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【業界ニュース】CBD・ヘンプ業界で巻き起こる海外、国内動向まとめ(11/1〜11/7)

約5分で国内外のCBD業界のホットトピックが丸わかり。
11/1週も盛りだくさんの最新の市場動向をお届けします。 

 

1. 海外動向

1-1. ニューヨーク初の嗜好用大麻ディスペンサリー、近々認可される可能性濃厚

 

ニューヨークの嗜好用大麻ディスペンサリーライセンスは、約2週間以内に承認される可能性があると、規制当局のトップが11月3日に述べ、今後の大麻取締委員会(CCB)の会議の計画を予告しました。

 

まだ正式に予定・発表されているものではありませんが、CCBは11月21日に会合を開き、条件付きで嗜好用ディスペンサリー(CAURD)ライセンスの最初の申請を承認する可能性があると、大麻管理局(OCM)のアクセル・ベルナベ氏は述べています。

 

CCBのトレメイン・ライト委員長も同様に、11月3日の別のパネルで、麻薬戦争の影響を不当に受けてきた人々が所有する最初の大麻ディスペンサリーを今年中にオープンすることに対して「目標通り、年内に開店する店舗があります。NY州内150店舗がオープンするまでオープンし続けます。」と述べています。

 

これは、OCMが嗜好用大麻ディスペンサリーのガイダンスを発表した数日後のことで、CAURDのライセンシーが、規制内容が正式に決定される前にディスペンサリーの運営の計画を支援するためのものです。

 

会議では、中小企業や司法に携わる起業家に平等な参入機会を提供することの重要性が多くの話題となった。そのために、キャシー・ホーチュル州知事(民主党)が2億ドルの官民社会公平基金を設立し、州の市場平等の達成に貢献すると関係者は述べました。

 

州当局が9月に州初の大麻小売業者ライセンスの申請受付を1カ月間で終了し、麻薬戦争で被害を受けた人々が経営する903の事業者が申請書を提出しました。

 

11月末に予定されている最初の認可で、どれだけの条件付きライセンスが上がるかは不明だが、関係者によると、応募者数を拡大する前に、合計150人を選抜する予定だそうです。

 

 
⚫特別小売免許の取得条件⚫

・NY州での合法化以前に大麻関連の犯罪に直面したことがある、又はそのような有罪判決を受けた直系親族がいる

・適格なビジネスの運営経験がある

・大麻で逮捕されたものの、より軽い罪で有罪判決を受けた者

 

 

 

 
⚫CAURDライセンスを取得者の利得⚫


・2億ドルのSocial Equity Cannabis ファンドを利用できる
・現在DASNYが確保・構築中のターンキー店頭を利用することができる

 

 

さらに、規制当局によると、CAURDライセンスのうち最大25件は、対象となる非営利団体(特に、司法関係者に奉仕し、彼らのために職業機会を創出した歴史を持つ団体)に提供されることになっているといいます。

 

CAURDライセンスの申請開始を前に、ニューヨーク市長は先日、麻薬戦争の影響を最も受けた起業家を支援することで、大麻産業の公平性を促進する新しいプログラムの開始を発表しています。

 


⚫大麻ニューヨーク構想⚫
・これからディスペンサリーを開業しようとする人が免許の申請手続きを完了するのを支援することを目的

・“免許取得後の支援“として、“意欲的な大麻起業家を、技術支援とともに、事業の成功を支援する無償のサービスに繋ぐ

 

一方、CCBは8月に州の嗜好用大麻加工業者免許の第一号を承認しています。

 

9月には、医療用大麻患者を対象とした家庭用栽培規則の制定と、条件付き大麻加工・栽培事業者の再申請が決議されました。6月には、CCBは大麻の包装、ラベル付け、広告、検査要件に関する一連の規則案も承認しました。

 

知事は1月に発表した「State of the State」において、急成長する州の大麻市場における社会的公正を特に促進するために、2億ドルの官民ファンドを創設することを呼びかけました。

 

この提案は、1月に発表された知事の行政予算にも引用されています。

 

この予算では、ニューヨークは今後6年間で12億5000万ドル以上のマリファナ税収を得ることができると推定しています。

 

ホーチュル氏は、「昨年の合法化以来、大麻ビジネスのライセンスはまだ承認されていないが、市場は数十億ドルを生み出す見込みであり、"すべてのニューヨーカー、特に歴史的に疎外されたコミュニティーの人々に機会を創出する "ことが重要である。」と述べています。

 

OCMはまた、大麻政策の変更に関する公教育を促進するためのPSAを発信しており、7月のNBAファイナルの試合中にニューヨークの大部分で放映された、税金が投入された初の大麻広告もその一つです。この広告では、大麻の犯罪化がもたらす人種差別的な害を大胆に取り上げ、州の規制当局が禁酒法の誤りを正すために取っている措置を強調しました。

 

CCBはTikTokで大麻PSAキャンペーンを紹介したいと考えているが、以前同社から、「大麻 」という言葉の使用を禁止しているため、このプラットフォームを使用できないと言われた過去があります。当局は最近TikTokに書簡を送り、公教育に関わる政府の大麻関連広告の方針転換を要請しています。

 

ここでは、大麻の小売販売実施に向けて、ニューヨークの議員や規制当局が薬物政策改革を推進するために行っているその他の方法を紹介します。

 

7月、ホーチュル氏は、大麻産業での雇用確保を目的としたコースやプログラムの開発・改善を支援するため、州からコミュニティカレッジに500万ドルの資金提供があったことを発表しました。

 

大麻産業とアメリカでの麻薬戦争と人種差別問題、様々な形で平和的で公平な方向へ向かっていますが、深い確執のある問題。どの様に動いていくのか、目が離せないですね。

 


1-2. アメリカ・SAFEバンキング法、大麻産業に金融革命をもたらす可能性


 

 

議会の残り数カ月は、アメリカの大麻業界にとって1年で最も素晴らしい時期になるでしょう。

 

ジョー・バイデン大統領が大麻の規制見直しと大麻所持の恩赦についてサプライズ発表したことに加え、 11月8日に成人用大麻の合法化に向けて多くの州が投票する可能性があります。

 

民主党の議員や株式アナリストは、大麻産業の銀行改革といった長年の課題がようやく取り上げられるだろうと肯定的に捉えています。

 

ニューヨークの投資銀行会社カントール・フィッツジェラルドのマネージングパートナー、パブロ・ズアニック氏は、バイデン氏の発表後の 10月3日のメモで、「勢いのある発言、生まれた期待、さまざまな支援団体からの激しいロビー活動を考えると、上院民主党はこれを実現したいと考えている。」と書いています。

 

同記事は、「チャック・シューマー上院院内総務が7月に提出した 大麻管理・機会法案は、大麻を規制薬物法から外し、米国食品医薬品局に大麻の規制を指示し、州が大麻に関する独自の法律を保持または作成できるようにするという、連邦政府の大規模な合法化法案だ」とも付け加えています。

 

Morning Consultがアメリカ銀行協会(ABA)と共同で収集した最近の調査結果によると、回答者の66%が「大麻ビジネスが、大麻が合法である州において当座預金やビジネスローンなどの銀行サービスを利用できるようにする法案を議会が可決することを支持する」と回答しました。

 

もし可決すれば、SAFE Banking Plus、またはSAFE Bankingのいくつかのバージョンが、実施後は業界に変革をもたらす可能性もあります。

 

Safe Harbor社は、規制対象の大麻産業に金融サービスを提供するリーダー企業であり、30億ドル以上の取引総額を処理した業界トップの大麻金融技術プラットフォームであるAbacaを3000万ドルで買収する契約を締結したことを発表しました。

 

Abaca社は、銀行業務とコンプライアンスの専門家が最新のクラウドホスティング技術を使って構築したデジタルファーストの商業銀行ソリューションで、最先端の銀行・金融ソリューションへのアクセスを革新することにより、大麻銀行業務を円滑にしていきます。

 

2017年に設立されたAbacaは、FDIC保険付き銀行パートナーと連携し、単一の薬局から複数州および全国規模の事業者に至るまで、従来の銀行サービスを利用可能にします。

Abacaの人、プロセス、およびテクノロジーは、スポンサー金融機関に完全な大麻ソリューションを提供し、規制リスクを大規模に管理します。

これにより、Abacaは大麻ビジネスに特化した金融・財務サービスを、安全なデジタルプラットフォームを通じて業界に提供することができます。

 

 

Safe Harborの幅広い金融サービス

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Abacaの業界をリードする革命による変化

 

 ・大麻事業者向けの包括的かつ合理的な銀行ソリューションが実現

・小売店などの事業者が、安全性や会計上の課題だった現金のみの運用から解放

・従来の銀行融資や会計などの金融サービスもいずれは利用できるようになる

・デスクトップおよびモバイルバンキング、財務管理、支払処理、現金処理、物流、そして今四半期末に開始する新しい給与支払いサービスを提供する予定

・大麻産業で経験を積んだフィンテック企業の経営幹部が増える

 

 

Safe Harborの創業者で最高経営責任者のサンディ・シーフライドは、

 

「私たちは、Abaca社の買収合意を発表できることを嬉しく思っています。私たちは、Danと彼の素晴らしいチームと協働し、彼らが革新的な大麻フィンテックのリーダーへと成長するのを目の当たりにしてきました。

 

大麻特化の銀行・金融プラットフォームのエコシステム、独自技術、金融機関や銀行との強力な関係、経験豊富な創業者主導の経営陣により、Abacaは、完全な大麻フィンテック・エコシステムの構築において、当社の能力とサービス提供を拡大するための大きな前進を助ける最適なプラットフォームだと信じています。」

 

と、語っています。

 

Safe Harborは、最近のNASDAQ上場と経営陣への重要な追加に続いて、規制された米国大麻産業への準拠した資金調達と銀行業務の提供において、全国的にリーダーとなるべき立場にいます。

 

Abacaの共同創業者兼CEOであるダン・ローダは、

 

「Safe Harborと手を組むことで、必要不可欠な金融サービスと革新的で手頃なソリューションで大麻コミュニティを強化するという当社の使命をより良く進めることができます。」

 

と述べています。

 

次々に革新的でエコな変化が巻き起こる米大麻業界、アメリカ人は大胆な発想で革命を起こすと言ったら起こすので今後の動きにも大注目ですね。

特にアメリカでの大麻業界金融革命は刻一刻と前に進んでいる印象です。

 

1-3. イギリス、25棟の新築ヘンプハウスに住宅所有者が入居

 

イギリスの建築請負業者は、これまでで最大規模の持続可能な住宅開発プロジェクトとして、ヘンプクリートパネルを使用する予定だった25戸の住宅のうちの最後1戸を完成させたと発表しました。

 

この住宅は、イギリスのレガシーグリーンビルダーであるグリーンコア建設が開発したプレフォーミングパネル「Biond」というシステムで建てられました。

 

グリーンコア社によると、オックスフォードシャー州サウスムーアの開発地、スプリングフィールド・メドウズにある9棟のスモールハウスと16棟のハウスは、現在すべて販売され、居住者が入居しているとのことです。

 

住宅の広さは102平方メートルから383平方メートル(30坪〜115坪)で、価格は55万ポンドから130万ポンド(日本円で約9,000万円から2億円)です。

 

スプリングフィールド・メドウズは、私募ファンドとTriodos Bank UKの銀行融資によって建設されました。

 

 

⚫サステナビリティ⚫

 

建設された全ての家に太陽光発電設備が設置されています。

 

グリーンコア・コンストラクションのコミュニケーション・マネージャーであるジェームス・プリチェット氏は、「私たちは、この国で最もサステナブルな住宅を建設できることを大変誇りに思います」と述べています。

 

スプリングフィールドメドウズは、サステナビリティを核とした美しい住宅を建設する模範となる事例です。

 

冷暖房に必要なエネルギーが少ない建物の自主基準である「パッシブハウス」の性能を満たし、使用量以上のエネルギーを生み出し、排出量以上の炭素を吸収する建築プロジェクトを推進する国際イニシアチブ「One Planet Living」の認証を取得しました。

 

また、ニューヨークのエンジニアリングサービスコンサルタントであるWSP社は、300平方メートルの住宅1棟を評価し、カーボンフットプリント基準に基づいてこのプロジェクトを検証しました。

 

WSP社は、100平方メートルの住宅のカーボンフットプリントが-27.8トンであるのに対し、従来型の同規模の住宅では+120トンであると発表しています(カーボンニュートラルより良い)。

 

グリーンコア社によると、一部の住宅には蓄電池が設置されており、開発地域の住民は将来、余剰エネルギーを送電網に戻すことができるといいます。

また、住宅のサステナビリティ性能を記録するためのセンサーやモニターも配備されています。

 

また、この住宅にはソーラーコレクターが設置され、敷地内には電気自動車クラブが設けられ、居住者がレンタルできる日産リーフが2台用意されています。




⚫パフォーマンス⚫

 

グリーンコアの麻石灰パネルは、ミネラルウールパネルの約4倍の熱慣性を持ち、麻、石灰、木質繊維、独自のバインダーを含んでいます。標準的なパネルは2.4×2.6メートルで、厚さは30センチです。

 

麻の壁パネルとトリプルガラス窓を組み合わせることで、高い音響性能を実現しています。骨組みには持続可能な方法で調達した木材を使用し、構造の基礎には低セメントベースのコンクリートを使用しました。

 

グリーンコア社によると、ヘンプパネルやその他の基本構造部分をオフサイトで設計することで、数日で耐候性を高め、6カ月で完成させることができると言います。つまり、プロジェクトはスケジュールと予算を抑えることができるのです。

 

グリーンコアのウェブサイトによると、ヘンプハードは、年間500エーカーものヘンプを栽培・加工しているEast Yorkshire Hempから調達しているとのことです。



⚫生物多様性⚫

 

開発全体は、生物多様性を最大限に考慮した設計になっています。

スプリングフィールド・メドウズのすべての住宅にはプライベートガーデンがありますが、開発全体は生物多様性を最大限に生かすように設計されており、ワイルドフラワーの草地、果樹園、池などの共有の屋外スペースも備えています。




⚫住宅の脱炭素化⚫

 

トリオドス銀行の地域チームマネージャーであるPaul Nicollは、「2050年までに炭素排出量をゼロにするという英国の目標を達成するためには、新しい住宅が最高のエネルギー効率と持続可能性を持つことが緊急に必要です」と述べています。

 

スプリングフィールド・メドウズのようなプロジェクトを支援することで、高品質で地域に根ざした住宅を人々に提供し、同時に住宅部門の脱炭素化にも貢献しています。


 

スプリングフィールド・メドウズのプロジェクトは、2021年不動産投資家賞の「OxProp Best Residential Housing Development 2021」や「Property Development of the Year」など、数々の賞を受賞しています。

 

グリーンコアは、歴史的建造物の修復や環境に配慮した建築に30年以上の経験を持つイアン・プリシェット(Ian Pritchett)マネージング・ディレクターが率いる会社です。同社は2014年に麻を使った建築を開始し、大規模プロジェクトで麻を使った初期の例である、マークス&スペンサー チェシャーオークスの象徴的なプロジェクトで使用されたパネルを提供しました。

 

日本でも何件かヘンプクリートハウスが実験的に建てられていますが、イギリスではコミュニティ全体の開発まで進んでいるんですね。従来の人間の暮らし方や住宅に対しての概念も世界的に変わりつつある流れを感じますね。

 

1-4. 【まるでSF】イスラエル企業、バイオファーミング技術でカンナビノイドたっぷりの大麻を生産

 

 

バイオハーベストサイエンス社は、大麻という植物に対する考え方を変えようとしています。

 

イスラエルのある企業は、バイオリアクターを用いて大麻の細胞のクローンを作り、大麻のカンナビノイドやテルペンなどを含む粉末状のバイオマスに培養し、通常の大麻の約12倍の効能に増強することに成功しました。

 

イスラエルのレホボットに拠点を置くバイオハーベスト社は、園芸におけるクローンとは違い、細胞レベルでのクローン作りを行っています。

 

この技術の特徴の1つは、廃棄物を最小限に抑えることができる可能性があることです。

また、バイオハーベストのチームは、大麻のバイオマスは通常の植物よりも水や資源を必要としないと述べています。

 

ソベルとバイオハーベストは、この細胞は遺伝子操作されたものではなく、生きている植物にある細胞と同一であると主張しています。そのため、この技術は素人目には遠回りに聞こえるかもしれないが、不要な植物体の廃棄物を避け、効能を高めるには最適な方法なのだそうです。

 

彼らが生産するバイオマスは、大麻草に含まれるさまざまなフィトカンナビノイドを含むフルスペクトラムです。

 

研究チームは、バイオリアクター内の条件を調整することで、効能を高めることができます。細胞が曝される特定の条件を調整することによって、私たちは、様々なカンナビノイドを増やし、減らすことができることを意味します。

 

研究チームは独自技術の詳細を明らかにしていませんが、バイオリアクター内の環境を変えるだけで、大麻の効能を12倍に高める力があるといいます。

 

 
 ⚫以下チームによる解説⚫

バイオハーベストサイエンスのチームが発明した
バイオプラント“ CELLicitation “は、ホームページで詳しく紹介されています。

 


・カンナビノイドを含む植物を選定
・それを小さく切り、栄養分を含んだ固形培地の上でペトリ皿に挿入
・植物と同じように、細胞にも光と酸素、そして栄養を与える
・その細胞を細胞バンクに保存し、永続的に生産
・バイオマスが十分に成長したら収穫して粉末に
・その粉末をさまざまな用途に使用 

 

 

バイオハーベスト社によると、1ガロンの水から植物原料の54倍(!)のバイオリアクター原料が生産され、必要な土地は90%以上削減されるとのことです。

 

また、このシステムにより、生産者はコンタミを避けることができ、自然界に存在する大麻の化合物のばらつきも避けることができます。

 

バイオハーベストは、独自のバイオプラントCELLicitation™技術で生産した大麻バイオマスの93%がトリコームであり、植物体の苦味が大幅に低減されていると、バイオマスの構成を発表しました。

 

Yochi Hagay博士とZaki Rakib博士が2007年に出会い、バイオハーベスト社を設立しました。大麻にとどまらず、バイオハーベストサイエンスの最初の製品であるViniaは、赤ブドウの細胞に由来し、心血管系の健康に良いとされるポリフェノールの複合体を豊富に含んでいます。同社は現在、アメリカとカナダに拠点を置いています。

 


⚫バイオハーべスト CEO ⚫

大麻の植物体の廃棄物の一部は、バイオハーベストの技術を使って避けることができる廃棄物です。

 

大麻の栽培は、ほとんどが花のために行われています。

花には、カンナビノイド、テルペン、フラボノイドの原料となる重要なトリコームがあります。

 

バイオハーベストの技術により、バイオリアクターで93%のトリコームを持つ大麻細胞を育てることができるのです。

 

バイオマスは、通常の植物のように育てるのではなく、バイオリアクターで生産します。

 

私たちは植物を育てません。

 

通常の大麻は14〜23週間かかりますが、私たちは巨大なバイオリアクターでわずか3週間で栽培しています。

 

私たちの技術は、重量パーセントで、通常の植物に含まれるものよりも、有効成分のレベルを著しく高めることもできます。

 

私たちの組成物には、CBDやTHCなどのメジャーなカンナビノイドと、マイナーなカンナビノイドと呼ばれるものの両方がかなりの量含まれています。

 

要は、大麻やヘンプを以前よりはるかに有用なものにし、我々の惑星資源に対するコストを下げることができるということです。これは、イスラエル発のウェルネスと持続可能性のソリューションであり、世界に真に感動的な貢献を提供することができます。

 

 

地球にとって大麻畑を作る事がエコやサステイナビリティに繋がるという考え方とはまた違うアプローチのこの研究で生まれたフルスペクトラム原料、一度試してみたいですね。

 

1-5. 黒人大物ラッパーのショーン・コムズ、マサチューセッツ州で大麻ショップと生産施設を買収

 

 

パフディディの通り名で日本の音楽シーンでも有名なディディ・コムズが数百万ドル規模の取引で大麻産業に大きく舵を切りました。

 

ヒップホップの大物音楽プロデューサーでもあるディディ・コムズはマサチューセッツ州を含む3つの州で大麻ショップと大麻生産施設を買収することになりました。

 

コムズは、クレスコ・ラボとコロンビア・ケアのショップと、レスターの生産施設を買収する意向を明らかにしました。

 

2021年、カルティベイトから大麻ショップを買収し、サニーサイドというブランド名を使っているクレスコは、全米でトップのブランド大麻卸売業者だといいます。1億8500万ドルの契約は、「大麻業界最大の黒人経営企業を生み出す」ことになります。

 

ちなみに2016年から嗜好用大麻が合法化しているマサチューセッツ州では、今や大麻がクランベリーを抜いてトップ作物になっています。

 


ディディ・コムズ氏のコメント

私の使命は常に、人種差別の影響を受けた業界で黒人の起業家に機会を創出することです。

この買収により、大麻においてより公平な未来を作るために必要な規模とインパクトを直ちに提供します。

栽培から製造、マーケティング、小売、卸売までの全プロセスを所有することは非常に重要です。

 

 

音楽、ファッション、メディアなどの事業を展開するコムズ・エンタープライズ社のコムズにとって、マリファナ業界への投資はこれが初めてです。

 

 

大麻ビジネスオーナーはまだまだ白人優勢。黒人オーナーが全く少ない大麻業界。人種差別問題を昔とは違う新しい切り口で解決していこうとしているアメリカ。コムズ氏の今後の動きに大注目ですね。

 

2. OFFの原料はオーガニック仕様

USDAオーガニック認証

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

合法性と安全性
製造工程における各種認証
信用・実績のあるサプライヤー

 

合法性と安全性
厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

製造工程における各種認証
USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

 

CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

 

 

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