このサイトでは、お使いのブラウザの対応に制限があります。Edge、Chrome、Safari、Firefoxへの切り替えをお勧めします。

ご注文商品は、通常3営業日以内に発送致します。卸販売は5万円以上ご購入で送料無料です。

CBDが睡眠に有効といわれる根拠②

カンナビジオール (CBD) は、睡眠改善に使用されることが多い。

引用:CBDの用途はリラクゼーション・睡眠改善・不安軽減・健康増進・抑うつ軽減であることが明らかに

 

弊社はCBDの訴求方法の中に、「睡眠に関連する障害に対しての有益である可能性」を提示している。この根拠を示すため、以下の論文を紹介する。

 

研究内容

慢性不眠症患者(症状3ヶ月以上)の治療における、カンナビノイド抽出物の2週間に亘る夜間舌下投与の安全性と有効性を評価した。

 

方法

2週間の各研究腕の間、参加者は希望する就寝時間の1時間前に舌下で0.5 mLのZTL-101またはプラセボを自己投与した。医師の承認を得た場合、参加者は投与量を倍増させることが許可された。投与量のさらなる増加は不可能だが、減量は可能だった。

ZTL-101は、THC 20 mg/mL、CBN 2 mg/mL、CBD 1 mg/mLを含み、大麻植物から抽出された天然のテルペンを含む製剤で、希釈剤として医薬品グレードの向日葵油が使用されている。

参加者は、ZTL-101またはプラセボに2週間ランダムに割り付けられた。さらに、参加者は1週間の洗浄期間を経て、別の試験群に移行し、さらに2週間投与された。すべての参加者と治験責任医師は、ZTL-101とプラセボのどちらが投与されたかについて盲検化されていた。

また、プラセボは、同じ大麻植物から抽出されたテルペンを含んでいるが、カンナビノイドは含まれておらず、ZTL-101とできるだけ匂い、味、色が似るように配慮されている。

睡眠の質および量の測定は、以下の方法で行った:

①Self-reported:
睡眠日誌による自己申告測定方法

②Actigraphy:
腕時計構造の超小型加速度センサーで、生活活動数の自動記録をする

③Polysomnograohy:
睡眠に関する生体現象について、脳波や眼球運動、筋電図、呼吸運動など、複数の指標を同時に測定・記録する

 

測定指標

 

睡眠の量と質を測定するための指標は以下: 

❶入眠潜時(SOL)
電気を消してから眠りに落ちるまでの時間

❷睡眠総時間(TST)
一晩中に実際に眠っていた時間の総計

❸睡眠中覚醒時間(WASO)
寝入ってから最終的にベッドから離れるまでの間に覚醒していた時間の総計

❹睡眠効率(SE)
電気を消してから、起床してベッドから離れるまでの期間に実際に睡眠していた時間の割合

❺覚醒指数(AI)
電気を消してからベッドから離れるまでの間の睡眠時間あたりの覚醒回数の合計

結果

23名(n=20女性、平均年齢53±9歳)が本実験を完了した。重篤な有害事象は報告されなかった。

2週間投与終了後のISIスコアは、プラセボ偽薬と比較しカンナビノイド抽出物の方が有意に低かった(=不眠重症度が改善された)。

Self-reported法における、SOLスコアはプラセボ偽薬と比較し減少(=より早く眠りについた)、TSTスコアが改善された(=より長く眠れた)。

Actigraphy measure法においては、WASOスコアがプラセボ偽薬と比較しカンナビノイド抽出物の方が有意に低く(=中途覚醒の減少)、TSTスコア&SEスコアが改善された(=より長く眠れ、睡眠効率も改善)。

 

結論

カンナビノイド抽出物の2週間の夜間舌下投与は、良好な忍容性(副作用が比較的軽く、十分に許容できること)を示し、慢性不眠症状患者の不眠症状と睡眠の質を改善する。”

 

青い背景の文章は以下の論文から引用

タイトル  Treating insomnia symptoms with medicinal cannabis: a randomized, crossover trial of the efficacy of a cannabinoid medicine compared with placebo
公開日 11, Jun, 2021 (Online)
著者 Jennifer H Walsh
Kathleen J Maddison
Tim Rankin
Kevin Murray
Nigel McArdle
Melissa J Ree
David R Hilman
Peter R Eastwood
研究機関 Centre for Sleep Science, School of Human Sciences, University of Western Australia, Crawley, WA, Australia
West Australian Sleep Disorders Research Institute, Department of Pulmonary Physiology and Sleep Medicine, Sir Charles Gairdner Hospital, Nedlands, WA, Australia
・School of Population and Global Health, University of Western Australia, Crawley, WA, Australia
・School of Psychological Science, University of Western Australia, Crawley, WA, Australia
・Flinders Health and Medical Research Institute, College of Medicine and Public Health, Flinders University, Adelaide, SA, Australia
引用元URL 外部リンク

 

著者プロフィール

駒形俊太郎

問い合わせ


以下のフォームより、原料に関するご質問やOEMのご依頼などお気軽にお問合せください。

高品質で透明性のあるCBD原料の卸販売

ご購入はこちら