最近レビュー記事執筆多めのLUNAです!
今回は、プラスウィード(+WEED)というドンキでも販売されており話題!?のCBDブランドをCBDソムリエのLUNAがレビューしてみたいと思います。
因みにですが、tokyo mooonで紹介しているCBDブランド、商品はPRフィーを一切頂かず、LUNAが本当におすすめしたい商品のみを紹介しています。
メディアによっては、PRフィーをもらってないと言って、実は…みたいなメディアも存在しますが、LUNAはどのブランドにも買収されていない中立的な存在です。
完全にユーザー視点で今回もプラスウィードというドンキホーテで販売と話題のCBDブランドをレビューしていこうと思います。
1. プラスウィードをレビューする5つの切り口
まずは、今回商品をレビューする上での切り口を紹介します。
CBDオイルの記事でも書きましたが、以下観点でレビューすることが、CBD商品全般にとって大切です。
- 合法性
- 安全性
- 抽出製法
- CBD含有量
- mg単価
この評価軸での評価は主観ではありません。全て客観的な評価です。なので、LUNAが評価しようが、これを読んでくださっている方が評価しようが同じ結論が出ます。そういう意味では、最低限ブランド側がクリアしているべき条件とも言えるのではないかと考えています。
1-1 合法性に関して
- THCフリーであるか(THCが含まれていないか)
- 大麻の茎種由来のCBDを使用しているか
茎種由来かの確認は記事でも書きましたように確認が難しいのですが、THCフリーかはブランド側が提供しているCoA(成分分析表)で分かります。
例えば、こちらチラクシーというCBDブランドのCoAですが、こちらを見るとTHCが0%であることが確認できます。
1-2 安全性に関して
2も同じく安全性を重んじるブランドは食品分析センターなどでの分析結果を公開してくれています。
1-3. 抽出製法
3も1-2と同じくCoAを見れば分かります。アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラムどれかに基本的には該当するはずです。
1-4. CBD含有量
4は現在はブランド側が公表している数値を信頼する他ありません。
そのため、日本だけでなく、海外でも公表されている含有量を正確に含有していない製品も存在しています…
1-5. mg単価
最後に5ですが、これは3でCBDの含有量を把握し、販売価格をその含有量で割って算出できます。
商品カテゴリー(オイル、ベイプなど)や抽出製法(アイソレート、ブランドなど)によってもmg単価の相場は変動しますが、おおよそ10〜20円が相場だと考えて問題ないです。
いずれの判断軸も見ていただいたように、資料の有無や抽出公表されている数字と客観的に判断できる商品の評価軸なのです。
2. 5つの観点でのレビュー
では、実際にプラスウィードをこの基準に沿ってレビューしていきましょう。
2-1. 合法性
さて、合法性を確認するために、CoAを捜索です。見当たらない…
客観的な資料が存在しませんでした…
商品ページを見てみますと、
プラスウィードのベイプリキッドにはフルスペクトラムCBDとピュアCBDという恐らくアイソレートのCBDを原料として使用しているようです。
「フルスペクトラムとは」という記事があったので、見てみましょう。
これだと第三者である検査機関によって作成されたCoAとはいえないですが、製品に含有しているカンナビノイドが分かります。
気になったのは、THCVというカンナビノイドを含有している点です。
日本においては「麻薬及び向精神薬取締法」によって、精神作用のある成分は麻薬として、違法になります。
THCも精神作用のある成分として、日本では現状違法です。
では、THCVはどうなのでしょうか?
海外のLeaflyというメディアによると、THCVは化学構造的に非常にTHCに近い成分であること、THCほどではないが、多少の精神作用があると書かれています。
(参考:Is the Cannabinoid THCV Psychoactive?)
THCVが違法な成分かどうかは賛否が分かれそうですが、違法可能性のある成分を含有しているという点は認識しておいても良いでしょう。
2-2. 安全性
安全性を判断できる客観的な資料はこちらも存在しませんでした。
2-3. 抽出製法
こちらもCoAが存在しない以上、メーカー側がフルスペクトラムCBDとうたっても100%信用できません。
2-4. CBD含有量
プラスウィードのベイプ製品はベイプリキッドとリキッドがアトマイザーに注入されたカートリッジタイプが存在します。
まずは、リキッドタイプをみていきましょう。
むむむ、フルスペクトラムのCBDベイプリキッドには含有量がきちんと明記されていません。オイルの用量と濃度のみです。
また、以下のような記載を発見しました。
これは消費者にとってはネガティブな情報です。
例えば、一般的な60%10mlのCBDベイプリキッドの場合、6,000mgのCBDが含有されていることが多いです。
この時、−15%しかCBDが含有していないとすると、6,000mg*15%=900mgもCBDが失われるのです…
一般的にCBDのmg単価は10〜20円です。フルスペクトラムCBDともなるとアイソレートよりは価格が高いことが多いです。
そのため15円/mgとすると、15円/mg*900mg=13,500円も損することになるんです。これはCBDの効果を体験しようとしている消費者にとってはショックな数字といえるでしょう。
次に、カートリッジタイプを見てみます。
こちらは用量が明記されず、濃度のみ掲載されています。これですと、含有量の計算ができません…
カートリッジタイプにせよ、リキッドタイプにせよ、含有量が正確に分からない状況なのです。
2-5. mg単価
4でみたように含有量が分からない状況です。なので、mg単価も計算不可能です。
仮に10ml60%のベイプリキッドに6,000mgのCBDが含有されているとしましょう。
税込みで製品価格は73,590円です。
これを6,000で割ると、12.2円です。この数値は相場の10〜20円におさまるため、適正値といえるでしょう。
2-6. プラスαの観点
1〜5の観点でブランドレビューを行ってきました。この観点は何度も申しあげますが、主観レビューではなく客観レビューです。
レビュー結果は、うーん、「レビュー不能」というのが正直な感想です。
LUNAはこの製品怪しいかもと思った際に調べることがあります。会社情報です。
プラスウィードは「GREEN RUSH BY WEED」という株式会社によって販売されているようです。
会社情報を見てみましたが、代表者名が記載されていませんでした。
社会の公器になろうとしている会社は代表者名が記載されていますし、信頼のおける会社であることを示すために代表者写真も掲載していることが多いです。
この観点からも怪しさがなんとも拭いされないなという印象です。
また、ドンキで販売されているくらいですから、SNSでも話題のはずだということで、InstagramとTwitterを試しにパトロールしてみました。
Instagramにはいわゆるインスタグラマーによる投稿が何個かあるのですが、一般ユーザーだろう方による投稿はほぼ皆無でした。
#プラスウィードの投稿件数は、245件(20/12/7)と決して多くない数字です。
Twitterも同じくです。結論、SNSで話題になっているとはいえないのではないでしょうか。
最後にあくまでプラスウィード購入を考えている方への注意喚起をしておきます。
プラスウィードでは、プラスウィード独自のショップから定期購入が可能です。
ただ、この定期購入お得に一見みえるのですが、注意点があります。
定期購入で一度購入すると、3ヶ月は自動決済されてしまいます。
すなわち一見初期費用的にも継続利用的にもお得に思えるのですが、やっぱりこの商品不要だ、と思ったとしても解約できず、初期費用が高くついてしまいます。
プラスウィードをまず試してみるならば、都度購入からのトライをおすすめします。
4. tokyo mooon CBD商品のご紹介
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!
主な商品としては、
・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ
がございます。
カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。
是非この機会にお買い求め下さい!