CB1アンタゴニストが幅広い依存性薬物に有効といわれる根拠①
弊社は、THCV等のCB1アンタゴニストの訴求方法の中に、「薬物依存に対しての有益である可能性」を提示している。この根拠を示すため、以下の論文を紹介する。 内容 肥満とタバコの使用は、先進国における罹患率と死亡率の最も防止可能な要因である。 カンナビノイドCB1受容体のブロックが動物の摂食行動やニコチンの自己投与を減少させることが示されており、この新しい薬剤には非常に大きな関心が寄せられている。 さらに広く、内因性カンナビノイドシステムは多くの重篤で頻繁な臨床疾患に関与しているとされている(表1)。 したがって、内因性カンナビノイド伝達のブロックは、さまざまな医学分野で利益をもたらす可能性がある。 表1 カンナビノイドCB1拮抗剤/逆作動薬の可能性のある治療適応 肥満(Christensen et al. 2007; Van Gaal et al. 2008) 脂質異常症(Despres et al. 2008; Van Gaal et al. 2008) 代謝症候群(Despres...