アメリカ・コネチカット州の大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. コネチカット州では大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. コネチカット州では大麻は合法?
コネチカット州では医療用、嗜好用ともに大麻は合法です。
2012年に医療用大麻、2021年に嗜好用大麻の合法化が承認されました。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
コネチカット州では、2021年に嗜好用大麻が合法化されました。この法律では、21歳以上の成人は、娯楽目的のために大麻を使用し、所持することができます。また、他の成人に大麻を譲渡することもできます(対価として支払いがない場合に限る)。
所持・使用制限は以下の通りです。
コネチカット州では、21歳以上の成人は、以下の種類の嗜好用大麻を組み合わせて所持することができます。
使用可能な大麻1.5オンス(約43グラム)
自宅の密封された容器などに使用可能な大麻5オンス(約140グラム) 大麻の濃縮物7.5グラム
2021年、コネチカット州の有権者により「上院法案1201号 」(RERACA)が承認され、コネチカット州でレクリエーション用大麻が合法化されました。この法律では、21歳以上の成人がレクリエーション目的で大麻を使用、所持、他の成人に贈与することが認められています。
3. 医療大麻に関する規制
コネチカット州では、2012年に有権者が「コネチカット医療用大麻法」を承認して以来、医療用大麻が合法化されました。この法律により、医師から推薦された場合、大麻の医療利用が認められました。
また、コネチカット州のプログラムの規定内で活動する患者、介護者、医師、看護師は、民事および刑事上の罰則から法的に保護されています。同様の法的保護はコネチカット州内の、研究室、スタッフ、およびその他の認可された団体にも設けられています。
コネチカット州では嗜好用大麻は合法ですが、医療患者として認定されるには、以下のような適格な条件を満たしている必要があります。
- 癌
- 緑内障
- HIV/AIDS
- パーキンソン病
- 多発性硬化症
- てんかん
- 悪液質
- クローン病
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 難治性痙性
- 終末期医療を要する末期疾患
4. 大麻の栽培に関する規制
家庭での嗜好用目的としての大麻の栽培は法律で認められていますが、栽培を実際行うことが許されるのは2023年7月1日以降となっています。2023年7月1日以降、成人は1世帯あたり12本の大麻草(成人一人の場合6本の大麻草)まで栽培できるようになります。
しかし2023年までは、自宅での栽培は禁止されており、民事上の罰金で処罰されます。2023年7月1日以前のコネチカット州での、大麻草栽培に対する罰則は以下の通りです。
・初犯の場合:書面による警告
・再犯の場合:500ドル以下の罰金(軽犯罪)
現在、医療用大麻患者またはその介護者、18歳以上の登録患者は、最大6本まで大麻草を栽培可能です。しかし1世帯で12本以上の大麻草を栽培することはできません。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
コネチカット州では大麻の使用は合法ですが、その影響下で運転することは合法ではありません。
警察官による薬物検査に応じない場合、飲酒運転で有罪になった場合と同様、免許停止などが課されます。運転手は、警察官に薬物検査を命じられた場合、血液検査か尿検査のどちらかを選択できますが、検査に応じる前に弁護士に相談する権利はありません。
また、検査拒否は、裁判では有罪の証拠として認められます。
大麻使用下での運転の罰則は以下の通りです。
初犯:
500ドル以上1000ドル以下の罰金、6カ月以下の禁固刑が科されます。また、1年間の免許停止となります。
2回目の違反(10年以内):
1000ドル以上4000ドル以下の罰金、2 年以下の禁固刑(そのうち120日はいかなる場合でも執行猶予、減刑されません)が科されます。また、3年間の免許停止となります。
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場で大麻を使用することは違法です。しかし、いくつかの制限付きで、公共の場で大麻を使用することが可能です。多くのコネチカット州の自治体では、タバコの喫煙が許可されている場所では、大麻の使用も許可されています。
しかし、コネチカット州内の全自治体で大麻の使用が許可されているわけではないので注意しなくてはなりません。
また州や自治体が所有または運営する建物、教育施設、大学などでは喫煙(大麻など)を完全に禁止しています。
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