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CBDは自己免疫疾患に効果ある?身体調節機能(ECS)の働きで症状緩和に期待

自己免疫疾患とは、人が本来持ち合わせている、有害な細菌や病気から身を守る免疫機能が正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気です。CBDには身体調節機能があり、この機能が免疫機能を整えてくれると考えられています。

自己免疫疾患の中でも、特に多発性硬化症に関しては、症状として現れる痙攣を緩和させるCBD口腔スプレーが海外にて販売されています。

 

CBDの身体調節機能により自己免疫疾患の改善を促せる?

自己免疫疾患の原因は、2022年現在でも不明とされています。(厚生労働省のHPより)免疫機能に問題が生じることで発症する病気は、意外と多岐に渡ります。

・慢性関節リウマチ

・全身性エリテマトーデス

・皮膚筋炎

・シェーグレン症候群

・多発性硬化症

・一型糖尿病

・橋本病

・バセドウ病

・強皮症

・移植片対宿主病


CBDオイルを販売している神戸の三上内科クリニックによると、上記の疾患の中でも「多発性硬化症」に対するCBDの臨床報告例は多く、一定の効果があると考えられているようです。

人間の体内には「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」という内因性カンナビノイド(CBDに類似したもの)が存在しています。このシステムは身体調節機能として働いており、人間の食欲、睡眠、性行動、免疫、感情、運動機能、発達、老化、認知、記憶などをコントロールしています。

そのため、植物性カンナビノイドであるCBDを摂取することで、人間の身体機能を調節できると考えられているのです。つまり、免疫機能に問題が発生することで生じる自己免疫疾患に有効な可能性があります。

内因性カンナビノイド系

出典:内因性カンナビノイド系|日本臨床カンナビノイド学会

自己免疫疾患の治療は、生活習慣を整え、コルチコステロイドやプレドニゾンなどの免疫系を抑制する薬を服用することで経過を見ることが一般的です。その一方で、薬による治療ではなくできるだけ自然なものを摂取して改善していきたいという人もいるでしょう。

CBDオイルは、麻に含まれているカンナビノイドを抽出し、MCTオイル(※)と混ぜ合わせたもの。植物から取れる抽出物なので、オーガニック志向の人にもおすすめです。

※MCTオイル:中鎖脂肪酸油だけを取り出した食用油のこと

まだ研究ベースなため、CBDが自己免疫疾患の治療に有効かどうかの確実性は定かではありませんが、不眠症や関節系の痛みどめなどとして、実際にさまざまな疾患の治療のサポートとして利用している人も多くいます。

ただし、治療薬とCBDオイルを同時に摂取する際、薬物相互作用により身体に異変が起こる可能性も否めません。CBDオイルを摂取してみたいと思った場合は、必ずかかりつけの病院に相談しましょう。

 

参考

出典:自己免疫系疾患|MSDマニュアル家庭版
出典:CBDオイル|三上内科クリニック

 

CBDは一部の自己免疫疾患に有効?

自己免疫疾患の中でも、特にCBDによる効能の研究が進んでいるのが、多発性硬化症と1型糖尿病。この章では、この二つの疾患とCBDの関係についてご紹介していきます。

CBDが自己免疫疾患の治療に役立つかどうか、まだ研究段階とは言えども、疾患の種類によっては人の病気のケア用に開発・販売されているCBD製品があるのも事実。CBDは、きちんと治療のサポートになるものとして認められつつあります。

 

多発性硬化症|症状緩和にCBD口腔用スプレーが販売されている

サティベックス

 

CBDは、多発性硬化症患者が悩まされている痙攣発作を軽減することができると言われています。

海外では、多発性硬化症に対するCBDの有効性が既に認められており、「サティベックス(別名:ナビキシモルス)」という多発性硬化症専用のカンナビノイド口腔用スプレーが、販売されています。イギリスの製薬会社GWファーマシューティカルズによって開発されました。

サティベックスには、CBDだけでなく日本では違法成分のTHCが含まれているため、2022年現在、日本では販売されていません。ですが確かに特許取得済みの医薬品なため、基本的には人が安心して使用することのできるものです。

厚生労働省が公開している情報によると、通常の治療に加えてナビキシモルスを投与した約3分の1の患者のうち、痙攣が30%以上改善されたことが2010年の研究で明らかになりました。

このことを踏まえると、日本にいる多発性硬化症を患っている患者さんは、かかりつけの医師に相談した上でCBDオイルを試してみる価値があるかもしれません。



参考

出典:大麻(マリファナ)とカンナビノイド|厚生労働省eJIM


糖尿病|CBDは1型糖尿病の発症率を低下させる

CBDは、免疫機能に原因があって発症する「1型糖尿病」への有効性も期待されています。私たちが一般的にイメージする糖尿病は、「2型糖尿病」と呼ばれるストレスや肥満、運動不足などライフスタイルの乱れが原因で起こる場合がほとんど。
1型糖尿病と2型糖尿病

出典:糖尿病とは|国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター

 

2007年に公開された研究では、人の1型糖尿病に類似している、雌マウスが持つ「NOD」と呼ばれる尿病の発症率をCBDが低下させることがわかりました。

また同時にCBDは、炎症反応を促進する働きを持つ「炎症性サイトカイン」を減少させることも明らかになっています。サイトカインとは、免疫系細胞から分泌されるタンパク質のことです。

これらのことから、CBDが1型糖尿病の治療薬として使用できる可能性があると言われています。

 

参考

出典:Cannabidiol arrests onset of autoimmune diabetes in NOD mice|National Library of Medicine
出典:サイトカイン|公益財団法人 腸内細菌学会

 

実際にCBDは免疫力を高めるのか?副作用はある?

一章では、CBDにエンド・カンナビノイド・システムという身体調節機能が備わっているとお話しましたが、この機能が実際に免疫力を高めてくれるかというと、まだ研究段階ではあります。

一方で、睡眠障害や不安を抱えていた人が、実際にCBDオイルを使用し改善されたと感じている人が多いことも事実です。身体の異常を察知し調節してくれている可能性もあります。現にCBDは、免疫抑制特性を持っていると発表している論文も。

気になるCBDの副作用ですが、世界情報機構(WHO)もCBDの安全性については認めており、「良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある」と報告しています。

大阪の心療クリニック「クリニック千里の森」によると、以下の副作用が発生することも考えられると言われています。

・倦怠感

・眠気

・めまい

・離人感

・軟便

・多動

・イライラ

・頻脈

 

多量摂取することでこれらのような症状が出てしまう可能性もありますが、基本的には安全性が高いと言われているCBD。

免疫機能の低下が原因で発症した病気を患っている人は、かかりつけの医師に相談した上で、少量からCBDオイルを試してみるとよいでしょう。

参考

出典:Cannabidiol for the Prevention of Graft-versus-Host-Disease after Allogeneic Hematopoietic Cell Transplantation: Results of a Phase II Study|National Library of Medicine
出典:CBDオイル使用前に知っておきたい6つのこと|クリニック千里の森

 

 

tokyo mooon CBD商品のご紹介

tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!

主な商品としては、

・CBDべイプ
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がございます。

カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。

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CBD商品卸売販売のご案内

tokyo mooonではCBD原料販売・OEMサービスの他に、弊社tokyo mooonオリジナルCBD商品(既製品)の卸売販売を行っております。

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OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

①合法性と安全性

②製造工程における各種認証

③信用・実績のあるサプライヤー

 

①合法性と安全性

・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み

・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能

・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供

・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

 

②製造工程における各種認証

・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)

・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)

・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)

・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

 

③信用・実績のあるサプライヤー

・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入

・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

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