国民病とまで言われている不眠症。厚生労働省の調査によると、日本人の5人に1人が「睡眠で休養が取れていない」、「何らかの不眠がある」と回答しているほどです。
睡眠薬を使用することに抵抗がある人は、CBDオイルを試してみようか、迷っている人もいるのではないでしょうか。
CBDオイルは病院で処方されるような、専門的な薬として認可されてはいないものの、睡眠をサポートするものとして日常的に使用している人もいるようです。
日本人の5人に1人が不眠症 市販のCBDオイルを使用している人も
「眠れない日が続いているから、自分の身体には睡眠障害が起きているのかもしれない...」と感じているビジネスパーソンは多いでしょう。
厚生労働省によると、以下の条件が認められたとき、不眠症だと診断されるようです。
・長期間にわたり夜間の不眠が続く |
不眠症の治療は通常、「薬物療法」と「非薬物療法」の大きく2つに分けられますが、できるだけ睡眠薬を服用したくない、という人も多いでしょう。非薬物療法では、薬を服用せず生活習慣の改善により、不眠症の治療を行います。
生活習慣の改善といっても、規則正しい食生活や、定期的な運動などを行いつつも、何か睡眠に良い影響を与えるアイテムが欲しい、と感じる人もいるでしょう。そのような人は、CBDオイルを試してみるのもいいかもしれません。
2022年8月現在、実際に睡眠をサポートする目的で市販のCBDオイルを使用している人は、日本でも意外と多いようです。
30代女性の口コミ 商品:CBDオイル(12% ブロードスペクトラム) 最初は父の精神安定、リラックス効果に…と思い調べていましたが、私も眠りが浅く、歯を食いしばって眠ったり中途覚醒が毎日のようにあるので藁にもすがる思いで利用し始めました。 私はスポイトで2プッシュ程ですが、それでも眠気が来て朝まで起きずにぐっすり眠れます。 (省略) 出典:楽天市場 |
50代女性の口コミ 商品:CBDオイル(6.6% フルスペクトラム) メーカー:ファーマヘンプ 母の夜間の中途覚醒を解消したく、使用したところ、1晩目から効果が見られました。睡眠薬を服用したくなかったので、それ以外あれこれ試したのですが、母の場合はCBDオイルが効いたようで、ホッとしております。 出典:楽天市場 |
早稲田大学睡眠研究所の所長、西多昌規さんは、「CBDはセロトニンなど神経伝達物質を介し、睡眠作用をもつ可能性があります」と、CBDの睡眠効果について示唆しています。同研究所は、CBDの睡眠効果についてCBD企業と共同研究を行っています。(後述)
参考
出典:不眠症|厚生労働省
出典:『不眠症』ってどんな病気?|日本臨床内科医会
海外の研究でも、CBDが良質な睡眠をもたらすことがわかっています
海外では、CBDの睡眠効果について日本よりも実践的な研究が進んでいます。こちらの章では、その一部の研究をご紹介します。
2019年にアメリカで行われた、CBDが睡眠と不安を軽減できるかを調査する研究によると、不安・睡眠ともに質が整い向上した人が多かったようです。
▼研究概要 対象者:72人(うち、不安経験者が47人、睡眠不足の人が25人) 研究内容:毎日カプセルの形で25ミリグラム(mg)のCBDを摂取する。 結果:一か月後、不安の症状がある人の79.2% が不安レベルの低下を報告し、66.7% がより良い睡眠を報告しました。 |
出典:Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series|National Library of Medicine
また、2013年の研究によると、CBDはレム睡眠を減少させると報告した研究結果もあります。睡眠には、脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われている「レム睡眠」と、脳や肉体疲労のために大脳を休息させる「ノンレム睡眠」があります。
出典:エスエス製薬
もしCBDがレム睡眠を減少させる場合、CBDを摂取することで、脳が活発に動いている状態を減らし、深い睡眠を長くとることができると考えられます。
参考
出典:Effects of acute systemic administration of cannabidiol on sleep-wake cycle in rats|ResearchGate
出典:レム睡眠|厚生労働省
出典:眠りの種類 ~レムとノンレム~|エスエス製薬
国内でも「早稲田大学睡眠研究所」がCBDについて研究中
健康保持や医療面において、さまざまな効果が期待されているCBD。海外のマーケットが広いイメージもありますが、2022年現在は、国内でもCBDの睡眠効果について研究が進んでいます。
早稲田大学には、人間の睡眠や生体リズムに関する研究を行う「早稲田大学睡眠研究所」という機構があります。2021年5月に、この同研究所とCBD製品を中心とする卸販売業の株式会社DropStoneが展開するCBDブランド「Greeus」が、CBDオイルを使用して臨床試験を行う共同研究を開始しました。
出典:Greeus
早稲田大学睡眠研究所の所長、西多昌規さんは、睡眠薬を使用しない非薬物的アプローチの中で、CBDの「睡眠サポート」も期待される成分の一つだと述べています。GreeusのCBDオイルを実際に使用し、睡眠導入や睡眠の質が改善されるかを実験しています。
▼実験の詳細 【対象者】 30代~40代の働き盛りの会社員。禁煙者、CBD未経験者。実験日は禁酒で行います。 【研究方法】 実験参加者には寝る前に、①Greeusの「CBDオイル」か、②CBDが入っていないオイルのどちらか1つを飲んでもらいます。 CBDオイル有り無し、そのどちらかのオイルで計3回の睡眠状態を計測します。脳波計による入眠潜時、睡眠効率および睡眠段階、定量脳波解析、心拍変動解析、体温データなどで評価します。 【使用するCBDオイル】 商品名:CBD Oil ~ Natural ~ 内容量:30ml / CBD1500mg 10ml / CBD 500mg |
2022年8月現在、この研究結果に関する公への報告はされていませんが、引き続きCBDの睡眠作用については研究が進んでいるようです。
大麻由来の製品なため、CBD製品に対して抵抗感を抱いている人はまだ一部いるものの、国内でも医学的にCBDの研究が進んでいることで、より豊かな生活を送れる人は増えるでしょう。
参考
睡眠薬に抵抗がある人は、CBDオイルを試してみる手も
睡眠薬は、薬によっては味覚異常(苦味)、ふらつき・目眩、睡眠中の異常行動、眠気、頭痛、倦怠感など、日常生活に支障をきたすような重い副作用が発生することもあります。
CBDオイルは自然由来のものなので、化学的な副作用を懸念している人は試してみるのもいいかもしれません。世界保健機構のWHOも、「CBDは良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある。」と述べています。
不眠のサポートで実際にCBDを使用する場合、まずはかかりつけの医師に相談してみましょう。
参考
出典:カンナビジオール(CBD)事前審査報告書|世界保健機関(WHO)
OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証 |
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。