慢性的な痛みの発生や、日常生活への支障が出てしまう可能性があるリウマチ。治療薬はあるものの、長期的に使用した場合の副作用を懸念する声もあります。
まだ厳密な臨床試験は行われていないものの、CBDがリウマチの症状緩和や進行抑制に効果があることを示唆する研究事例がいくつかあります。また、実際にCBDを使用しているリウマチ患者は、効果を体感していることが多いようです。
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リウマチは慢性の炎症性疾患
リウマチとは、関節に起こる慢性炎症性疾患です。リウマチ性疾患、関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis, RA)とも言います。自己免疫疾患の一つで、免疫の働きに異常が生じた結果、関節や軟骨、骨などが破壊されてしまいます。日本国内の患者数は、70〜80万人と推定されています。
一般的な症状は、関節の痛みやこわばり、高レベルの炎症、関節周辺の動きの制限等です。放置すると、関節が変形してしまう可能性があります。
リウマチの原因はまだ正確には分かっていませんが、遺伝やストレス、喫煙習慣などが影響していると考えられています。
(画像引用)出典:リウマチの症状
参考
出典:リウマチとは
出典:リウマチの症状
出典:痛みから解放されるかも?リウマチの症状を軽減するCBDの効果
出典:What Is Rheumatoid Arthritis? Symptoms, Causes, Diagnosis, Treatment, and Prevention
一般的なリウマチの治療方法
リウマチの治療法はいくつかありますが、症状や進行を抑える薬物を組み合わせる方法が主流です。具体的には、痛みや炎症を抑える鎮痛剤や抗炎症薬、免疫反応を制御する抗リウマチ薬が使用されます。
既存のリウマチ治療薬は効果的ですが、副作用を懸念する声もあります。リウマチ治療薬の長期的な服用が、心臓や肝臓、胃、腎臓にダメージを与える可能性があることも分かっています。
近年では、生活習慣の改善や理学療法などの代替治療法を検討する患者が増えているようです。副作用が少ない選択肢として、CBDなどの自然な薬物療法に対する関心も高まっています。
出典:CBD for arthritis: What the research shows
CBDがリウマチに有効である研究結果
今のところ、リウマチに対するCBDの効果を立証する厳密な臨床試験等はまだ行われていません。
しかし、一部のリウマチ患者から、CBDの使用が痛みの緩和や睡眠の改善、そして不安の軽減に繋がったという声が上がっています。アメリカの事例ですが、リウマチ患者の大麻使用率が、2014年〜2019年の間に3倍弱(6.3%から18.4%)上昇しました。その内、大部分の患者が、大麻の使用によってリウマチの症状が緩和すると報告しています。
また、CBDがリウマチの治療や炎症、痛みの緩和に効果があることを示唆する研究もいくつかあります。
参考
出典:Can CBD oil relieve arthritis pain?
出典:CBD for Arthritis Pain: What You Should Know
研究1|大麻由来のリウマチ治療薬の効果について
大麻由来のリウマチ治療薬の有効性を調べた初期の研究に、Sativex(大麻エキスを含むスプレー)を使用したものがあります。この研究では、Sativexをリウマチ患者に使用すると、炎症の痛みの緩和や睡眠の質の向上に効果があることが示されました。
ただし、SativexにはCBDとTHCの両方が含まれています。そのため、CBD単体の効果を示す研究とは言えないかもしれません。
▼研究詳細 対象:リウマチ患者58人。 CBDの平均投与量:不明(Sativex1回 /日) 使用された製剤:Sativex(CBD、THC) 治療期間の中央値:5週間 |
参考
研究2|CBDがリウマチの炎症や痛みの緩和に効果がある可能性
アメリカのケンタッキー大学で行われた動物実験では、CBDを患部に直接塗布することで、炎症や痛みが緩和される可能性があることが示唆されました。
この実験では、リウマチ関節炎を発症したラットにCBDジェルを塗布して、炎症レベルや副作用が計測されました。その結果、CBDの使用が関節の腫れや痛みを減少させ、ラットの脳への影響も限定的(明らかな副作用がない)であることが示されました。
▼研究詳細 対象:ラット CBDの平均投与量:0.6〜62.3 mg /日 使用された製剤:不明 治療期間の中央値:4日間 |
参考
出典:Transdermal cannabidiol reduces inflammation and pain-related behaviours in a rat model of arthritis
研究3|CBDの抗炎症化作用に関する研究
リウマチ症状に対する有効性を示唆する研究が増えているCBD。2020年に発表された研究では、CBDがリウマチに有効な抗炎症剤として作用することが報告されました。加えて、ステロイドなどの抗炎症剤と比べて、CBDは副作用がかなり少ないことも示されました。
また、2019年に発表されたレビュー論文では、カンナビノイドがリウマチ治療に有用な選択肢になり得ると発表されました。カンナビノイドがCB2受容体に作用して、抗炎症化作用が発生するようです。具体的には、サイトカイン(炎症に関連するタンパク質)の分泌量が減ることが確認されました。
参考
出典:Cannabidiol (CBD): a killer for inflammatory rheumatoid arthritis synovial fibroblasts
出典:Joints for joints: cannabinoids in the treatment of rheumatoid arthritis
CBDを使用しているリウマチ患者の反応
リウマチ症状に対するCBDの有効性を証明するためには、さらなる臨床試験や研究が必要です。しかし、実際にCBDを使用しているリウマチ患者からは、好意的な反応が多いようです。
The Arthritis Foundation(アメリカの関節炎財団)が2,600人以上のリウマチ患者を対象に行なったアンケートでは、79%の患者がCBDを使用中(過去の使用も含む)、もしくは使用を検討していることが分かりました。
(画像引用)出典:Patients Tell Us About CBD Use
また、同アンケートではCBDを使用中の患者から以下の事も報告されました。
・87%がリウマチの症状を緩和する目的で使っている(その内、94%が痛みを緩和するために使用)。
・67%がメンタルヘルスが向上したと感じている。
・関節置換手術後に使用していた鎮痛剤(オピオイド)から離れるために、CBDが使用されたケースもある。
参考
出典:Patients Tell Us About CBD Use
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