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CBDは松果体に作用する?CBDが睡眠の質を向上させるワケとは。

 

CBDの効果の中で最もわかりやすく、多くの方が実感する効果の一つは、「睡眠の質の改善」です。

CBDは私たちの心身の凝りを解きほぐし、睡眠の悩みを解決する一助となります。そのため、不眠症や睡眠の質が悪く夜中に何度も起きてしまう、といった悩みを抱える多くの人が、CBDを使用してその恩恵を受けています。

それではなぜ、CBDは睡眠の質を改善してくれるのでしょうか?

睡眠には、「松果体」が重要な役割を果たしています。松果体はメラトニンという睡眠ホルモンを分泌して、眠気を誘う作用を持ちます。

CBDはその松果体を活性化し、寝付きや睡眠の質を良くしてくれると言われているのです。

また、CBD原料に関する詳しい情報をお探しの方は下記よりご覧ください。

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1. 松果体って何?

松果体とは、睡眠ホルモンのメラトニンを分泌する脳器官です。松果体は大多数の生物に存在し、約24時間周期で変動します。
また、松果体には光を感知する働きがあり、その光受容細胞は目の網膜の視細胞と多くの類似点を持つことから、「第三の眼」とも呼ばれています。

 

体内時計のメラトニン

 

太陽が昇り明るくなると体は目覚め、太陽が沈んで暗くなると眠くなる。
体内時計とも呼ばれるこの自然の摂理は、松果体から分泌されるメラトニンが大きく関係しています。

朝、体が光を浴びると松果体がその光を感知し、体内時計がリセットされて体温が上昇し、活動状態へと導かれます。そして、松果体からのメラトニン分泌が止まります。


メラトニンは体が目覚めてから14〜16時間ほど経過すると、再び松果体から分泌され始めます。メラトニンの分泌が始まると、自然と体深部の体温は低下し、眠気を感じるように導かれていきます。

メラトニンの分泌は光によって調整されているため、日が沈んでからも明るい場所にいると体内時計が乱れてしまい、メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。これが、夜なかなか眠りにつけない、眠りが浅いといった症状の原因となります。

また、加齢によりメラトニンの分泌量が減少していくことがわかっています。年齢を重ねていくと朝早く目が覚めたり、夜中に何度も目が覚めたりして睡眠時間が減っていくのは、体内時計の調節機能が乱れているためと考えられています。

 

メラトニンは強力な抗酸化力を持つ

 

老化を抑制するために重要な「抗酸化力」。この力が、紫外線や放射性物質などの外的ストレスや加齢によって弱まると、体内の至る所で酸化ストレスが発生してしまいます。その結果、臓器の働きが低下したり、肌にハリがなくなっていきます。

この酸化ストレスを止めるのに重要なのは、抗酸化力を高めること。
睡眠ホルモンであるメラトニンは、強力な抗酸化力を持つと考えられていて、その効果はビタミンCやビタミンEを上回ると言われています。

 

2. 睡眠を妨げる原因

不眠症をはじめとする睡眠障害の原因は人それぞれ異なる場合が多く、その原因によって治療法や対処法も異なります。
睡眠障害の主な原因は以下のようなものが挙げられます。

不安•うつ

不安やうつ病は、しばしば不眠を引き起こします。気分が落ち込むことが増えたり、今まで楽しめていたことが楽しめなくなる事が増えたら、それはうつ病のサインかもしれません。

ストレス

身近な人の死や、仕事でのトラブル、人間関係のこじれなどによるストレスは、睡眠障害の引金となる可能性があります。

身体の病気

事故やスポーツなどで負った外傷、関節リウマチなどの痛みを伴う疾患、湿疹や蕁麻疹など痒みを伴う疾患、喘息、頻尿、花粉症などは、睡眠を妨げる原因となります。

環境

海外旅行や出張による時差ボケや、仕事や勉強による昼夜逆転生活などは、体内時計を狂わせ、質の良い睡眠を妨げます。

 

 

3. CBDの松果体への作用は?睡眠の質は改善される?

CBDは睡眠の質の改善に効果があるとして、不眠などの睡眠障害のある方に注目されている成分です。

なんとなくCBDと聞いたことはあるけど、具体的にCBDって何なのだろう?と疑問に思われた方がいらっしゃいましたら、こちらの記事を是非参考にしてみてください。

 

それでは、CBDがどのように睡眠に対して効果をもたらすのか、詳しくご紹介していきます。

 

松果体を活性化させる

 

CBDは松果体を直接活性化させる可能性があります。

ラットを対象とした研究では、松果体にはECS(エンドカンナビノイドシステム)が存在することが明らかになり、そこにCBDが結合するカンナビノイド受容体も存在することがわかっています。したがって、人間の松果体にもカンナビノイド受容体が存在する可能性が高いと思われます。

CBDが松果体に存在するカンナビノイド受容体に結合すると、松果体が活性化されます。そうすると、松果体から睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が増え、自然と眠気が引き起こされることになります。

また、松果体の働きが正常になることで体内時計も正常に調節され、朝外が明るくなるまで眠り続けることができる効果も期待できます。

 

セロトニン分泌を促し不安を軽減

 

前章の「睡眠を妨げる原因」で述べた、不安やうつ病に対し、CBDは効果的であると考えられています。

セロトニンという神経伝達物質は、精神の安定や安心感、平常心を保つなど、脳を活発化させるキーとなる脳内物質です。ストレスや加齢などによりセロトニンが不足することで、不安やイライラを増幅させたり、仕事や勉強の意欲低下、うつ症状、不眠といった症状を引き起こします。

脳の働きを活発化させ、不安を軽減してくれるセロトニンの分泌やその伝達を、CBDが調節する作用があると考えられています。

ある研究では、不安神経症と診断された患者と、不眠症と診断された患者に対してCBDを摂取させ、不安と不眠にCBDが効果を表すのかを確かめる実験が行われました。
結果として、どちらも大多数の患者に不安や不眠の軽減をもたらしました。そして不眠症よりも不安神経症の不安軽減に対して、わずかに高い効果を見受けることができました。

睡眠を妨げる不安をCBDが軽減してくれることで、心身がリラックスして眠りやすくなると考えられます。

 

4. 睡眠におすすめのCBD製品

CBDはどの商品を使用しても、ご自身に合った適量であれば睡眠の質の改善に対して効果を得ることができるでしょう。

しかし、不眠や夜中に何度も起きてしまうといった症状に筆者がおすすめしたいのは、エディブル製品です。
エディブル製品とは、CBDが配合された食べ物のことを指します。CBD市場ではグミやキャンディー、チョコなどといった製品が主流です。

なぜおすすめかというと、エディブル(経口摂取)はCBDの効果持続時間が他の摂取方法と比べて長いためです。ご自身に合った適量を摂取していれば、就寝時間中に起きてしまったり、早くに起きてしまったりする症状が軽減されるでしょう。
摂取方法ごとの効果持続時間や摂取効率についてはこちらをご覧ください。

夜ご飯を食べて、ある程度消化が落ち着いてきたかなという食後1、2時間後にエディブルを食べてみてください。エディブルは胃腸で消化されてから吸収されるので、大体寝る1時間前に摂取するのがおすすめです。

 

エディブルについての詳細や、おすすめのエディブル製品については下記の記事をご参考ください。

 

 

 

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