【解説】CBD化粧品・コスメにオススメの原料とは?

CBDの浸透に伴い、商品の幅も広がって来ました。 そのうちの一つとして、CBDの化粧品やコスメが挙げられるかと思います! 今回はそんなCBD化粧品・コスメを「製造してみたい!」という方向けに、 CBD化粧品にオススメの原料の選び方について解説していきます。 弊社では、CBD事業者様向けにCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、ディスティレート、CBG、CBN、水溶性CBD)の卸売やCBD商品のOEMをしております。 ご興味ある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。   OEMや原料卸売の問い合わせはこちら   1. CBD化粧品・コスメの効果 まず始めに、CBD化粧品・コスメの現在国内で流通している商品ジャンルとしては、 バーム クリーム セラム マッサージオイル ローション シャンプー バスボム (入浴剤) などがあります! CBD化粧品・コスメの特徴としては、経皮から摂取するためバイオアベイラビリティが高く、 効果発揮までの時間は15~30分程度あり、4~8時間程度効果の持続に期待がされます! CBD化粧品・コスメの期待される効果としては、 抗酸化効果 抗炎症効果 鎮痛 保湿 リラックス効果 安眠...

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【解説】CBDグミにオススメな原料とは?

手軽にCBDを摂取できることから人気なグミ商品! 今回はそんなCBDグミを「製造してみたい!」という方向けに、 CBDグミにオススメの原料の選び方について解説していきます。 弊社では、CBD事業者様向けにCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、ディスティレート、CBG、CBN、水溶性CBD)の卸売やCBD商品のOEMをしております。 ご興味ある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。   OEMや原料卸売の問い合わせはこちら   1. CBDグミの効果 まず始めに、そもそもCBDグミの効果・効能について簡単にご説明致します。 CBDグミには、 リラックス ストレスの緩和 鎮痛 自律神経を整える などの効果が期待されています。 実際にECサイトで口コミやレビューを見てみると、 「睡眠の質が上がった」、「目覚めが良くなった」、「鈍痛が治まった」、「リラックスできる」、「頭痛が軽減された」などの声が上がっております。特に睡眠関連のコメントが多い印象です。 後程説明しますが、使用する原料によって効果・効能にも違いがでるので、 どのような効果や体感を期待するのかを考えた上で、最適な原料を選定しましょう。 (弊社オリジナルブランドのCBDグミ、Alien Heart / CBDグミ5個入り) Alien Heartを試してみる   2. CBDグミ商品の原料比較...

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CBDシーシャにオススメの原料とは?

近年、人気を増すシーシャ。ここ3年での都内のシーシャ屋さんの店舗数は約3倍にも増加したと言われております! それと同時にCBDシーシャを取扱う店舗も出てきました。 そこで、今回は CBDシーシャの作り方 CBDシーシャにオススメの原料  について解説致します。 *べイプを「持運びシーシャ」と総称しているケースも見受けられますが、今回取り扱うシーシャとはいわゆる持運ばないシーシャ屋さんで楽しむ水たばこを指します。   1. CBDシーシャの効果 そもそも、シーシャは深く深呼吸するように煙を吸ったり吐き出したりすることで、副交感神経を刺激し、自律神経のバランスを整えることからリラックス効果をもたらすと言われております。 そこにCBDが加わることにより、  更にリラックス効果が増した 心が落ち着いた 黄昏れてるような気持ちよさ サウナで整った感じ などの体感・効果実感があります。   2. CBDシーシャの作り方 基本的には、CBDを入れる以外は一般的なシーシャの作り方と同じ流れになります。 STEP 1 炭に火をつける   まず始めに、炭を焼いて火をつけましょう! 因みにべイプでは一般的に、CBDの気化する温度は160-180°と言われております。 STEP 2 パイプに水を入れる 炭を焼いている間に、パイプに水をいれて準備をしましょう! ここまでは、一般的なシーシャを作る手順と変わりません。...

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CBD原料の選び方 〜種類と違いを解説〜

皆さん、こんにちは! 最近話題のCBDですが、CBD事業者の方々の中には、 ・「たくさんあるCBD原料の違いが分からない」 ・「結局どの原料を選べばいいの?」 と、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 ご存知の通り、CBD原料には様々な種類があります(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性など)。 そこで今回は、 CBD原料の種類 CBD原料の選び方 各種CBD商品へのオススメ原料 について、解説していきます! 弊社では、CBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBD)の卸売販売を行っております。 ご興味ある方はこちらよりお問い合わせ下さい! 1. CBD原料の種類と違い CBD原料は大きく分けると3種類に分類されます。 アイソレート ブロードスペクトラム フルスペクトラム 3のフルスペクトラムはTHC成分を含むため、日本国内では使用できません。 以降では、国内で流通しているアイソレートとブロードスペクトラムについて解説します。 CBD配合割合で見る原料の違い 'Isolate'とは直訳すると、「分離する」「隔離する」「単離する」という意味です。 つまり、CBD Isolateとは、数ある麻に含まれる成分からCBDのみを抽出した原料となります! 通常、99%+ などの純度の高いCBDを指します。 一方、ブロードスペクトラムは、麻に含まれる全ての成分からTHCのみを取り除いた原料です。 ブロードスペクトラムは精製レベルによってCBD配合割合が60~95%などに変化します (より原材料に近い、CBD配合割合が低い(50~60%)原料はクルードオイルと呼ばれたりもします)。...

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CBD原料のオーガニック栽培とは?

皆さん、こんにちは! 今回は、CBD原料のオーガニック栽培について解説していきます!   1.CBD原料のオーガニック栽培とは? オーガニックとは有機を指し、CBDを有機的に栽培するという意味です。 そもそも有機栽培(オーガニック栽培)とは、農業求人サイト「ジブン農業」によると以下のように定義されています。  化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業 出典:ジブン農業 すなわち、CBDのオーガニック栽培は、CBDを栽培する際に、農薬や遺伝子組み換え技術を使わずに栽培することを意味します。 米国政府が2018年の農業法案によって産業用ヘンプの栽培と使用を合法化して以来、全米の農家はヘンプに大きな可能性を見出し、州や連邦の規制、市場や収入の可能性、栽培に関する詳細な情報をできるだけ多く学ぼうと躍起になっています。 通常、植物を栽培する際は、害虫から植物を守るために農薬が使用されます。 しかし、健全な土壌で栽培を始めれば、栄養不足や害虫の発生、植物の病原菌の発生などを防ぐことができます。 植物が引き寄せる生物は、土壌を形成し、健全な生育に最適な状態に保つのにも役立っています。ここでは、土壌の食物連鎖における最も重要な生命体を紹介します。   バクテリア- バクテリアは、は、土の粒子をくっつけて物質を作り出します。また、植物の餌を排出する大型生命体の餌にもなります。 菌類- 菌類は、網目状の構造物(菌糸)を作り、土の形を整え、土が崩れたり流されたりしないようにします。また、有益な「菌根」菌は、植物の根系と結びついて栄養分の吸収を高めます。 線虫- 小さな生物を食べて、栄養素を植物が利用できる形にしてくれる。ある種の "良い "線虫は、"悪い "線虫を寄せ付けない(悪い線虫は植物の根を食い荒らす) 原生動物- 土壌中のバクテリアを食べている(小さな牛のように)。また、バクテリアを狩ることで、バクテリアの成長を促進させることができます。 ミミズ。栽培室にミミズを連れて来いと言っているわけではありません。しかし、ミミズは土の中でとても重要な存在です。ミミズは栄養分を土壌に取り込み、トンネルを通って空気を入れ、植物の根に水を運ぶのに役立ちます。大麻を育てる土壌の中にも、これらの生物が存在していますが、この自然の循環をありのままに、良質な大麻を栽培しようとしているのが、オーガニック栽培です。 オーガニック栽培をしている大麻農家の方々は、良質な有機質の土を仕入れ、①耕すこと(有益な生物が破壊されてしまうため)②殺虫剤や除草剤の使用③化学肥料の使用などをやめ、ガーデンベッドやコンテナで大事に大麻を育てることで、農薬を用いられた大麻以上の大麻を栽培することに努めています。CBDがオーガニックであるという認証には、USDAがあります。米国農務省が指定したこの認証を取得するためには、CBD企業は特定の抽出プロセスと米国農務省のオーガニック認証を受けた原材料を使用する必要があります。また、オーガニック農作物を栽培する土壌の条件も定められており、過去3年間に渡って殺虫剤や合成肥料などを使用してないことが求められます。 Agricultural Marketing Serviceによると、USDAライセンスを申請するには、必要事項を記入した申請書にFBI犯罪歴報告書のコピーを添えて申請し、生産計画の承認を得る必要があるため、CBD製品の安全性に不安を感じている消費者にとって、USDAのオーガニック認証は最も分かりやすく信頼できる認証の1つとなっています。...

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水にも溶けるナノCBDとは!【原料卸売も実施中】

CBDの原料の理解を深めたい方からの問い合わせが最近増えてきました。 そこで今回は、CBDのナノ化技術について説明していきたいと思います! 1. ナノCBDってなに?   ナノCBDとは、通常100-1000nmであるCBDの分子をより小さくしたCBDのことです。 1ナノメートル(1メートルの10億分の1)~100ナノメートルという単位に分子を小さくする、ナノテクノロジーは、医療、美容製品、ロボット、そしてCBDのような有機化合物などに広く応用されています。 物質を極めて小さなものにする理由は、より体内への吸収を高め、効果の増大を図るためです。 Journal of Controlled Releaseに掲載された2017年の研究では、ナノ化されたCBDは、CBDの吸収を大幅に増加させたという報告も出ており、2016年の別の研究では、ナノ粒子が、カンナビノイドを体内に送り込むための有効な手段であると報告されました。 Folium Biosciences社からは、通常100-1000nm程度の分子を25nmまで小さくすることで、血中に到達する割合が10%のところを50%以上まで引き上げることができると報告されています。また、ナノCBDはドリンクなどの液体に溶かす際も固まらずに攪拌しやすくなります。 ナノCBDの研究結果はまだまだ少ないですが、ナノCBDは、通常のCBDよりも効率的に体内に吸収される傾向があるといえるでしょう。   2.ナノCBD誕生の背景 ~バイオアベイラビリティとは~ (Fizz Drug Informationより引用) ナノCBDを深く理解するためには「バイオアベイラビリティ」という言葉も知っておく必要があります。 バイオアベイラビリティとは「身体に入った物質の吸収効率」を意味します。 Daily CBDによると、例えば、CBDの経口摂取方法では、バイオアベイラビリティは4-20%です。これは、100mgのCBDを摂取した場合、そのうち4%-20%(4-20mg)だけが吸収されることを意味します。 気化して摂取した場合のバイオアベイラビリティは34~46%と比較的高くなります。 CBDのようなカンナビノイドは、水に混ざらない疎水性、脂質や脂肪に結合したり溶解する親油性という性質があります。 ナノ化して小さな粒の方が消化吸収しやすいです。これは、CBDが溶けている油の粒が小さくなることで、体内の酵素や吸収組織との接触面が増え、CBD分子がより早く体内(血液中)に吸収されるためです。 通常のCBDは体内で処理されてからでないと血流に乗らないのに対し、水溶性の分子はすぐに体内で使われます。 アメリカのバイオテクノロジー企業であるCannformaticsの共同設立者兼CEOであるKurek博士は、ネズミを用いた研究で、CBDを口から摂取した場合のバイオアベイラビリティが6倍になったことを2017年に発表しました。...

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合成CBDの製造方法【化学合成 vs 酵母菌による生合成の利用】

合成CBDには大きく分けて二種類あると言われています。 一つ目が化学合成を利用した方法、二つ目が生物学的技術を利用した方法です。今回はこれらによる主なCBDの製造方法について取り上げて、比較してみたいと思います。   1. 一般的なCBDの化学合成経路 アダムスらが1940年に(-)-CBDの分子構造を解明して以来、CBDに対するさまざまな合成戦略が報告されています。 下図のように、CBDは構造的に2つの主要部位、すなわちリモネン部位とオリベトール部位で構成されています(下図)。     ※化学構造において、骨格はC(炭素)であり、基本的にCという表記は省略します。また、骨格に結合したH(水素)も省略します。ただし、状況に応じて、CやHを表記することもあります。 合成戦略ではリモネン部位とオリベトール部位をつなげるという手法をとることが多いです。化学合成技術を用いる場合、これが最も単純な方法だからです。 現在では最も一般的となった(-)-CBDの化学合成経路は1967年にPetrzilkaらによって報告されました。 最も一般的な(-)-CBDの化学合成法は、立体構造の決まったテルペンとオリベトールとの反応(=カップリング反応)を利用した方法です(下図:詳細な反応条件は省略)。 ※立体構造の決まった原料を使用して特定の立体構造の目的化合物をつくる手法をキラルプール法と言います。 CBDの合成によく使用される原料はメンタジエノール(=(+)-p-mentha-2,8- dien-1-ol)というテルペンです(上図)。このメンタジエノールは柑橘類の果皮に多く含まれるリモネン(=(+)-limonene)という天然のテルペンから合成できることが知られています。 上の例では省略しましたが、メンタジエノールとオリベトールとの反応でCBDを合成するには、反応の進行を促進する添加剤として「酸」を加える必要があります。酸がメンタジエノールを活性化し、活性メンタジエノールとオリベトールとのカップリング反応を誘発します。 反応に用いる酸の候補は多数ありますが、できるだけ目的のCBDを多く生成させられる酸が、適切な反応条件(溶媒、温度、時間、原料を混ぜる順序など)とともに、研究者によって探索されました。 1985年、ラファエル博士らは、メンタジエノールとオリベトールの反応においてアルミナに吸着させたBF3・OEt2(=三フッ化ほう素ジエチルエーテル錯体)を酸として用いるとCBDが56%収率で得られることを発見しました(下図)。 カンナビノイド研究の歴史がまだ浅かった30年前でも、この反応によって数十グラムのスケールでCBDを合成することに成功しています(収率46%:※同じ反応条件でもスケールが変わると収率は上下することがある)。 さらに、ZnCl(=塩化亜鉛)やp-TsOH(=p-トルエンスルホン酸)、Zn(OTf)2(=トリフルオロメタンスルホン酸亜鉛(II)=亜鉛(II)トリフラート)などを酸として用いた方法も報告されました。ここでは詳細は省略いたします。 具体的なCBDの合成手順 具体的には、まず、オリベトールと酸を混合し、この混合液にメンタジエノールを加えるという手順で合成反応が実施されました(※なお、先にオリベトールとメンタジエノールを混合してから酸を加えるパターンもあるようです)。 適切な溶剤(希釈剤)とともに適切な温度および適切な反応時間で撹拌後(=溶液を混ぜた後)、反応液を中和および濾過、洗浄して、純度の低いCBDが回収されました。 その後、得られた純度の低いCBDを結晶化させ、高純度のCBDが回収されました。   2. オリベトール酸の類似化合物からCBDを合成する経路 また、他の方法として、大麻草におけるカンナビノイドの生合成(代謝)経路を参考にした合成方法も報告されています。生合成経路ではオリベトールではなくオリベトール酸が反応の中間体として登場します。 実際に、オリベトール酸と類似の構造を持つオリベトール酸エステル(下図)を用いることにより反応が行われた例が報告されています。...

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フルスペクトラムCBDは違法?ブロスペとの違いや効果についても解説

CBDビジネスに参入しようとしている人なら、「CBDアイソレート」「ブロードスペクトラムCBD」「フルスペクトラムCBD」などの言葉を耳にしたことがあると思います。 CBDアイソレートは、大麻に含まれる成分のうち、CBDのみが単離した成分。しかし、「フルスペクトラム」は、「ブロードスペクトラム」と何が違うのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。 この記事では、フルスペクトラムCBDとは一体なんなのか、違法性はないのか、どのような効果があるのかについて徹底解説していきます。   弊社では、CBD事業者様向けにCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBD)などの卸売もしております。 ご興味ある方は、以下をご覧ください。 卸売についてはこちら   1. フルスペクトラム・ブロードスペクトラムの違い まず、「フルスペクトラムCBD」や「ブロードスペクトラムCBD」とは、大麻草からCBDをメインで抽出しようとした際に、その過程で他の成分も抽出されたもの、というイメージです。 そのため、どちらもさまざまな、カンナビノイドやテルペンなどの成分が入っています。では、この両者の違いはなんなのでしょうか。   フルスペクトラムCBDは、THCを含む フルスペクトラムとは、「大麻に含まれる、すべてのカンナビノイドやテルペンなどの成分」を指します。つまり、日本では違法成分である THCも含まれるのです。 フルスペクトラムCBDには、麻に含まれる100種類以上ものカンナビノイド(THCを含む)やテルペン、フラボノイドなどが含まれているため、摂取すると強い効果実感を覚えます。 日本では、THCを自体を所持していることが違法になるため、基本的にはフルスペクトラムCBDを含む商品を購入したり、販売することはできません。     ブロードスペクトラムCBDは、THCを含まない   ブロードスペクトラムとは「THC以外の、カンナビノイドやテルペンなどの成分を含むもの」です。フルスペクトラムとの大きな違いは、THCが入っているかどうか。 そのため、ブロードスペクトラムなら日本で所持もでき、摂取や商品の販売も可能です。   2. 違法なはずなのに、なぜ商品が売られているのか? 前章で解説した通り、THCおよびTHCを含む商品の所持は、日本では違法とみなされます。そのため、フルスペクトラムCBDの商品の購入や製造は、基本的には日本ではできません。 しかし、ECサイト等でフルスペクトラムCBDの商品が出品されているのを、見たことがある人もいるのではないでしょうか。実は、国内でもフルスペクトラムCBD商品を名乗り、商品のCoA(成分分析表)を見ると、「THC非検出」の製品が存在するのも事実です。 もし、国内でフルスペクトラムCBDの製品を見つけたときは、まずその製品のCoAが公開されているかどうかを確認してください。CoAが公開されていて、THCが非検出(ND)と明記があれば、麻薬及び向精神薬取締法上は、合法的な製品とみなされます。...

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【CBD原料解説】合成CBD(天然CBDとの比較)

合成CBDは、大麻草に含まれている同物質と全く同じ構造の化学物質であり、法律で規制されていないため非常に注目されています。 今回は、このような合成CBDについて解説しつつ、大麻草由来の天然CBDと比較していきたいと思います。 1. 合成CBDはリスクがない -大麻取締法の規制がない?- 合成CBDの特徴としては、大麻取締法(※2021年時点)の法律による規制を受けないということ以外に、大麻由来のCBDと比較して規制物質であるTHCが検出される心配がほとんどないということがあります。 そもそも大麻取締法は近年、CBDを取り扱う人にとっては死活問題となっています。 なぜなら、2020年4月以降、厚生局麻薬取締部が、CBD製品の輸入において提出が必要な書類をもとに「大麻に該当しない」と回答した場合であっても、国内検査で後からTHCが検出された場合は「大麻に該当する」ものを輸入したとして処罰の対象にする可能性があるとしているからです。 また、大麻草の茎や種子以外の葉、花穂、枝、根などから抽出・製造されたCBD製品も「大麻に該当する」としています。そのため、天然由来のCBD製品は後々に処罰の対象となるリスクがあるのです。 一方で、合成されたCBDの場合は、その後の処罰のリスクはありません。輸入の際には、CBDが合成により得られたことを示す文書とCBD製品の成分分析書を提出するだけでよいのです。 2. 合成CBDの「合成」という言葉の誤解 合成CBDと聞いて、過度に悪いイメージを持たれる方がいますが、実はここには少し誤解があります。 合成CBDと聞くと悪い印象を持ってしまう理由のひとつに、合成カンナビノイドが闇市場に出回り、問題が発生したことが挙げられます。 闇市場などで流通したことのある合成カンナビノイドのほとんどは、大麻草内に存在する天然のカンナビノイドとは構造が異なり、ヒトに強く作用するようにつくられています。 しかし、昨今、話題となっている一般的な合成CBDとは、大麻草内に存在する天然のCBDと全く同じ構造の天然型CBDに該当します。ですので、闇市場などで流通したことのある合成カンナビノイドなどとは全く異なります。 3. 【比較】合成CBD vs 天然CBD -メリット・デメリット- とはいえ、特定のカンナビノイドオイルを得る方法の中でも栽培した大麻草からの抽出は化学合成よりも環境にやさしい方法です。 また、医学的にも重要視されている「フルスペクトラム」の効果を発揮するのは大麻草に含まれるさまざまなカンナビノイドの相乗効果(=アントラージュ効果)であると言えます。 以下に合成CBDと天然CBDのメリットとデメリットを表にまとめました。 既に欧米諸国では、CBDは一般に大麻抽出物からの精製によって得る方法が主流となっています。また、現時点で化学合成法によるCBDの製造には、大麻草からの抽出に比べて数倍のコストがかかると言われています。 一方で、大麻植物由来のCBDに含まれる可能性のある汚染物質(重金属、農薬)は広く議論されています。植物由来のCBDは、環境が悪いと、このような汚染物質の問題が避けて通れません。 さらに、安定した精製法の確立と一貫した品質管理の実現を目指すとなると、化学合成に利点があります。たとえば、医薬品製造の場合には特に安定供給と生産規模が重要になります。大麻抽出物の化学組成は品種や収穫条件などにより変化するため、このことは安定的に医薬品グレードに適合する品質の実現を実質的に困難にしています。 また、合成戦略は、全く新しいCBD類縁体(構造は似ているがCBDとは別のモノ)や新規カンナビノイドの開発につながりますが、その医学的特性・治療効果は天然のものでは達成できないでしょう。特に、大麻草からの抽出・精製が経済的に実用的ではないような希少なカンナビノイドの生産においては合成戦略の利用が期待されています。 4. 患者からの視点...

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【薬剤師監修👩🏻‍🔬】CBDとテルペン:β-ミルセンとは【卸売も実施中】

CBD商品ページを見ていると、“β-ミルセン配合”や“ミルセン配合”と書かれていることがありますよね? よく目にしますが、β-ミルセンがどんな成分でどんな効果があるのかを、知らない方が多いのではないでしょうか? そこで本記事では、CBDの商品選びに役立つβ-ミルセンの情報を解説します。 本記事を読んであなたにぴったりのCBD商品を見つけましょう! 本記事を読むとわかること β-ミルセンとは何か β-ミルセンをCBDに配合するメリット β-ミルセンを配合しているCBD商品の見分け方 β-ミルセン配合のオススメのCBD商品   なお、本記事は薬剤師資格を保有している方に監修いただきました!そのため、非常に信頼のおける内容となっています。 弊社では、CBD事業者様向けにテルペンやCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBD)の卸売をしております。ご興味ある方は、以下をご覧ください。  卸売についてはこちら   1.β-ミルセンとは何か β-ミルセンはCBDの原料である大麻によく含まれるテルペン類の一つです。 α-ミルセンとβ-ミルセンの2種類がありますが、単にミルセンというとβのほうを指すことが多いようです。 なお、テルペンってそもそも何?という方は以下の記事を読んでください。 【原料販売中】CBDの効果を増大するテルペンとは?【薬剤師監修👩🏻‍🔬】   β-ミルセンの名前の由来 ミルセンは“myrcene”と書きます。ミルキア属 (Myrcia)の植物に多く含まれていることが由来です。 ミルキア属は主に中南米に生息している植物ですので、残念ながら日本の人になじみのある植物はあまりなさそうです。   β-ミルセンを含む代表的な植物 β-ミルセンは、下記などの植物に含まれています。 マンゴー ホップ タイム...

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【薬剤師監修👩🏻‍🔬】CBDとテルペン:d-リモネンとは【卸売も実施中】

CBD商品ページを見ていると、“d-リモネン配合”や“リモネン配合”と書かれていることがありますよね? よく目にしますが、d-リモネンがどんな成分でどんな効果があるのかを、知らない方が多いのではないでしょうか? そこで本記事では、CBDの商品選びに役立つd-リモネンの情報を解説します。 本記事を読んであなたにぴったりのCBD商品を見つけましょう! 本記事を読むとわかること d-リモネンとは何か d-リモネンをCBDに配合するメリット d-リモネン入りCBDを使用するオススメのシーン d-リモネンを配合しているCBD商品の見分け方 d-リモネン配合のオススメのCBD商品 (おまけ)最大20%OFF!期間限定のCBDクーポンの紹介   なお、本記事は薬剤師資格を保有している方に監修いただきました!そのため、非常に信頼のおける内容となっています。 弊社では、CBD事業者様向けにテルペンやCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBD)の卸売をしております。ご興味ある方は、以下をご覧ください。 卸売についてはこちら   1.d-リモネンとは何か d-リモネンはCBDの原料である大麻によく含まれるテルペン類の一つです。 実は自然界では、森の匂いとして有名なα-ピネンの次に広く存在している一般的なテルペンです。 【薬剤師監修👩🏻‍🔬】CBDとテルペン:α-ピネンとは【卸売も実施中】 なお、テルペンってそもそも何?という方は以下の記事を読んでください。 【原料販売中】CBDの効果を増大するテルペンとは?【薬剤師監修👩🏻‍🔬】 d-リモネンの名前の由来 リモネンは、英語ではLimoneneと書きます。名前の由来は、レモンです。 レモンは英語では、“lemon“と書きますが、学問上は”Citrus limon”と書きます。 そう、この“Limon”が由来になってLimoneneという名前になりました。 名前の通り、レモンにたくさん含まれています。 d-リモネンを含む代表的な植物 レモンに多く含まれるd-リモネン。レモン含め、他にも下記などの植物に含まれています。...

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【薬剤師監修👩🏻‍🔬】CBDとテルペン:α-フムレンとは【卸売も実施中】

CBD商品ページを見ていると、“α-フムレン配合”とか“フムレン配合”とか書かれていることがありますよね? よく目にしますが、α-フムレンにどんな効果があるのかを、知らない方が多いのではないでしょうか? そこで本記事では、α-フムレンの効果など、CBDの商品選びに役立つα-フムレンの情報を解説します。 本記事を読んであなたにぴったりのCBD商品を見つけましょう! 本記事を読むとわかること α-フムレンとは何か α-フムレンをCBDに配合するメリット α-フムレンを配合しているCBD商品の見分け方 α-フムレン配合のオススメのCBD商品 (おまけ)最大10%OFF!期間限定のCBDクーポンの紹介   なお、本記事は薬剤師資格を保有している方に監修いただきました!そのため、非常に信頼のおける内容となっています。 弊社では、CBD事業者様向けにテルペンやCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBD)の卸売をしております。ご興味ある方は、以下をご覧ください。 卸売についてはこちら   1.α-フムレンとは何か α-フムレンはCBDの原料である大麻によく含まれるテルペン類の一つです。 単にフムレンと呼ばれることや、α-カリオフィレンと呼ばれることもあります。 大麻に含まれるテルペンとして有名なβ-カリオフィレンと名前が似ていますが、別の化合物です。 なお、テルペンってそもそも何?という方は以下の記事を読んでください。 【原料販売中】CBDの効果を増大するテルペンとは?【薬剤師監修👩🏻‍🔬】   α-フムレンの名前の由来 フムレンは、英語ではHumuleneと書きます。 この名前の由来は、みんな大好きビールの原料として有名なホップ(Humulus lupulus)です。α-フムレンがホップの精油から見つかったために、この名前になりました。 なお、余談ですが、ホップと大麻(麻)はどちらも麻科に属する植物です。嗜好品であるビールとCBDの原料がどちらも同じ分類に属するのは興味深いですね! α-フムレンを含む代表的な植物 ホップにも大麻にも含まれるα-フムレン。他にも下記などの植物に含まれています。 ホップ...

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【薬剤師監修👩🏻‍🔬】CBDとテルペン:α-ピネンとは【卸売も実施中】

CBD商品ページを見ていると、“α-ピネン配合”と書かれていることがありますよね? よく目にしますが、α-ピネンにどんな効果があるのかを、知らない方が多いのではないでしょうか? そこで本記事では、CBDの商品選びに役立つα-ピネンの情報を解説します。 本記事を読んであなたにぴったりのCBD商品を見つけましょう! この記事を読むとわかること α-ピネンとは何か α-ピネンをCBDに配合するメリット α-ピネンを配合しているCBD商品の見分け方 α-ピネン配合のオススメのCBD商品 (なお、本記事は薬剤師資格を保有している方に監修いただきました) 弊社では、CBD事業者様向けにテルペンやCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBD)の卸売をしております。ご興味ある方は、以下をご覧ください。 卸売についてはこちら     1.CBD商品に含まれるα-ピネンとは何か  α-ピネンはCBDの原料である大麻によく含まれるテルペン類の一つです。 似た化合物にβ-ピネンというのもありますが、大麻によく含まれているのはα-ピネンの方です。 なお、テルペンってそもそも何?という方は以下の記事を読んでください。 【原料販売中】CBDの効果を増大するテルペンとは?【薬剤師監修】  α-ピネンを含む代表的な植物 大麻に含まれる成分と聞くと、もしかしてヤバい成分なんじゃないの?と思われる方がいるかもしれません。 実はα-ピネンは、大麻以外の植物にも広く含まれた一般的な成分です。 具体的には下記などの植物に含まれています。 マツ、ヒノキ、スギ、など多くの針葉樹 オレンジ みょうが ローズマリー オレンジやみょうがなど私たちが食べる植物にも含まれる安心の成分です。 α-ピネンの匂い テルペンは香水に用いられているくらいに匂い成分として有名ですね。...

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CBD原料(アイソレート・ブロードスペクトラム・フルスペクトラム・ディスティレート)の製造方法

今回はどのように麻がCBDに精製されて製品となるか、について解説していきます! この記事を読むと、 CBDなどのカンナビノイドがどのように大麻草から分離されて製品化されるのか どのような手法で精製されていれば品質が高くなるのか、もしくはコストが抑えられているのか などということも分かるようになってくるかと思います。 また、異なる抽出法(精製法)に基づくCBDの分類(アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラム)について理解を深めたい方にもおすすめの内容です。   1. CBDの一般的な製造(抽出)工程 簡易なCBD(フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレート)の精製手順は以下の通りです。※メーカーによって手順が異なる場合もあります。 ヘンプバイオマス(粉砕した大麻草由来の原料) ①科学的な抽出 ②余分な脂肪分やワックスなどの除去(ウィンタライゼーション) ③蒸留※過熱による脱炭酸は蒸留前に行う ④再結晶(冷却による結晶化)  それでは、それぞれの工程について詳しく見ていきましょう。 CBDアイソレートとは?ブロードスペクトラムとの違いは?【卸売も実施中】 ブロードスペクトラムとは?【卸売も実施中】 フルスペクトラムCBDとは?【卸売も実施中】   2. 化学的な3つの抽出方法 化学的な抽出とは、原料を適切な溶剤に浸し、原料に含まれる成分を溶出させる方法です。 分かりやすい化学的抽出の例は、汚れた雑巾を水につけておくと雑巾に付着した汚れが水に移って水が濁るという現象です。 この例では、雑巾が麻から得られた原料、水が溶剤、汚れがカンナビノイド(CBD)に相当します。つまり、濁った水がカンナビノイドを含む抽出液にあたります。 つまり、エタノールなどの溶剤(洗浄液)を用いて麻原料からカンナビノイドを引きはがして(=抽出して)、カンナビノイドの溶液を得る工程になります。 化学的な抽出方法は溶剤の種類によって次の3つの方法が有名です。 エタノール抽出 ブタン・プロパンによる抽出 超臨界CO2抽出...

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【薬剤師監修👩🏻‍🔬】CBDとテルペン:βカリオフィレンとは【卸売も実施中】

カンナビスに含まれる化合物はTHCとCBDだけではありません。 他にも、THCとCBDと相乗的に働き、カンナビスを使用することで得られる効果効能をユーザーに提供する重要な化合物があります。 それは、CBNやCBGのような他のカンナビノイドや、β-カリオフィレンやリナロールのようなテルペンです。 これらの化合物は、それぞれ独自の治療上の効果効能を持っています。 テルペンとは? しかし、一緒に使用すると、お互いの治療効果を高めることができます。 良い例として、CBDはTHCの精神作用のバランスを取りながら、THCの効果を高めています。これを「アントラージュ効果」と呼びます。 アントラージュ効果とは? カンナビノイドはテルペンとの相性も良いと考えられており、CBDと相乗効果を発揮する重要なテルペンの一つが今回紹介するβ-カリオフィレンです。 弊社では、CBD事業者様向けにテルペンやCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、水溶性CBD)の卸売をしております。ご興味ある方は、以下をご覧ください。   卸売についてはこちら   1. β-カリオフィレンはどこで手に入りますか? β-カリオフィレンは、多くの植物に含まれる精油です。 β-カリオフィレンは、オレガノをはじめ、クローブ、ブラックペッパー、マラバトリム、シナモンなど、食用ハーブに含まれています。 また、この精油はホップやコットンにも含まれています。そして、β-カリオフィレンは、ローズマリーやラベンダーなどの緑の葉物野菜にも含まれています。もちろん、β-カリオフィレンはカンナビスにも含まれています。 β-カリオフィレンの特徴は以下のようになっています。 見た目は無色透明の油性の液体 ウッディでスパイシーな甘い香り アロマの強さは中程度 胡椒、スパイシー、柑橘系、ミント系の香り アルコールに溶ける 水には溶けない 2. β-カリオフィレンの治療効果は? β-カリオフィレンには多くの治療効果があると考えられています。 抗炎症作用 鎮痛剤...

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