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てんかん治療に用いられるCBD

1. てんかんとは

「てんかん」とは、脳にある神経細胞の異常な電気活動により引き起こされる発作の病気のことです。突発的に運動神経、感覚神経、自律神経、意識、高次脳機能などの神経系が異常に活動することで症状を出します。

「てんかん発作」ではそれぞれの神経系に対応し、下記の症状を生じます。

  • 体の一部が固くなる(運動神経)
  • 手足がしびれたり耳鳴りがしたりする(感覚神経)
  • 動悸や吐き気を生じる(自律神経)
  • 意識を失う
  • 言葉が出にくくなる(高次脳機能)などのさまざまな症状を生じます。


2. てんかん治療に使われるCBD

CBDを服用したてんかん患者はしていない場合よりも、発作が20%-25%少なくなったという臨床研究の結果が出ています。

アメリカ大手テレビ局CNNの『WEED』という番組で、2013年にシャーロットちゃんという小児てんかんを患う、コロラド・スプリングスに住む少女が大麻の使用によって命を救われたというエピソードが紹介されました。

それによって、アメリカの世論が一変し、医療大麻は世間において地位を獲得しました。

この動きが後に「CBD」を医療や健康のために使用する議論が加速し、認知度が拡大するきっかけへとなりました。

シャーロットちゃんのエピソードをから、charlotte's webというCBDのブランドも出てきています。

 

3. CBDを活用した医薬品

日本では使用が許可されていませんが、海外ではEpidiolexと言う大麻由来のてんかん薬が存在し、医療機関でも使用されています。販売者はイギリスのGW Pharmaceuticalsです。こちらで詳しく述べられていますが、年間の売上は約300億円を超えるそうです。

てんかんの一種であるレノックス・ガストー症候群とドラベ症候群の治療薬として、FDA(アメリカ食品医薬品局)が承認をしています。てんかん治療においては、下記の投与量が推奨されています。

  • 開始用量: 2.5mg / kgを1日2回経口摂取
  • 維持量: 5mg / kgを1日2回経口摂取
  • 最大投与量: 10mg / kgを1日2回経口摂取

4. 医療大麻の合法国

CBDを医療用大麻として利用できる国が下記の緑と青の地域になります。青で示されている地域では、嗜好用など用途を問わず使用が可能です。

世界的に見ると、多くの国で使用が許可されているわけではなく、違法とする国が殆どですが、アジアではタイ・韓国など合法化する動きも加速していることから、今後市場が拡大していくと予測されています。

 

著者プロフィール

俊太郎 駒形

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