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CBDのフルスペクトラムとは?アイソレート・ブロードスペクトラムとの違いを解説

CBDビジネス参入を検討中の方なら、聞いたことのある方も多いであろう「ブロードスペクトラムCBD」「CBDアイソレート」「フルスペクトラムCBD」などの言葉。しかし、その意味や情報を知らない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事ではフルスペクトラムCBDの基本情報や違法性、効果、CBDアイソレート・ブロードスペクトラムCBDとの違いを解説します。

またCBDブロードスペクトラムで商品を製造したい方へ、ブロードスペクトラムCBD原料の特徴やおすすめな原料の選び方も解説するので参考にしてください。

 

1. フルスペクトラムのCBDとは?

フルスペクトラムCBDとはカンナビジオール(CBD)を主成分としながら、麻由来の成分(カンナビノイド)をすべて含む抽出物のことを指します。

麻に含まれる100種類以上のカンナビノイドやテルペン、脂肪酸、フラボノイド、ビタミン、ミネラルなどのほか、THC(テトラヒドロカンナビノール)も含むのが特徴です。

THCには気分が高揚する(ハイになる)作用があるとされ、国内では輸入や所持が禁止されています。

こちらでは、フルスペクトラムに類似した抽出物である「ブロードスペクトラムCBD」のことや「アイソレートとフルスペクトラムの違い」について解説します。

1-1. ブロードスペクトラムのCBD

ブロードスペクトラムのCBDとは、フルスペクトラムから国内では輸入や所持が禁止されている成分のTHCを除いた抽出物を指します。

ブロードスペクトラムのCBDが含まれた商品はカンナビノイドの含有量が非常に多いため効果が強くなることが想定されます。そのため、信頼できるメーカーの商品を少量ずつ試すようにしましょう。

ただし、市場ではCBDにCBNやCBC、CBGなどのカンナビノイドが含まれたものがブロードスペクトラムのCBDを指すことがほとんどです。そしてブロードスペクトラムの解釈は「CBDと他のいくつかのカンナビノイドが含まれるもの」「CBDにテルペンを足したもの」などメーカーによってさまざまです。

よって購入を検討しているブロードスペクトラムのCBDを含んだ商品に、どのような麻由来成分が含まれているか事前にチェックすることが推奨されます。

1-2. アイソレートとフルスペクトラムの違いは?

アイソレートとはCBDを純粋な形で抽出した成分で、他のカンナビノイドや植物成分が含まれていません。

アイソレートはCBD以外の成分ができる限り取り除かれているため、CBDの作用とされているリラックス効果や睡眠促進効果、抗炎症効果などを実感しやすくなる可能性があります。

またアイソレートは無味無臭のため、オイルやクリーム、エディブルなどさまざまな製品で利用可能です。食品や飲料にも混ぜやすく、カンナビノイド特有の味や匂いに敏感な人にも適しています。

対してフルスペクトラムはTHCが含まれているため国内では禁止されているうえ、アントラージュ効果で効きめが増幅する場合があります。アントラージュ効果とは、麻由来の成分を複数摂取することで相乗効果が生まれることをいいます。

アイソレートやブロードスペクトラム、フルスペクトラムの違いは以下の通りです。 

CBDアイソレート

CBDブロードスペクトラム

CBDフルスペクトラム

CBD含有率

99.9%

60~95%

60~95%

ほかのカンナビノイド

0%

5~40%

5~40%(※)

THC

なし

なし

あり(微量)

アントラージュ効果

なし

あり

あり

国内での違法性

なし

なし

あり

※テルペンやフラボノイド、脂肪酸などの成分含む

 

2. フルスペクトラムは違法なのか?

国内では精神活性作用のある商品は違法薬物とされています。(出典1)精神活性作用とは、気分が高揚する(ハイになる)ことを指します。

フルスペクトラムには精神活性作用を引き起こすTHCが含まれているため、国内での輸入や所持が違法とされています。

ちなみにWHO(世界保健機関)によると、CBDには精神活性作用がないうえに依存性や乱用性も低く、大きな副作用がないとされているため、国内でも使用可能です。(出典2)

出典1:厚生労働省「大麻取締法等の施行状況と課題について」p28

出典2:WHO「WHO Expert Committee on Drug Dependence

 

3. フルスペクトラムのCBDの効果

フルスペクトラムCBDの効果には以下のものが挙げられます。

・アントラージュ(側近)効果が期待できる

・植物化学物質がCBDの効果をより高める

・THCがCBDの効果をより高める

    それぞれ詳しく解説するので、フルスペクトラムの知見を深めたい方は参考にしてください。

    3-1. アントラージュ(側近)効果が期待できる

    フルスペクトラムCBDには、CBD以外にも多くのカンナビノイドやテルペンなどの化合物が含まれています。これらの成分が一緒に作用することで、個々の成分だけを摂取する場合に比べてより強力な効果が得られるとされています(アントラージュ効果)。

    アントラージュ効果によってCBDによるリラックス効果や睡眠促進効果、抗炎症効果をより強く感じることが可能です。

    例えばテルペンの一種であるミルセンは、CBDのリラックス効果を強化できることが示唆されています。また、フラボノイドの一種であるカンナフラビンはCBDと一緒に作用することで、抗炎症作用を強化する可能性があります。

    3-2. 植物化学物質がCBDの効果をより高める

    2018年に発表されたアメリカの研究によると、麻に含まれるテルペンやフラボノイドなどの植物化学物質が神経保護作用や抗炎症作用を持つことが示唆されました。(出典1)

    テルペンは香りを持つ化学物質であり、リラクゼーションやストレス軽減などの効果があるとされています。フラボノイドは抗酸化作用があり、体の酸化ストレスを軽減することで健康をサポートするとされています。

    また、麻由来の植物化学物質と一緒にCBDを摂取することで、CBDの効果が増幅されるとのこと(エンターラージュ効果)。そのためCBDの健康効果をより実感したいユーザーには、テルペンやフラボノイドなどの植物化学物質が含まれているCBDの利用が推奨されます。

    出典1:Katrina Weston-Green「The United Chemicals of Cannabis: Beneficial Effects of Cannabis Phytochemicals on the Brain and Cognition

    3-3. THCがCBDの効果をより高める

    CBDとTHCは相乗的に作用し、互いの医療効果を高めることが確認されています。THCとCBDの相乗効果により、フルスペクトラムCBDは単一のCBD成分よりも優れた効きめを発揮するとのこと。

    例えばイギリスの研究では、CBDがTHCの抗炎症作用を強めることを示しています。(出典1)また国内の研究では、THCとCBDの相乗効果によって脳保護効果が期待できることが記載しています(出典2)

    CBDとTHCの相乗効果に関する研究はまだ初期段階です。そのため引き続きCBDとTHCの研究結果に目を光らせる必要があります。

    どのような効果があろうと、THCの国内での所持は禁止されていることを留意しておきましょう。

    出典1:The British Pharmacological Society「Single and combined effects of Δ9 -tetrahydrocannabinol and cannabidiol in a mouse model of chemotherapy-induced neuropathic pain

    出典2:福岡大学薬学部「中大脳動脈閉塞モデルマウスの急性期, 亜急性期及び慢性期における大麻成分カンナビジオールの脳保護効果とその作用機序に関する研究」p52

     

    4. ブロードスペクトラムCBDをおすすめする理由

    ブロードスペクトラムCBDにはCBNやCBC、CBGなどのカンナビノイドが含まれており、アントラージュ効果が期待できます。アントラージュ効果によって効きめがより強く発揮されることが期待できるため、CBDやほかのカンナビノイドの健康効果を効率的に得たいユーザーにぴったりです。

    加えて麻に含まれるテルペンのリラックス効果やストレス軽減効果、フラボノイドによる抗酸化作用を体験したいユーザーにもおすすめです。またブロードスペクトラムCBDには精神活性作用のあるTHCが含まれていないため、安全にカンナビノイドを摂取したいユーザーでも利用できます。

     

    5. ブロードスペクトラムCBD原料の選び方のポイント

    ブロードスペクトラムCBD原料のかしこい選び方は以下の通りです。

    ・含まれるカンナビノイドで選ぶ
    ・CBDの濃度で選ぶ
    ・テルペンの有無で選ぶ
    ・ブランドの信頼性で選ぶ

      それぞれ詳しく解説するので、ブロードスペクトラムCBD原料で商品を作ろうとお考えの方は参考にしてください。

      5-1. カンナビノイドの成分で選ぶ

      ブロードスペクトラムCBDにはCBNやCBC、CBGなどのカンナビノイドがいくつか含まれています。各カンナビノイドは効果が異なるとされているため、ユーザーニーズに合ったカンナビノイドの組み合わせのブロードスペクトラムCBDを選ぶのがおすすめです。

      主なカンナビノイドに備わっているとされる効果は以下の通りです。

      カンナビノイド

      効果

      CBD

      ・不安軽減作用

      ・睡眠促進作用

      ・炎症抑制作用

      ・痛みの鎮静作用

      ・抗てんかん作用

      CBN

      ・睡眠の質向上作用

      ・抗菌作用

      ・神経保護作用

      CBC

      ・抗炎症作用

      ・抗菌作用

      ・脳細胞成長促進

      CBG

      ・抗炎症作用

      ・抗菌作用

      ・眼圧低下(緑内障治療に有効)

      弊社ではお好みに合わせて、カンナビノイドの種類をカスタマイズできますので、ブロードスペクトラムCBD原料をお求めの方はお気軽にお問い合わせください。

      5-2. CBDの濃度で選ぶ

      CBDの濃度は製品の効果の強さに直結します。効果が強すぎてしまうと、人によって軽い副作用が出現する場合があります。

      そのため快適にブロードスペクトラムCBDを利用するためには、製品のCBD濃度を重視することが重要です。

      CBDの濃度とおすすめなユーザーについて表でまとめたので、ブロードスペクトラムCBD原料を選ぶときの参考にしてください。

      CBD濃度

      おすすめなユーザー

      理由

      低濃度(5%以下)

      初心者、軽い症状の方

      初めてCBDを使用する方や、軽いストレスや不安を感じている方に最適。

      副作用のリスクを最小限に抑えつつCBDの効果を体験可能

      中濃度(5%〜10%)

      中級者、日常的な使用者

      日常的にCBDを使用している方や、中程度の痛みや不安を抱えている方に最適。

      バランスの取れた効果を求める方におすすめ

      高濃度(10%以上)

      経験者、重い症状の方

      長期間CBDを使用している経験者や、重度の痛み、不眠、不安などの症状を抱えている方に最適。

      より強力な効果が期待できますが、使用量に注意が必要

      ブロードスペクトラムCBDは医薬品ではないため、健康効果に対して過度な期待をすることは控えましょう。

      5-3. テルペンの有無で選ぶ

      テルペンは麻に含まれる香り成分であり、リラックス効果や抗不安作用、抗炎症作用、鎮痛作用などがあるとされています。

      テルペンの香りは新緑の森の香り、金木犀の甘い香り、柑橘系やミントの香りと評されています。そのため香料を活かした商品を作りたい方はテルペンなしにするのがおすすめです。グミ、キャンディー、チョコなどのエディブルにする場合は、テルペンの香りが食品の味を邪魔する恐れがあるため注意が必要です。

      反対にテルペンの香りや効果を活かしたい方は、テルペンありにすることが推奨されます。

      5-4. 信頼できる会社の原料を選ぶ

      ブロードスペクトラムCBDを選ぶ際は、信頼できる会社から調達された高品質な原料を使用している製品を選ぶことが重要です。

      CBD製品の品質は、使用されている原料の質に大きく寄与します。そのため不純物や有害物質が含まれていないかしっかりと品質管理された原料を選びましょう。

      また過去には国内に流通しているCBD製品からTHCが検出された例があるため、信頼できる会社からCBDを調達することが非常に大切です。(出典1)

      ブロードスペクトラムCBD原料を選ぶ場合は、第三者機関の検査を通過したCBD原料を扱う会社の製品を選びましょう。

      弊社で取り扱うカンナビノイド原料は、THCを含まないことを確認したうえで法令を遵守して輸入しています。加えて厚労省の指定検査機関で検査済のCBD原料を取り扱っているため、安全にご利用いただけます。

      出典1:厚生労働省「大麻成分THCを含有する製品について

       

      6. フルスペクトラムCBDは違法。ブロードスペクトラムCBDはニーズに沿った組み合わせを選ぼう

      この記事ではCBDのフルスペクトラムの基本情報や違法性、効果を解説しました。またブロードスペクトラムCBDのおすすめな原料の選び方などを紹介しました。

      フルスペクトラムCBDには精神活性作用のあるTHCが含まれているため、国内での所持や輸入は禁止されています。

      ブロードスペクトラムCBDはCBDといくつかのカンナビノイドや植物化学物質によって構成される抽出物で、成分の組み合わせによってさまざまな効果が期待できます。

      ブロードスペクトラムCBDを使って製品を作りたい場合は、ユーザーニーズに沿った効果が期待できる成分を組み合わせることが大切です。

      加えてフルスペクトラムCBD原料の質は作る製品の品質に直結するため、信頼できる会社から原料を取り寄せることも重要です。

       

      7. まとめ

      今回はCBDドリンクについて取り上げてきました。CBDドリンクの安全性や効果、種類、楽しみ方、おすすめの製品などを知ることができたのではないでしょうか。

      CBDドリンクは摂取にコツなどがいらず、普通の飲料のように手軽にCBDを摂取できることから、CBDの初心者の方にもおすすめの製品です。

      CBDドリンクを日常の生活に取り入れて、リラックスする時間や自分らしい時間を増やすことができれば、毎日の生活が今以上に楽しくなるはずです。

       

      8. tokyo mooon CBD商品のご紹介

      tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!

      主な商品としては、

      ・CBDべイプ
      ・CBDオイル
      ・CBDウォーター
      ・CBDグミ

      がございます。

      カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。

      是非この機会にお買い求め下さい!

       

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      9. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様 

       

      OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

       

      ①合法性と安全性

      ②製造工程における各種認証

      ③信用・実績のあるサプライヤー

       

      ①合法性と安全性

      ・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み

      ・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能

      ・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供

      ・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

       

      ②製造工程における各種認証

      ・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)

      ・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)

      ・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)

      ・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

       

      ③信用・実績のあるサプライヤー

      ・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入

      ・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

       

      CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

       

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