「CBDを使っているのに思ったような効果を感じられない」「CBDを使う前にどのようにCBDを活用すれば効果的か知っておきたい」
このようなことをお考えの人にぴったりな記事です。
この記事では、CBDの効果を感じられない原因や効果を感じにくい人の特徴、効きめを感じるための対処法を解説します。
この記事によって、あなたが有効的にCBDを活用できるようになったなら幸いです。
1. CBDの効果を感じられない原因
CBDの効果が感じられないのは、以下の原因が考えられます。
- CBDが体質に合っていない
- CBDの摂取量が足りていない
- 表記通りのCBDが含まれていない
- CBDを過剰に摂取している
それぞれ詳しく解説するので、自身がどれに当てはまるか考えてみましょう。
1-1. CBDが体質に合っていない
人間の体には内因性カンナビノイド(体内で自然に生成される化学物質で、体のバランスを保つのに役立つ)が存在し、CBDと同様の働きをしています。
個人差はありますが、内因性カンナビノイドの生成量が多い人はCBDの効果を得にくい傾向があることを覚えておきましょう。これは、体内のカンナビノイド受容体がすでに自己の内因性カンナビノイドによって活性化されていることによります。
例えばCBDを分解する酵素の活動が活発でない人の場合、期待される効果が得られにくいことがあるのを覚えておきましょう。
1-2. CBDの摂取量が足りていない
CBDは用量に応じて効果が変わるため、十分な効果を得るためには適切な量の摂取が必要です。
特に初めてCBDを使用する人は、自分の体質や症状に合った適量を見つけるまで時間がかかることがあります。
また、利用用途によっても必要な摂取量が異なることを覚えておきましょう。例えば痛みや炎症の管理を目的とする場合は、用量を多めに摂取することが推奨されています。その反面、一般的な健康維持や軽度の不安感に対しては比較的少ない量でも効果があるとされています。
必要に応じて専門家のアドバイスも参考に、自身に最適な用量を見つけましょう。
1-3. 表記通りのCBDが含まれていない
CBDの効果を感じられない原因の1つに、製品に表記された通りのCBDが含まれていないことが挙げられます。
この問題は、製品の品質管理が不十分なために起こることが多い傾向にあります。海外の調査によれば、市場に出回っているCBD製品の中にラベルに記載されている量と実際の内容量が一致しないものが多数存在していたとのこと(出典1、2)。
最悪の場合、日本では所持や使用が制限されている成分が製品に含まれている場合があるため、品質管理が徹底されているものを選ぶことが推奨されます。
この問題に対処するには、消費者は信頼できるメーカーや評判の良い販売店からCBD製品を購入することが重要です。また第三者機関による成分分析結果を公開している製品を選ぶことも大切です。
出典2:Labeling Accuracy of Cannabidiol Extracts Sold Online
1-4. CBDを過剰に摂取している
適切な量を超えて摂取すると体内の代謝酵素の働きに影響を及ぼし、期待される効果が得られない場合があることを覚えておきましょう。
また、肝臓の酵素による薬物代謝が阻害されることで副作用のリスクが増大する可能性が考えられます。
CBDを過剰に摂取した例として、倦怠感や眠気、めまい、軟便、頻脈などの副作用が報告されています(出典1)。これらの症状は、摂取量を調整することで改善されるのが大半です。
CBDの過剰摂取は効果を感じられないだけでなく、健康へのリスクをもたらす可能性があります。
そのためCBD製品を使用する場合はラベルに記載されている推奨摂取量を守り、必要に応じて医師や専門家に相談することが重要です。
出典1:Cannabidiol Adverse Effects and Toxicity
2. CBDの効果を感じにくい人の特徴
CBDの効果を感じにくい人には以下の特徴があります。
- 体調が良い
- CBDを継続して使用していない
それぞれ詳しく解説するので、自身に当てはまるか考えてみましょう。
2-1. 体調が良い
体調が良好で日常的に不調を感じていない人は、内因性カンナビノイドの働きが既に十分であるため、CBDの効果を感じることが難しい場合があります。
反対にCBDの効果は、体調が悪い場合により明確に感じられることが多い傾向にあるのを覚えておきましょう。これは、CBDが体調を正常な状態に戻す働きをするためだとされています。例えば寝不足の人やストレスの多い人、体に痛みがある人などはCBDの効果が感じられやすくなります。
CBDを使用するときは、体調や期待する効果を事前に考慮することが大切です。または効果を感じない場合が考えられますが、体調維持のためにCBDを活用するのも選択肢の1つです。
2-2. CBDを継続して使用していない
CBDは内因性カンナビノイドシステムと相互作用し、時間をかけて体のバランスを整えるために設計されています。そのため、短期間の使用では大きな効果が見られない傾向にあります。
CBDの効果を実感するには、毎日のルーティンとして数週間にわたり継続して使用するのがおすすめです。例えば不安や睡眠の問題を改善するためにCBDを使用する場合、効果が最大化されるまでに数日から数週間かかると考えられます。
またCBDの体内での効果の持続は一般的に4〜8時間ほどとされていますが、持続的な健康効果を得るためには、日常的に摂取することが必要です。特に慢性的な症状の緩和を目指す場合は、継続的な摂取が不可欠です。
3. CBDが効かない場合の対処法
CBDが効かない場合の対処法は以下の通りです。
- 適切な摂取量を把握する
- 摂取方法を変更する
- ブロードスペクトラム製品を利用する
- CBDを摂取するタイミングを調整する
それぞれ詳しく解説するので、CBDの効きめにお悩みの人は参考にしてみてください。
3-1. 適切な摂取量を把握する
各個人の体質や用途によって必要なCBDの量は異なり、適量を超えたり不足したりすると効果を感じにくくなることがあります。
イギリスの公的機関である英国食品基準庁(FSA)によると、1日のCBD摂取量は10mgであるのが好ましいと発表されました(出典1)。ただしこれは一般的な目安であり、個人の状況に応じて調整することが推奨されます。
国内ではCBD摂取量の目安は公言されていませんが、最初は適量を見つけるためにも5mgほどのCBDを数回に分けて摂取するのがおすすめです。
または使用前に専門家と相談し、自分に合った量を見つけることも推奨される手の1つです。
出典1:英国食品基準庁(FSA)、食品中のカンナビジオールの推奨される一日摂取量に関する勧告の変更を公表
3-2. 摂取方法を変更する
CBDの吸収率は摂取方法によって異なるため、効果を実感するには適切な方法を選択することが重要です。
例えば喫煙やヴェポライザーによる摂取はCBDが肺から直接血流に送り込まれるため、効果が速やかに現れますが、持続時間は比較的短い傾向にあります。一方でオイルやエディブル(食べ物)として摂取する方法は、体内での吸収が徐々に行われるのが特徴です。その結果、効果が現れるまで時間がかかるものの、持続時間が長くなります。
またCBDを皮膚に直接塗布するクリームやバームは、特定の痛みや炎症がある部位に作用するため、局所的な効果が期待できます。
CBDの摂取方法と摂取効率に関することは、以下の記事を参考にしてみてください。
CBDの摂取方法毎の摂取効率まとめ(バイオアベイラビリティ)
3-3. ブロードスペクトラム製品を利用する
ブロードスペクトラムCBDはTHCを除去しつつ、他のカンナビノイドやテルペンなどの有効成分を保持しているため、効果の幅が広がります。
またブロードスペクトラム製品の「アントラージュ効果」により、CBD単独よりも高い効果を期待できます。
アントラージュ効果とは、複数のカンナビノイドが相互作用し合い、それぞれの効能が強化されることです。これにより、CBDの効果が感じられなかった人も効きめを実感しやすくなるとされています。
例えばブロードスペクトラムCBDには抗炎症、抗菌効果があるとされるCBCや、睡眠を促進する効果があるとされるCBNなどが含まれる場合があります。
ブロードスペクトラムに関することは、以下の記事からチェックしましょう。
CBDのフルスペクトラムとは?アイソレート・ブロードスペクトラムとの違いを解説
3-4. CBDを摂取するタイミングを調整する
効果が必要なときに合わせてCBDを摂取すると、CBDの効きめを感じやすくなります。特に空腹時に摂取すればCBDの体への吸収が早まり、効果が速やかに表れることが期待できます。
また睡眠の質を改善したい場合は就寝1時間から30分前に、痛みを管理したい場合は痛みが予想される前にCBDを摂取するようにしましょう。
このようにCBDの摂取タイミングを日常生活のリズムや個々のニーズに合わせれば、その効果を最大限に引き出すことが可能です。
4. まとめ
この記事では、CBDの効果を感じられない原因や効果を感じにくい人の特徴、対処法を解説しました。
CBDを利用する場合は、体調やタイミング、用量、摂取方法を考えた上で摂取するのがおすすめです。
適切にCBDを活用して、より健康的な生活を送りましょう。
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