はっきりとした原因が未だ解明されてない慢性疲労症候群。集中力の低下や不眠、のどの痛み、関節痛など、日常生活を送る上で負担の多い症状が長期に渡って続きます。
CBDは、人間の体内にある神経伝達物質と似た作用を持っているため、慢性疲労症候群の症状である睡眠障害や抑うつ、不安に有効である可能性があります。
また、CBD原料に関する詳しい情報をお探しの方は下記よりご覧ください。
1. CBDの身体調整機能が慢性疲労を改善する?
慢性疲労症候群とは、身体診察や臨床検査で客観的な異常が認められない状況で、日常生活を送れないほどの重度の疲労感が6カ月以上と長時間続く状態のことです。
▼慢性疲労症候群の特徴 ・患者には説明がつかない疲労が6カ月以上継続します。 ▼慢性疲労症候群の原因 2023年7月現在、はっきりとした原因は、身体的なもの、精神的なものを含め分かっていませんが、これまでの研究の結果から、病気の起こる仕組みが少しずつ解明されつつあります。 有力だと考えられている原因は、ウイルスによる感染、免疫システムの軽微な異常、家族による遺伝的な要素などです。 ▼慢性疲労症候群の治療 ・認知行動療法 (引用)出典:慢性疲労症候群|MSDマニュアル |
慢性疲労症候群の症状は多くの場合、時間の経過につれて軽減していきます。ただし、症状が消失するまでには何年もの年数がかかることが多く、またすべての症状が消失するわけでもありません。
患者は、どの機能が失われたのかという点よりもどの機能を取り戻せるのかという点に集中した方が、回復の度合いが上がる可能性があります。
具体的な症状(痛みや、抑うつ、不眠など)の治療が行われます。認知行動療法や段階的運動は患者の一部で役立つことが分かっているため、試してみる価値があるかもしれません。
出典:慢性疲労症候群|MSDマニュアル
出典:何とかしたい…この疲れ。慢性疲労症候群(CFS)|総合南東北病院
2. CBDは慢性疲労症候群の症状の一部をサポート
慢性疲労症候群の症状は、日常生活に支障があるほどの疲労を感じることが多くありますが、局所的な痛みを伴う場合もあり、特に以下の症状が挙げられます。
・集中力の低下 ・不眠 ・のどの痛み ・頭痛 ・関節痛 ・筋肉痛 ・腹痛 ・抑うつ など |
CBDには、前提として免疫システムを調節してくれる機能があると考えられているため、身体の不調を総合的に改善してくれる可能性もあります。
とある慢性疲労症候群の研究では、少なくとも女性においては、内因性カンナビノイド欠乏症がこの病気に関与している可能性があることを示唆しています。
エンドカンナビノイドは、慢性疲労症候群に大きな影響を与える免疫細胞と神経細胞の両方に存在する CB1 および CB2 と呼ばれるカンナビノイド受容体に結合する作用を持っているため、 それぞれ結合すること痛みの軽減や、カンナビノイド欠乏症に役立つ可能性を示した研究もあります。
この章では特にCBDが効果的だと考えられている慢性疲労症候群の症状を紹介していきます。
出典:慢性疲労症候群|MSDマニュアル
出典:Health Rising|Marijuana as Medicine for ME/CFS and/or Fibromyalgia Pt I: The Science Behind Cannabis
3. CBDは睡眠障害を改善する
慢性疲労症候群の症状としてもよく見られるのが不眠。CBDに期待できる効果として最も有名なのが、睡眠障害の改善です。
寝る前にCBDオイルを摂取すると「睡眠の質が上がる」「よく眠れるようになる」という話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。CBDは、深い眠りの段階であるノンレム睡眠を深くする作用があると言われています。
成人にCBD摂取後の睡眠への効果を調査したアンケートによると、一番多かったのが「よく眠れるようになった」「深い睡眠を取れていると感じた」「早く起きられるようになった」という意見が続きました。
(引用)出典:Journal of Cannabis Research
ただし、CBD摂取後も特に変化はなかったという意見も約10%ほどあり、CBDの睡眠作用については感じ方に個人差があるようです。
しかし、CBDを摂取することで睡眠が改善されたと感じている人も多くいることから、CBDは慢性疲労症候群の症状である不眠に有効な可能性があります。
また同じく成人に、397人の成人にCBDの使用理由を聞いた2021年の調査です。
一番多い使用理由は「不安」。次に「ストレス」「一般的な健康維持のため」「睡眠の改善」と続きます。約30%以上は、睡眠改善の目的でCBDを使用していることがわかります。
(引用)出典:Journal of Cannabis Research
出典:Reasons for cannabidiol use: a cross-sectional study of CBD users, focusing on self-perceived stress, anxiety, and sleep problems|Journal of Cannabis Research
出典:大麻(マリファナ)とカンナビノイド|厚生労働省
出典:CBD(カンナビジオール)への疑問に医師が答えます|銀座みやこクリニック
4. CBDは抑うつや不安などの精神症状をサポート
CBDにはリラックス効果があると考えられているため、抑うつや不安症状などに有効であると期待されています。
(出典:CBD製品の用途に関するSNSの調査)
tokyo mooonがまとめている関連研究の論文によると、不安や睡眠不足の懸念を持つ72名の成人のうち、不安のスコアは57名で最初の1ヵ月間に減少したと報告されている研究があります。
また別の研究では、57人の健康な男性被験者がCBD 300 mgを事前に摂取したところ、スピーチ中の不安が減少したとされています。
まだ研究段階ではありますが、CBDが抑うつの要因と考えられているセロトニンに作用するという報告もあります。
これらのことから、慢性疲労症候群による不安にも有効であると考えられるでしょう。
出典:CBDとは|株式会社CANLIFE
出典:セロトニンの増加が心身に及ぼす影響|医療法人社団 平成医師会
出典:カンナビジオール(CBD)事前審査報告書|世界情報機構
出典:CBDの用途はリラクゼーション・睡眠改善・不安軽減・健康増進・抑うつ軽減であることが明らかに
出典:Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series
出典:Cannabidiol presents an inverted U-shaped dose-response curve in a simulated public speaking test
5. CBDで疲労は回復するのか?倦怠感などの副作用に注意
世界情報機構(WHO)もCBDの安全性については認めており、「良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある」と報告しています。
CBDの安全性は世界情報機構(WHO)も認めており、「良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある」と報告しています。
2022年の信頼性の高い研究によると、健常人でCBDを1週間以上反復経口投与した後の副作用は以下の通りです。
・胃腸症状(59.5%) ・傾眠(16.7%) ・食欲不振(16.5%) ・高トランスアミナーゼ血症(ALT/AST)(12.8%) |
また重篤な副作用としては、以下のようなものが報告されています。
・主に血清中濃度が正常値の上限の3倍を超える高トランスアミナーゼ血症(6.4%) ・痙攣(1.3%) ・発疹(1.1%) |
本研究でも、CBDの安全性と忍容性のプロファイルが良好であることを示唆しており、WHOの見解を裏付けています。
そのほか、大阪の心療クリニック「クリニック千里の森」によると、人によっては以下の副作用が発生することも考えられると言われています。
・倦怠感 ・眠気 ・めまい ・離人感 ・軟便 ・多動 ・イライラ ・頻脈 |
慢性疲労症候群を患っている人や、日常生活を送る上で疲労を感じている人は、かかりつけの医師に相談した上で少量からCBDオイルを試してみるとよいでしょう。
出典:CBDオイル使用前に知っておきたい6つのこと|クリニック千里の森
出典:Adverse Effects of Oral Cannabidiol: An Updated Systematic Review of Randomized Controlled Trials
6. 疲労回復におススメのCBDオイルと摂取方法
疲労回復に使用するにはCBDオイルがオススメです。
CBDオイルは舌下で吸収するのが一般的です。舌下タイプのオイルは舌に垂らすだけでよく、べイプよりも気軽に試せるというメリットがあります。
また、飲み物や食べ物と一緒に摂取することも可能で、気軽に生活に取り入れやすい商品です。
CBDは疾患や個人差によって最適な摂取量が変わるため、他商品と違い、量を測って必要量を摂取できることも特徴となります。
また摂取時には、よく振ってから使用をすることと、すぐには飲み込まず口腔内に含みゆっくり馴染ませ使用することで、期待通りの効果を発揮しやすくなります。
実際に体験した人は、以下のような効果を実感しています。
▼慢性疲労症候群患者の体験談
「使っていた医療大麻にCBDを加えると、さらに他の症状も軽くなっていきました。ゆっくりとではありましたが、それはたしかな感覚でした。ベッドにいる時間が短くなり、再び本を読んだり物を書いたりすることもできるようになりました。ある夜、私は娘メラティの演劇の公演を観に行きました。外出したのは1年ぶりでした。」
出典:医療大麻と慢性疲労症候群
7. 海外のカンナビノイド研究をもとに開発したtokyo mooonのCBD商品
tokyo mooonは、リラックスや疲労回復のためのCBD商品もご提供しています。
CBDの効果・効能をしっかりと体感して頂けるように、海外のカンナビノイドに関する研究事例のエビデンスを基に、独自のアレンジで開発しています。
また、CBDの効果を高める食用テルペン(植物に含まれる香り成分)を使用することによって、多彩な味を楽しみつつ、効果を実感できるラインナップになっています。
▼緊張をほぐしたい時におススメ
・トータルカンナビノイド含有量:3000mg
・フレーバー:オレンジ
・価格(税込み):¥6,980
慌ただしい生活をおくっている方、プレッシャーのかかる仕事をしている人におススメのCBDオイルです。
▼寝る前や疲労困憊時におススメ
・トータルカンナビノイド含有量:3000mg(CBD1500mg+CBN1500mg)
・フレーバー:ナチュラル(カンナビス)
・価格(税込み):¥6,980
睡眠にお困りでよく眠りたい方や、オーガニック志向の方におススメのCBDオイルです。
8. CBD商品卸売販売のご案内
tokyo mooonではCBD原料販売・OEMサービスの他に、弊社tokyo mooonオリジナルCBD商品(既製品)の卸売販売を行っております。
大量購入される方向けの割引価格でご購入でき、専門店、カフェ、バー、アパレルショップ等、多種多様なお客様にお取り扱い頂いております。
「CBDブランドを立ち上げる前にテストマーケをしてみたい」という方や、「既存の店舗やECで顧客にCBD商品を販売してみたい」という販売代理希望の方などを随時募集致しております。
9. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。