ポルトガルの大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. ポルトガルで大麻は合法?
ポルトガルでは医療用大麻は合法となっています。また、嗜好用大麻は違法ですが、非犯罪化されています。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
2001年、ポルトガル政府は薬物に関する法律を制定しました。この法律により、すべての薬物(および大麻)の嗜好用目的での消費と所持が非犯罪化されました。
現在、嗜好用目的で少量の大麻を所持・使用することが非犯罪化されています。
少量の基準は、使用可能な大麻20g〜25gまでとされています。
また、法律上、「少量」とは、10日間にわたる個人の消費に必要な量を超えないものと記述されています。
しかし、嗜好用大麻は合法化されていないため、必ずしも起訴されないわけではありません。
3. 医療大麻に関する規制
2018年6月にポルトガル政府によって、医療用大麻が合法化されました。この法案により、医師によって処方された場合にのみ患者は医療用大麻の製品を受け取ることができます。
また、処方される医療用大麻の製品は、政府機関であるInfarmedからのライセンスが必要となります。Infarmedはポルトガル保健省の一部門で、公衆衛生を守るために医薬品や健康食品の規制、管理、評価を担当しています。
他のすべての従来の治療がうまくいかない場合にのみ医療用大麻による治療が許可されます。
ポルトガルでは、以下のような症状に悩む患者が、医療用大麻を使用することができます。
・慢性的な痛み
・がん治療
・PTSD
・その他の症状(医師により判断されます)
また、政府は大麻とその治療効果の可能性に関する科学的研究を支援することを発表しています。
4. 大麻の栽培に関する規制
ポルトガルは2001年の薬物政策の変更を議論する中で、個人使用目的の大麻の栽培を非犯罪化することを検討しました。
しかし、法案は成立せず、現在も大麻の栽培は違法なままとなっています。また、栽培用の道具や設備の販売も禁止されています。
ポルトガルで大麻を合法的に栽培するには、工業用大麻製品の生産と販売ライセンスが必要となります。
いかなる理由でも個人的な栽培、ライセンスなしの栽培は犯罪となり、重罪となります。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
ポルトガルでは大麻を使用しての運転は固く禁じられています。
大麻影響下での運転は他の薬物使用下の運転同様の罰則が伴います。
薬物の影響下での運転は以下の罰に処されます。
・500ユーロから2,500ユーロの罰金
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場で大麻を使用することは例え、医療目的であったとしても違法です。
医療用大麻の使用も私有地や特定の場所で行う必要があります。
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世界の最新トレンド・大麻観光について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アメリカの最新の大麻シーンについて知りたい方は以下をご覧ください。
【2023年版】アメリカの大麻のすべて – tokyo mooon
tokyo mooonのアメリカ拠点のあるオレゴン州の大麻観光に役立つ記事は以下です。
アメリカ・オレゴン州の大麻観光を合法的に楽しむためのツアーガイド – tokyo mooon
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