CBDとは大麻草に含まれる有効成分の一種で、その摂取により様々な疾患や
に効果があるとして世界中で臨床研究が行われています。今回はその適切な摂取量について解説していきます。
1. CBDの効果
CBDは以下、24つの病気に有効だと言われています。
- 依存症
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- 喘息
- 自閉症
- アルツハイマー病
- ADD/ADHD
- 不安神経症
- 関節炎
- 自己免疫疾患
- がん
- 脳震とう、脳/脊髄損傷
- うつ病
- 糖尿病
- 線維筋痛症
- 炎症性腸疾患
- 偏頭痛
- 多発性硬化症(MS)
- 悪心/嘔吐
- ニューロパチー
- 肥満
- パーキンソン病
- 疼痛
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 統合失調症
- 発作性疾患(てんかん症候群)
- 皮膚病
- 睡眠障害
大きく分けると以下の3つに分類されます。
- 不眠の解消
- 不安、ストレスの解消
- 炎症の緩和
2. CBDの二相性
CBDには二相性といって、摂取量によって相反する効果を発揮するという特徴があります。
- 低~中用量 → 覚醒効果
- 高用量 → 鎮静効果、リラックス

<低容量>
・集中力を上げたい
・仕事のパフォーマンスを上げたい
・日中の眠気を解消したい
<中~高用量>
・睡眠の質をあげたい
・ストレスや不安を和らげたい
・イライラを鎮めたい
・痛みを和らげたい
効果によって自分自身で摂取量を調節していく必要があります。
3. CBDの最適な摂取量
CBDの効果実感は個人差が大きく「1回何mg」という決められた摂取量があるわけではありません。
そのため、自分自身で適量を見つけることがCBDの効果を最大限実感するためにとても重要なポイントです。
1日10mg程度からはじめ、数日~1週間程度少しずつ量を増やしていき、体調や体感の変化を見定めていく必要があります。
ある医療大麻の研究者によると、
- 低用量・・・CBD 0.2mg/体重1kg
- 中用量・・・CBD 1.0mg/体重1kg
- 高用量・・・CBD 1.5mg/体重1kg
という量が経験則としてあげられています。
つまり、体重60kgの場合一日の摂取量目安は下記のようになります。
- 低用量・・・CBD 12mg
- 中用量・・・CBD 60mg
- 高用量・・・CBD 90mg
4. CBD商品の種類と摂取効率
CBD商品は摂取方法によって分類されることがあり、Bioavailability(成分が血液を通して全身循環へ到達する割合)が異なります。

目的やその日の気分に合った摂取方法を選んでみてください。