東大院卒の弊社ベイプ博士が、CBC原料はベイプ製造と相性抜群と言う理由
最近「CBC」というカンナビノイドを耳にするようになったけど、CBDとの違いについてもっと知りたい、と思っている人は多いのではないでしょうか。 結論から言うと、CBCはベイプマーケットでニーズが高まっています。また、抗炎症作用があるため、ニキビや炎症を抑える効果があると期待されています。 この記事では、CBCの効果や特徴、ベイプ製造と相性が良い理由、CBCの需要が高い製品など、これからCBC原料を使って製品の開発や販売を行いたい人に役立つ情報をお届けします! 〜この記事の監修者〜篠崎 颯太(しのざき そうた)東京理科大学 応用生物科学科卒業。のちに東京大学新領域創成科学研究科 先端生命科学にて研究に従事し、2022年には修士論文特別奨励賞を受賞。OFF株式会社ではベイプをはじめとした商品の研究や開発の責任者として、数々の商品開発に携わっている。 ==================CBC原料についてのお問いわせはこちら================== 1. そもそも、CBCってなに? CBC(カンナビクロメン)はCBDと同様、向精神作用がないカンナビノイドです。THCやCBDと比べると知名度は低いですが、医学会では代表的なカンナビノイド(BIG6カンナビノイド)の一つに選ばれています。 実はCBCの発見から50年以上経っておりますが、これまであまり研究が行われておりませんでした。しかし、近年はCBDやCBCなどの、向精神作用が無いカンナビノイドに対して研究者の関心が高まっています。 現状では、以下がCBCの主要な効果だと考えられています。 ・癌細胞の増殖抑制痛み・炎症の緩和・痛み・炎症の緩和・ニキビ治療・うつ症状・不安の緩和・抗菌作用・脳細胞への作用 CBC(カンナビクロメン)とは?【原料卸売も実施中】 CBCは、THCやCBDと比べると研究事例がまだまだ少ないものの、固有の特徴や効果があると考えられています。 その一つが、痛みの伝搬・気分・体温調節などに関わっているTRP(Transient receptor potential)チャネルへの作用です。THCやCBDなど、通常のカンナビノイドはカンナビノイド受容体(CB1とCB2)に働きかけます。一方、CBCは、TRPチャネルにも働きかけると考えられています。そのため、他のカンナビノイドと比べて、炎症や痛みを緩和する効果が強いことが期待されています。 CBCがTRPチャネルに働きかける際、アナンダミドなどの内因性カンナビノイドが高レベルで放出されるようです。その結果、カンナビノイド受容体が活性化され、強力な抗炎症作用が発動すると考えられています。 また、CBCはカンナビノイド受容体にも働きかけます。CBDと同じく、主にCB2に作用するため、精神活性化作用がありません。また、CBCはカンナビス成分の効き目を相乗的に高めるアントラージュ効果にも重要な役割を担っているようです。 参考 出典:What Is CBC Oil...