近年、アスリートがCBDを使用するケースを耳にする機会も増えたかと思います。 身体が資本であるアスリートは、練習以外にも‘食事’、‘睡眠’、‘休養’、‘精神’など、あらゆる面において常に最高なパフォーマンスを発揮できるよう体調管理をしなければなりません。 そこで、今回は特に怪我と隣合せで激しいトレーニングを行う格闘技に焦点を当て、ボクサーや格闘家のCBDの使用とその効果について紹介していきます! 1. ボクサー・格闘家がCBDを使用するシーン ボクサーや格闘家がCBDを使用する場面は大きく分けて2つあるかと思います。 一つ目は、練習後や就寝前にべイプやエディブルなCBD(グミ、ドリンクなど)を摂取する場合。これは、イメージとして練習後にプロテインやサプリメントを摂取する感覚に似ているかと思います。主にトレーニング後の体の回復を目的としています。 二つ目は、バームやクリーム等を肌に塗り込み経皮摂取する場合。こちらは、湿布やアイシングと同様に怪我や炎症の抑制を目的としてCBDを使用しています。 以降では主に炎症抑制や鎮痛作用にフォーカスしCBDの効果をご紹介します! 2. CBDが炎症に効く仕組み 打撲、筋肉痛などの痛みは、怪我や傷または炎症を起こした部位から出るサイトカインやプロスタグラジンなどの物質が神経に作用し痛みを感じます。 研究によると、関節炎を誘発したラットにCBDクリームを塗ることで、炎症を引き起こす物質の一つであるサイトカインなどが抑制されました。 その結果、関節炎による腫れが抑えられ、さらに痛みに伴う行動が減少したと報告されています。 これは、人間にも同様のことが言え、炎症や痛みを緩和する効果が期待できます! <参照文献> Transdermal cannabidiol reduces inflammation and pain-related behaviours in a rat model of arthritis (nih.gov)...