流行中のカンナビノイド・THCBとは何者なのか?
簡潔にまとめました。
1. THCBとは何か? 2. THCBの効果効能 3. THCBの化学構造 4. THCBの安全性 5. THCBの副作用 6. THCBは薬物検査に引っかかるか? 7. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様 8. オリジナル原料のご紹介(CRD) |
1. THCBとは何か?
THCBとはテトラヒドロカンナビヘキソール(Tetrahydrocannabutol)の略で
大麻に微量に含まれる天然のカンナビノイドです。
イタリアの研究チームP Lincianoら(2019)が大麻植物からの単離に成功しました。
(https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acs.jnatprod.9b00876)
ちなみにTHCPやTHCHの単離に成功したのも同じ研究チームです。
ヘンプや大麻に含まれるTHCBはごく微量であるため市場に出回るTHCBのほとんどは他のカンナビノイドから合成されたものと考えられます。
強い精神作用を持つと言われています。
2. THCBの効果効能
THCBの効果についてはまだあまり分かっていません。
THCBを発見したチームによると
THCBを発見したチームによって
THCBはΔ9-THCと同様にCB1受容体、CB2受容体に作用することが報告されています。
またマウスを使った実験では鎮痛作用と抗炎症作用を持つ可能性が示唆されています。
また一般のユーザーのレビューによると
・多幸感
・リラックス感
・鎮痛作用
・強いハイ
・抗不安作用
・睡眠補助
があると報告されています。
効果は「Δ9-THCと同等程度だ」とするレビューもあれば
「Δ9-THCより強い」というレビューもあるため判然としません。
3. THCBの化学構造
THCBはアルキル側鎖に4つの炭素を持つΔ9-THCの同族体です。
通常のΔ9-THCはアルキル側鎖に5つの炭素を持っており
この炭素数が増えるとより強い精神作用を持つと言われています。
そのためTHCBはΔ9-THCより弱い精神作用を持つと予想されますが
実際にはΔ9-THCより強い作用を持っているという報告もあるため
このあたりは不明です。
4. THCBの安全性
現時点でTHCBの安全性は不明です。
ほとんど研究の行われていないマイナーカンナビノイドであるため安全性が確認されるまではしばらく時間がかかるでしょう。
現時点ではTHCBによる重大な健康被害は見つけられず
THCOのような健康被害を引き起こす可能性も指摘されていません。
ただ今後有害性が見つかる可能性もあるため
使用にはリスクが伴うことを忘れないようにしてください。
5. THCBの副作用
現時点で副作用は不明です。
一般ユーザーのレビューによると
・バッドトリップ
・目が乾く
・頭痛
・長すぎる精神作用
などが報告されています。
6. THCHは薬物検査に引っかかるか?
薬物検査では、THCの代謝物である11-ヒドロキシ-THCを調べます。
THCBがTHCと同じ代謝物を生成するかは不明ですが、THCの代謝物と同等もしくは類似の代謝物を生成する可能性があり、薬物検査で表示される可能性があります。
7. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
8. オリジナル原料(CRD)のご紹介
最後に自社製造のおすすめ原料、CRDを紹介させて頂きます。CRD(Crystalization Resistant Distillate)は4種類のカンナビノイドを含む、ディストレート原料です。
4種類のカンナビノイドを含有するため、CBD単体より強い体感(アントラージュ効果)を期待できます。
また、常温で液体に近いため、カンナビノイドの結晶化を抑制でき、CBD市場で需要の高まりつつある高濃度ベイプリキッドやオイルなど、様々な用途にご利用いただけます。
ご関心のある方は以下のURLよりご覧頂ければ幸いです。