約5分で国内外のCBD業界のホットトピックが丸わかり。
1/2週も盛りだくさんの最新の市場動向をお届けします。
1. 海外動向
1-1. タイ、観光客が知っておくべき大麻ルールを公開
医療用大麻解禁と同時に嗜好用大麻の禁止を緩和した後、タイでは大麻カフェや大麻専門店が一般的になってきました。
しかし、政府の法律改正が混乱し、何が許可されるべきかについての議論が続いているため、観光客がトラブルに巻き込まれる可能性があります。
公衆衛生省は新しいガイドを発表し、「観光客がいくつかの簡単なルールに従う限り、恐れることはありません」と言及しています。
では、何が許され、何が禁止されているのでしょうか。
◆合法的に大麻を摂取できるのは20歳以上の成人に限られます。(妊娠中や授乳中は除く)
◆喫煙は個人の住居内で、大麻成分入り食品は認可されたレストランでのみ摂取することができます。学校、寺院、ショッピングモールなどの公共の場で大麻を吸うと、25,000バーツ(750ドル)の罰金と3ヶ月の禁固刑に処されます。原則として、他人のスペースを「侵害」しないように意識することが大切です。
◆大麻製品やCBD商品を販売している登録済み販売店が全国に2,600店以上あります。バンコク、チェンマイ、パタヤなどの都市では、調剤薬局は簡単に見つけることができます。しかし評判が良いところを選ぶようにと勧めています。
◆大麻を栽培するには、国の食品医薬品局への登録が必要です。また、大麻の花芽を研究、輸出、商業目的の加工に使用する場合は、許可が必要です。
◆個人で消費する分には消費量の制限はありません。しかし、同省のガイドでは、摂取後の運転は控えるよう勧告しています。
◆観光客は、植物の一部や種子を携帯して入国・出国することはできません。また、THC濃度が0.2%以上の抽出物を所持するには、許可証が必要です。
参考:Consuming cannabis in Thailand: what tourists need to know about marijuana rules
1-2. アメリカ・モンタナ州、嗜好用大麻販売初年度に200億円以上の売上
モンタナ州は、嗜好用大麻の販売初年度に200億円以上の収入を得たと報告しました。
昨年、同州の嗜好用大麻市場が立ち上げられ、2004年に医療用大麻を合法化しています。
2022年の嗜好用大麻の売上高は200億円以上、医療用大麻の売上高は120億円以上に達したとされています。
この2つを合わせると、昨年の大麻売上高は320億円以上になります。
週の税収としては、嗜好用大麻の売上から約50億円、医療用大麻の売上からは約5億円の合わせて55億円以上の税金が発生しました。
州は嗜好用大麻の販売に20%、医療用大麻に4%の税金を課しています。
参考:Montana Tops $200 Million in First Year of Recreational Pot Sales
1-3. シンガポール、ヘンプ成分入りスナック販売停止
シンガポールの中央麻薬局(CNB)は、麻の粉を含むスナック菓子「ピラニア・パワーパック」を自動販売機から撤去することを決定し、購入した人には直ちに廃棄するよう警告しました。
この製品にはナッツ、シード、チップスが含まれており、ヘンプシードも含まれている疑いがあると報告されています。
「製品ラベルに別段の表示があるにもかかわらず、大麻草やその種子から得られる製品には、『ハイになる』という感覚をユーザーに与える大麻の精神活性物質であるテトラヒドロカンナビノール(THC)などの規制薬物が含まれている場合がある」と述べています。
シンガポールは薬物犯罪に対してゼロ・トレランス・アプローチを採用しており、世界で最も厳しい国の一つです。国内での大麻使用はすべて禁止されていますが、、2019年以降、少なくとも2人の少女のてんかんの治療のために、医薬品であるCBDオイル「エピディオレックス」の輸入が許可されています。
参考:Singapour retire de la vente des snacks contenant de la farine de chanvre
2. OFFの原料はオーガニック仕様
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性 ②製造工程における各種認証 ③信用・実績のあるサプライヤー |
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。