色は、白か透明を選べます。また、文字色に関わらず、円の下半分に描かれている4本線(耕作地を表現している)は、あってもなくてもよいとされております。

 

NON GMO

NON GMO Project

出典:The Non-GMO Project.

遺伝子組み換え食品(GMO)が、使用されていないことを証明する認証制度です。運営元のNon-GMO Project(アメリカの非営利団体)は、非GMO食品であることを証明する基準を作ることを目的に、アメリカとカナダの食料品店によって作られました。

認証を取得する際は、Non-GMO Projectが認定している第三者機関(Technical Administrator、TA)と契約を結ぶ必要があります。その後、商品がNon-GMO Projectの基準を満たしていると判断された場合、TAから認証が付与されます。通常、認証を取得するまで3〜6ヶ月程かかります。

アメリカのリサーチ会社によると、2025年の非遺伝子組み替え食品のグローバル市場は27.6億USドル(約3,420億円)にまで拡大する見込みです。その背景には、健康意識の高まりや、遺伝子組み換え食品の安全性に関する疑問があるようです。

NON GMO認証は消費者からの信頼が高く、非GMO食品を求める健康意識の高い方々への良いアピールとなります。現在では、3,000以上のブランドが認証を取得しております。

一方で、USDAオーガニックとNON GMOの違いを意識しておくことも大切です。

USDAとNON-GMOの違い

出典:ONLY ORGANIC

USDAオーガニックは遺伝子組み換え食品の利用禁止に加え、栽培方法や使用可能な物質等も含め、より包括的な基準を設けている認証制度です。

 

 

GRAS(Generally Recognized As Safe)

FDA

 

出典:Axiom Foods, Inc. 

 GRASとは「Generally Recognized As Safe」の略語で、直訳すると「一般に安全と認められている」という意味です。一定の条件の下で、該当分野の専門家の知見や経験によって安全性が認められた物質に付与される認証です。

GRAS認定を取得することで、アメリカでその食品素材を販売することが可能になります。最近の例だと、株式会社ユーグレナの主要原料(ユーグレナグラシリス)がGRASを取得しています。

アメリカの連邦食品・医薬品・化粧品法(Federal Food, Drug, and Cosmetic Act)によると、食品に加える物質(添加物)はアメリカ食品医薬局(FDA)から使用認可を受ける必要があります。大まか認可プロセスは、物質の厳密な科学的評価や、専門家による安全性の確認を行った後に、そのレポートをFDAが審査します。審査の結果、FDAによって安全性が認められた物質がGRAS認定リストに追加され、食品に使用可能となります。

なお、FDAはレポートを審査する際、独自のテストや調査を行いません。そのため、GRASの認定プロセスに対する批判は多いようです。一方で、GRAS認定後でも物質の安全性が疑われるような発見があった場合は、FDAが認定リストから物質を除去するケースもあります(2015年にトランス脂肪酸の原因物質の使用が禁止されました)。

上記はアメリカの認証基準ですが、EUにも独自のオーガニック認証基準があります。特に優劣はなく、2012年に、アメリカのUSDAとEUはそれぞれのオーガニック認証が同等の基準であると合意をしています。(Organic Equivalency Agreement)。

そのため、USDAかEUのどちらかの認証基準を満たしている製品は、両国でオーガニック認証品として販売可能となりました。

参考

出典:USDA
出典:Clemson University
出典:NATURE'S WAY
出典:Oregon Tilth

 

オーガニックと相性の良いCBD商品とターゲット層 

オーガニックなCBD原料を使用して商品を作る場合、化学的な合成物を加える過程が少ないグミやオイル作りに向いています。

【解説】CBDグミのOEM製造方法について

【解説】CBDオイルのOEM製造方法について

オーガニックなCBD商品は、成分の安全性やサステナビリティの観点から選ばれる傾向があるため、「ナチュラル嗜好」の方々に人気が高いです。具体的には、比較的若い年代で、SDGsやウェルビーイングの価値観に賛同しているリベラル思考の方々です。

 

OFFの原料は、オーガニック嗜好の方にもおすすめ

OFFが取り扱っているCBD原料は全てUSDA認証済み。その中でも特におすすめなのが水溶性CBDです。

【業界初の国産】ナノ水溶性CBD原料の販売を開始

海外輸入製品の場合、人工の界面活性剤やレシチン類などの合成乳化剤が使用されているケースがありますが、OFFの水溶性CBDは天然の乳化剤を使用しています。そのため、オーガニック志向が高い方々に人気のある原料です。

また、OFFの水溶性原料はナノ化されているため、生体吸収率が非常に高いです。そのため、ドリンク商品だけでなく、グミやタブレット、カプセルなどの食品にもお使いいただけます。オーガニック原料に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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著者プロフィール

駒形俊太郎

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