CBDは糖尿病の治療に効果が期待できる?

今年に入り世界保健機構(WHO)は、2000年〜2020年の20年間の世界の死因TOP10を発表しました。

糖尿病はTOP10入りし、第9位という結果に。糖尿病とも関連の深い「虚血性心疾患」「脳卒中」「認知症」「腎臓病」なども上位に入っています。

糖尿病は「ぜいたく病」とも言われるように、悪い生活習慣が原因で発症するケースも多いですが、日本人はそれほど太っていなくても糖尿病になりやすいと言われています。

その原因は、日本人はインスリンの分泌能力が欧米人に比べて低いことが挙げられます。そのため軽度の肥満でもインスリン抵抗性によるインスリンの必要量の増加に対応できず、糖尿病になることがあります。

最近話題のCBDは、糖尿病に効果的であるという情報をネット上でよく見かけますよね。果たしてそれらの情報に信憑性はあるのでしょうか?

こちらの記事では、いくつかの研究のエビデンスをもとに、CBDと糖尿病の関連性を詳しくご説明していきます。

 

1.「糖尿病」タイプ別の原因と症状

糖尿病とは、インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因により、血糖値の上昇を抑える働きが低下し、高血糖が続く病気です。


インスリンは膵臓のランゲルハンス島という部位にあるβ細胞から分泌され、血中の糖を細胞に取り込ませることで、血糖値を一定に保つ機能があります。しかし、何らかの原因でインスリンが分泌されなくなったりすると、血中の糖が消費されなくなり、血糖値が上がったままの状態となります。これが「糖尿病」です。

糖尿病には大きく分けて2つのタイプがあり、タイプごとに原因が異なります。

 

「2型糖尿病」

原因

2型糖尿病の原因は、インスリン分泌不全とインスリン抵抗性によるものです。

2型糖尿病では、インスリンの量が十分ではない(インスリン分泌不全)か、作られたインスリンが十分作用しません(インスリン抵抗性)。
2型糖尿病は最も一般的な糖尿病と言われており、40歳を過ぎてから発症する場合がほとんどです。
糖尿病になる要因はさまざまですが、食生活などの環境によるものと体質の組み合わせで起こると考えられています。

2型糖尿病は、様々な調査により次のような人に起こりやすいと言われています。

  • 40歳以上の人
  • 太りすぎの人
  • 家族に糖尿病の患者がいる
  • 著しい運動不足

 

症状

2型糖尿病は初期症状が全くないと言われており、症状が現れるとしても非常にゆっくりと少しずつ現れます。主な症状は以下の通りです。

  • 疲労感
  • 皮膚が乾燥して痒い
  • 手足の感覚が低下する、または、チクチク指すような痛みがある
  • 感染症によくかかる
  • 頻尿
  • 目がかすむ
  • 性機能の問題(ED)
  • 切り傷やその他の皮膚の傷が治りにくい
  • 空腹感やのどの渇きがひどくなる

 

「1型糖尿病」

原因

1型糖尿病は、インスリン欠乏により引き起こされます。

1型糖尿病では、体内でインスリンがほとんど作られないか、全く生成されません。

糖尿病患者の中でも1型に分類されるのは稀ですが、若い方の発症は1型が多いと言われています。

1型糖尿病の原因は残念ながら正確にはわかっていません。関係する因子としては、生まれつき1型糖尿病にかかりやすい体質を持っているか、何らかの原因でインスリンを作っているすい臓の一部が破壊されていることが挙げられます。

症状

正確な原因がわかっておらず、1型の場合は以下のような症状が突然現れます。

  • 普段よりのどが渇く
  • 頻尿
  • 急激な体重減少
  • 疲れがひどい

 

2. 糖尿病が引き起こす危険な合併症

糖尿病は初期症状がないことから、知らぬ間に進行が進んで様々な合併症を引き起こす可能性のある、とても身近で危険な病気です。

<糖尿病の代表的な合併症>

  • 網膜症
  • 腎症
  • 神経障害
  • 動脈硬化
  • 心臓病
  • 脳卒中
  • 高血圧
  • 骨粗鬆症
  • 歯周病

 糖尿病により高血糖状態が続くと、全身の細い血管や神経に障害が生じます。

その結果、糖尿病の「三大合併症」と呼ばれる、網膜症・腎症・神経障害が引き起こされます。

高血糖状態は血管に相当な負担をかけるため、動脈硬化を引き起こします。その結果、心筋梗塞や脳梗塞・脳出血などの脳卒中が起きやすくなります。また、足に動脈硬化が起きると、最悪の場合組織が壊疽して足の切断を余儀なくされる可能性もあります。

さらには高血糖は免疫機能の低下を招くため、かぜ・インフルエンザ・肺炎・結核・膀胱炎・水虫などの感染症にかかりやすくなります。
その他にも、糖尿病患者には高血圧や脂質異常症、骨粗鬆症、歯周病などの症状が高確率で発現します。


参考

3. CBDは糖尿病治療に効果的?

CBDは様々な薬理効果が期待できるとして、多くの病気の治療や症状改善のために研究が進められています。

さて、こんなに恐ろしく身近な糖尿病に対し、CBDは効果があるのでしょうか?

CBDと糖尿病についてのテーマは、比較的数多く研究されているのは事実です。
しかし現段階では、「CBDが糖尿病に対して効果が認められていると示唆されているものの、その効果は実証されていない」というのが現状です。

The American Journal of Pathologyに掲載のBéla Horváthらによる研究によると、CBDは糖尿病に関連する酸化ストレスや体内の炎症、細胞死などを軽減しました。

CBDには糖尿病に深く関わる酸化ストレスの抑制作用があることから、糖尿病にも効果がある可能性が十分にあることがわかります。

 

発症リスクを下げる可能性

 2006年に発表されたマウスに対する実験では、CBDが非肥満糖尿病マウスの糖尿病発症リスクを低減させたと報告されました。この結果には、CBDの抗炎症作用が強く関連しているとみられています。

さらには、CBDがインスリン抵抗性と、インスリンを生成する膵臓の機能を改善したという報告があります。その研究では、インスリン治療を受けていない2型糖尿病患者に、100mgのCBDを1日2回摂取させました。その結果、空腹時の血糖値が大幅に低下し、膵臓機能の改善も見られました。

また、CBDとECSと2型糖尿病の関係を長年研究しているRory Battによれば、CBDは過剰な免疫細胞によって膵臓が破壊されるのを防ぐ効果が期待できます。

したがって、CBDは膵臓の健康を守り、インスリンの生成を正常に保つ可能性があることがわかります。

 

血管の損傷を修復

 糖尿病の三大合併症の一つである網膜症は、血液網膜の破壊と神経毒性が特徴と言われています。NCBI掲載の2006年の研究では、CBDが網膜細胞死や神経毒を軽減したという結果が報告されています。

また、CBDは2型糖尿病から誘発される血管損傷を保護する作用があることから、血管の損傷を引き起こす血管透過性の亢進を軽減すると言われています。

これらの結果から、CBDは血管にも有益な効果をもたらし、動脈硬化なども軽減する可能性があります。

しかし、CBDが血糖値の値に作用するという効果は報告されていません。

神経障害における痛みの緩和

CBDには神経保護や痛みを軽減する作用があると言われています。

2020年にNCBIに掲載されたつい最近の実験では、末梢神経障害を持つ29人の患者を集め、半数にはCBD250mg配合の薬を投与し、残りの人々にはプラセボ(偽薬)投与を4週間に渡って行いました。その結果、プラセボのグループと比較してCBDの投与が行われたグループでは、末梢神経障害に伴う激しい痛みや、痒みを伴う鋭い痛みなどの感覚が減少したと報告されています。


4. 糖尿病治療の要は生活習慣の改善

以上のことから、CBDは糖尿病の発症を予防する作用や、糖尿病の危険な合併症の症状を軽減する作用が期待できることがわかりました。

しかし、糖尿病治療の最も重要なポイントは、ご自身で行う生活習慣の改善です。糖尿病の薬を飲んでいるから、CBDを摂取しているから大丈夫、というわけにはいかない病気なのです。

酸化ストレスや糖化を防ぐ健康的な食生活にシフトし、適度な運動を行い、健康的な人間関係を築いてストレスを溜めない生活を心がけるようにしましょう。

 

5.おすすめのCBD製品

CBDはできるだけ長く継続して摂取することが重要となります。そのためには、まずご自身に合った摂取量はどれくらいなのかを知り、ライフスタイルに合わせた製品を使用して継続していきましょう。

CBDには様々なタイプの製品がありますが、数が多すぎて何を選んだら良いかわからない方もいらっしゃるかと思います。

是非、以下の記事を参考にしてみてください。

 

CBDオイル

 

CBDカプセル

 

CBDグミ

 

CBDワックス

 

CBDバスボム

 

CBDバーム

  

著者プロフィール

駒形俊太郎

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