CBDは、大麻草から抽出される安全な成分の一つです。今まで行われたCBDについての多くの研究では、CBDにはさまざまな健康・治療・美容作用が期待できることが示唆されています。
CBDが安全だということと、多くの作用が期待できることから、今世界中の人たちがCBDを普段の生活に取り入れ始めています。生活の質の向上や病気の改善、美肌などそれぞれの目的に応じてCBD製品を使用しています。
今回は、CBDの美容液についてです。CBDの美容液の安全性や効果、製品の選び方やおすすめの商品について詳しく説明していきます。
1. CBDの美容液とは?
1-1. CBD美容液の概要
CBD美容液とは、CBDを成分として含んでいる美容液のことです。CBD美容セラムと呼ばれることもあります。
一般的に美容液は、ハリや弾力、美白、毛穴、目元などそれぞれの肌の悩みを改善する目的で使われます。美容液に入っている成分が、肌を集中的にケアすることで高い美容効果が望めますが、美容液にCBDを加えることにより、CBDが持つといわれているさまざまな美容効果も同時に期待することができます。
最近、CBDには優れた美容効果が期待できることがさまざまな研究から分かってきました。そのため、CBD美容液などのCBD化粧品の人気が高まっています。
1-2. CBDの安全性や副作用
CBDは大麻草の成分の一つだということで、危険な成分ではないかと心配する人もいますが、CBDは依存性や陶酔作用などが一切なく、安全な成分であることがすでに証明されてます。その安全性の高さは、世界保健機関であるWHOも認めているほどです。
大麻草で連想される、陶酔作用があったり大麻取締法違反になったりする成分は、THCといいます。CBDもTHCも同じ植物から抽出される成分ではありますが、性質も化学的構造も全く違う別物なので間違えないようにしてください。
CBDの安全性の高さは、副作用の軽さにもあらわれています。CBDにも副作用がいくつか報告されてはいますが、眠気や口の渇き、食欲の変化、軽い下痢など軽度な症状の副作用で、健康を脅かすような重篤なものではありません。
また、万が一副作用が起こったとしても、CBDの摂取を中止すれば回復することがほとんどだともいわれています。
これらの事実からCBDの安全性がいかに高いかが分かるのではないでしょうか。
2. CBDの美容液の効果
CBDにはさまざまな効果があるとされています。CBD美容液を使用することでどのような効果が期待できるのでしょうか。CBDの効果の中で美容に関わる効果を5つ紹介していきます。
2-1. 肌の状態を改善する
CBDには肌の保湿効果があるといわれています。CBDの美容液を使うことで、肌の保湿力が上がり、肌の状態を改善することが期待できます。
2021年の研究では、CBDを皮膚に塗布することにより、細胞内に水分をとじこめ、肌の弾力を保つ働きのあるアクアポリン-3が増加することが報告されました。
また、CBDを投与した群はCBDを投与しなかった群を比べると、真皮の水分量が約1.3倍も増加したことも発表されました。
この研究では、CBDの皮膚保湿効果は化粧品の素材として有用であると結論付けています。
ただし、CBD3%という高濃度のCBD溶液をマウスの皮膚に塗布すると、炎症は見られなかったものの、皮膚の水分量がCBDを投与しなかった群と同じレベルまで下がってしまうことや、経表皮水分損失が増加してしまうことも分かりました。
CBDを皮膚に塗布して保湿効果を得るには最適なCBD濃度があり、ただ単にCBDを多く塗れば良いというわけではなさそうです。
参考資料:
Cannabidiol Application Increases Cutaneous Aquaporin-3 and Exerts a Skin Moisturizing Effect
2-2. アンチエイジング
CBDの美容液を使用することでアンチエイジング効果を得られることが期待できます。
老化は、細胞の炎症やアポトーシスを引き起こす酸化的損傷の蓄積を特徴としています。
2023年の研究では、CBDの効果として考えられている抗酸化作用、抗炎症作用、オートファジー作用によって、炎症性、酸化性、アポトーシス性メディエーターを低下させ、細胞損傷を減少させることにより、加齢に伴う変化を予防できることを示唆しました。
この研究から、CBDの美容液を塗布することで皮膚の老化を予防できる可能性が考えられます。CBDのアンチエイジング効果に関する研究はまだ初期段階です。今後の研究に期待しましょう。
参考資料:
2-3. 睡眠の質の改善
CBDの美容液には、睡眠の質を改善する効果が期待できます。
2023年の研究では、CBDを単独で摂取すると不眠症の患者の少なくとも一部が不眠症の症状を改善できたことが報告されました。
肌のハリやツヤを保つためには、睡眠の質の改善は欠かせません。睡眠時には美肌効果のあるエストロゲン(女性ホルモン)が分泌されていて、このエストロゲンがコラーゲンやヒアルロン酸の合成をサポートするからです。
2023年の研究は、口から摂取するタイプのCBD製品を用いています。CBDの美容液のように肌に塗布するCBD製品は、口から摂取するCBD製品のような不眠症の改善作用は期待できないかもしれません。
しかし、肌からCBD美容液を取り込むことで、結果的に睡眠の質の改善につながることは期待できます。
参考資料:
Use of Cannabidiol in the Management of Insomnia: A Systematic Review
2-4. ストレスの緩和
CBD美容液には、ストレスの緩和作用が期待できます。
2019年の研究では、不安障害や睡眠不足に悩む患者にCBDを摂取させると、79.2%の人の不安スコアが減少したことが報告されました。この結果からCBDにはストレスを緩和させる作用があることを示しています。
ストレスは肌にとって大敵だといわれています。大きなストレスにさらされると、皮膚の血管が収縮したり、男性ホルモンが増加したり、免疫力が低下したりし、肌の代謝が正常に行われなくなってしまう恐れがあるからです。
CBD美容液によってストレスが緩和されれば、肌トラブルを減らし、美肌を保つことにつながるでしょう。
参考資料:
Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series
2-5. 紫外線から肌を守る
CBD美容液を使用すると、紫外線から肌を守ることが期待できます。
2021年の研究では、CBDは皮膚細胞を刺激することで、地上に降り注いでいる紫外線、紫外線A波と紫外線B波の有害な影響を防ぐことが報告されました。
紫外線は肌に悪影響を与えるといわれています。特に紫外線A波は、肌の奥までじわじわと到達し、コラーゲンを変化させてシワを増やすなど、肌の老化の大きな原因になります。
CBDは、抗酸化作用や抗炎症作用、たんぱく質の生合成と分解のコントロール作用などにより、紫外線が肌に与える悪影響を防ぐと考えられています。
参考資料:
3. CBDの美容液の選び方
CBDの美容液には、さまざまな種類の製品が発売されています。その中から自分にとって適切な商品を選べるように、CBDの美容液の選び方を3つ紹介していきます。
3-1. 目的に合わせて選ぶ
CBDの美容液と一口にいっても、使いたい場所や期待する作用によって選ぶべき商品が違います。
たとえば、顔全体に使いたい場合はCBDフェイシャルセラム、目元を集中してケアしたいときは、CBDアイセラムを選んだ方がCBDの効果を体感しやすいでしょう。
また、期待する作用が、アンチエイジングの場合はCBDアンチエイジング美容液、保湿の場合は、CBD保湿美容液、美白の場合は、CBD美白美容液を選んでください。
CBDの美容液のタイトルや説明をよく読んで、自分の目的に合った商品かどうか購入前に確かめることが大切です。
3-2. 成分で選ぶ
CBD美容液には、CBD以外にも美容効果が期待できるさまざまな成分が配合されています。
肌を柔らかくする働きがあるスクワランや、肌の水分補給をするヒアルロン酸、コラーゲンの生成を促進するペプチド、皮膚の変色を軽減するトラネキサム酸、肌の酸化を防ぐビタミンCなどです。
CBDの美容液によって配合されている成分が違うため、購入する際はCBD以外の美容成分もよく見るようにしてください。効果が分からない場合は検索して調べましょう。CBDの美容液の成分を調べることで、自分にとっての最適なCBDの美容液が見つかるはずです。
3-3. 信頼できるブランドで選ぶ
CBDの美容液を選ぶ際は、信頼できるブランドで選ぶことも大切なポイントです。
CBD製品の中には、健康に被害を与える物質が含まれているような劣悪な製品も残念ながらあります。
信頼できるブランドは、製品の検査を第三者機関に依頼して危険な物質が含まれていないか、製品の品質が保たれているかなどをチェックしていますし、検査結果の公表もしています。そのため、製品を安心して使うことができるでしょう。
CBDの美容液を購入する際は、信頼できるブランドで購入するのがおすすめです。
4. CBDの美容液のおすすめ人気製品3選
CBDの美容液の選び方が分かっても、CBD美容液の種類が多いため、具体的に何を買ったらよいのか分からないというのが正直なところではないでしょうか。そこで、どのCBD美容液がおすすめなのか、人気があるCBDの美容液を3つ紹介していきます。
4-1. OTO(オト)リチュアルCBDセラム
OTO(オト) リチュアルCBDセラムは、750mgもの高純度のオーガニックCBDと厳選された素材のみで作られた高品質のCBDコスメです。アーユルヴェーダに基づいた天然成分や、ヒマラヤ由来のボタニカルなエッセンシャルオイルを配合しています。
OTOでは、「美容市場に出回っているCBDアイテムの多くは、CBDの含有量が低いため効果があまり期待できない」と考えています。そのため、効果が見込めるCBD量においてできるだけ高用量のCBDを使った商品開発を行っています。
リチュアルCBDセラムは、ホホバ・プチグレイン・イブニングプリムローズなどの贅沢なエッセンシャルオイルも配合されている最高品質の美容液で、肌の修復と栄養補給を集中的に行います。
肌を刺激から保護する効果、湿疹や小ジワなどから肌の再生を促進する効果、紫外線などによるダメージから肌を守ってくれる効果、過剰な皮脂を抑制する効果などが期待できます。
4-2. WALALA(ワララ)CBDエンリッチセラム
WALALAは日本を代表するCBDブランドの一つで、国内生産にこだわり、安心安全でありながら効果を実感できるようにと高品質なCBDアイテムの開発を行っているブランドです。
WALALA(ワララ) CBDエンリッチセラムは、保湿やエイジングケアにアプローチする浸透力の高い美容液として開発されました。パラベンなどの肌に負担がかかる成分は使用していないため、敏感肌の人でも気軽に使えます。
角質層のすみずみまでしっかりと浸透・保湿し、肌にうるおいとハリを生み出せるようにスクワランをベースにCBD・植物性の美容成分が配合されています。
洗顔後・化粧水前に使えば、オレイン酸などの美肌成分が肌を柔らかくすることで、スキンケアアイテムの浸透をサポートします。化粧水後に使うと、リノール酸などの成分が肌のバリア機能を高めて乾燥や外的刺激から守ってくれます。
CBDエンリッチセラムの香りは、ゆずの香りです。さわやかな香りでリフレッシュでき、幸せな気持ちになれる商品です。
4-3. itoma(イトマ)CBDマルラ・トリートメントオイルCBD1000mg
itomaは、日本のCBDコスメブランドです。できるだけオーガニックや植物油来の原料を使用した安心・安全なCBDアイテムを日本国内の工場で日本の基準に沿って丁寧に作っています。
itoma(イトマ) CBDマルラ・トリートメントオイルは、化粧水前のブースター・プライマーから美肌マッサージ、リンパ流しなど、顔を含め全身にも使える万能CBD美容液です。
抗酸化作用のある希少なオーガニック・マルラオイルをベースに、エイジングケア成分として植物由来のバクチオールとブロードスペクトラムCBD&CBGが1,000mgも配合されています。スクワラン・オリーブ果実油 ・ホホバ種子油・アボカド油などを贅沢に配合しているため、肌トラブルにも効果的です。
肌のターンオーバーの正常化をサポートし、たるみ・ほうれい線・小じわ・肌の色ムラをケアしてみずみずしく若々しい肌に導いてくれることが期待できるため、30代からのスキンケアにおすすめです。
5. まとめ
今回はCBDの美容液について説明してきました。CBDの美容液の効果や選び方、おすすめの商品などが分かったことで、CBDの美容液を一度試してみたいと思った人も多いのではないでしょうか。
CBDには、美肌をめざしている人にとって嬉しい効果がたくさんあるとされています。
美容液自体の効果にプラスして、CBDの効果を実感できれば、思い描いていた美肌により近づくことができるでしょう。CBD美容液を使用してCBDの効果をぜひ体感してみてください。
6. tokyo mooon CBD商品のご紹介
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!
主な商品としては、
・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ
がございます。
カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。
是非この機会にお買い求め下さい!
7. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。