CBDとは大麻草に含まれる有効成分の一種で、その摂取により様々な疾患やに効果があるとして世界中で臨床研究が行われています。
今回はその適切な摂取量について解説していきます。
また、CBD原料に関する詳しい情報をお探しの方は下記よりご覧ください。
1. CBDの最適な摂取量の目安
CBDの効果実感は個人差が大きく「1回何mg」という決められた摂取量があるわけではありません。
そのため、自身で適量を見つけることが、CBDの効果を最大化するために重要なポイントです。
1日10mg程度からはじめ、数日 ~ 1週間程度少しずつ量を増やしていき、体調や体感の変化を見定めていく必要があります。
ある医療大麻の研究者によると、
- 低用量・・・CBD 0.2mg/体重1kg
- 中用量・・・CBD 2.5mg/体重1kg
- 高用量・・・CBD 5.0mg/体重1kg
という量が経験則としてあげられています。
つまり、体重60kgの場合、一日の摂取量目安は下記のようになります。
- 低用量・・・CBD 12mg
- 中用量・・・CBD 150mg
- 高用量・・・CBD 300mg
なお、上記は一般的な用量を示していますが、健康目的で摂取する際には、臨床研究により疾患別に効果を得られる量がいくつか示されています。
たとえば以下のように、症状に応じて異なる量や投与タイミングを推奨しています。
・不安には1日あたり300~600 mg
・てんかんには体重1 kgあたり2.5 mgを1日2回
・中枢神経障害性疼痛およびがん関連疼痛には1日最大30mg(または12回スプレー)
出典:Forbes Health『CBD Dosage: How Much Should You Take?』
2. CBDの効果
正しく摂取した場合に、CBDは以下の24つの病気に有効だと言われています。
- 依存症
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- 喘息
- 自閉症
- アルツハイマー病
- ADD/ADHD
- 不安神経症
- 関節炎
- 自己免疫疾患
- がん
- 脳震とう、脳/脊髄損傷
- うつ病
- 糖尿病
- 線維筋痛症
- 炎症性腸疾患
- 偏頭痛
- 多発性硬化症(MS)
- 悪心/嘔吐
- ニューロパチー
- 肥満
- パーキンソン病
- 疼痛
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 統合失調症
- 発作性疾患(てんかん症候群)
- 皮膚病
- 睡眠障害
大きく分けると「不眠の解消」、「不安およびストレスの解消」、「炎症の緩和」の3つに分類されます。
3. CBDの二相性とは?高用量だから効果が高いという訳ではない
CBDには二相性といって、摂取量によって相反する効果を発揮するという特徴があります。
- 低~中用量 → 覚醒効果
- 高用量 → 鎮静効果、リラックス
<低用量>
・集中力を上げたい
・仕事のパフォーマンスを上げたい
・日中の眠気を解消したい
<中~高用量>
・睡眠の質をあげたい
・ストレスや不安を和らげたい
・イライラを鎮めたい
・痛みを和らげたい
効果によって自分自身で摂取量を調節していく必要があります。
4. CBDオイルやCBDベイプなど、商品カテゴリの種類と摂取効率は?
CBD商品のカテゴリは、主に以下の4種類になります。他にも、バームや化粧品などの商品もあります。
また、摂取方法については、舌下、肺、経口、経皮の4種類があります。CBDオイルは舌下、CBDべイプが肺、CBDグミが経口、またCBDバームは経皮吸収となります。
それぞれの商品カテゴリで、摂取方法や商品によって効果がでるまでの時間、作用の持続時間、バイオアベイラビリティ(英字:Bioavailability)が異なります。
バイオアベイラビリティは、成分が血液を通して全身循環へ到達する割合のことです。例えば、バイオアベイラビリティが80%である場合、100mg服用するとその80%である80mg分の薬が血液を介して全身を巡るようになります。
このように、「服用した薬の内でどれくらいの薬物が全身血流にのって利用されるか」を表す言葉がバイオアベイラビリティである。
他にも、作用発現までの時間については、CBDオイルは15〜30分、CBDグミは30〜90分程かかります。
また、作用持続時間は2~8時間と差があり、バイオアベイラビリティも商品により6~90%と大きな開きがあります。
健康目的の摂取であれば手軽に摂取できるオイルやグミ、嗜好目的であればべイプがオススメです。目的や、その日の気分に合った商品を選んでみてください。
出典:CBDの摂取方法毎の摂取効率まとめ(バイオアベイラビリティ)
出典:役に立つ薬の情報~専門薬学 | 薬・薬学・専門薬学・薬理学など
5. CBD商品の適切な摂取方法と注意点は?
CBDには商品別に異なる、適切な摂取方法があります。
適切な摂取量を取ったとしても、正しい摂取方法でない場合は十分に吸収されず、効果が発揮されない可能性があります。
たとえば商品別に、以下のような注意点があります。
・オイル - 使用前によく振り、すぐに飲み込まずにゆっくりと口腔内に馴染ませる
・ベイプ - 深呼吸をするようにゆっくり息を吸い、肺に少しため、吐き出す
・ドリンク - CBDの粒子が細かく効果がすぐに現れやすいため、運転前は避ける
(弊社のリーフレットの例)
▼CBDオイルの1滴に含まれるCBD含有量
CBDオイルの場合、摂取量を計算する必要があります。
スポイトの一滴の量の目安は0.05 mlです。
例として、CBD1,500 mgと 1滴に0.05mlが入った 30mlのボトルを計算してみます。
まずは1mlあたりのmg数を出します。
①1500mg÷30mL = 50mg/mL
1mlあたり50mgの CBD が含まれている時、1滴に含まれるmgは以下となります。
②50mg/mL ×0.05mL/滴 = 2.5mg/滴
毎日25mgを摂取したい時の、必要量は以下の通りです。
③25mg÷2.5mg/滴 = 10滴
④10滴 ×2.5mg = 0.5mL
なお、tokyo mooonのCBD商品は、1スポイトあたりの含有量を公開しています。
計算する手間を省きたい方は、このように含有量が公開されている商品がおススメです。
出典:Forbes Health『CBD Dosage: How Much Should You Take?』
6. CBDオイルやCBDべイプに副作用はあるの?上限量は?
CBDの副作用としては、以下のようなものが報告されています
- 倦怠感、眠気、めまい、離人感、軟便、多動、イライラ、頻脈
CBDを過剰に摂取すると、口渇、吐き気、下痢、胃のむかつき、眠気、ふらつき、全身の見当識障害などの不快な副作用が生じる可能性があります。まれですが、肝臓障害が発生することもあります。
摂取量の上限としては、とある研究によると、1日あたり最大1,500mgの用量は十分に耐えられることが示されていますが、人によって異なります。
注意点としては、別の薬物との相互作用に注意する必要があります。
CBDは特定の薬剤と深刻な相互作用を引き起こす可能性があります。相互作用により副作用が強く現れたり、服用している薬の効果が正しく発揮されなくなるといった弊害が起こります。
5種類のCBDの処方薬に関する情報を評価したところ、研究者は139種類の薬剤がCBDと薬物間相互作用を引き起こす可能性があることを発見したとも報告されています。
特定の抗凝血剤、心拍リズムを調整する薬、甲状腺の薬、けいれん薬を服用している人は、特に注意が必要となります。
これらの薬を服用している方は、事前に医師に相談することが良いでしょう。
出典:CBDオイル使用前に知っておきたい6つのこと|クリニック千里の森
出典:Forbes Health『CBD Dosage: How Much Should You Take?』
出典:Safety and side effects of cannabidiol, a Cannabis sativa constituent
出典:Delta-9-Tetrahydrocannabinol and Cannabidiol Drug-Drug Interactions
7. 海外のカンナビノイド研究をもとに開発したtokyo mooonのCBD商品
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!
CBDの効果・効能をしっかりと体感して頂けるように、海外のカンナビノイドに関する研究事例のエビデンスを基に、独自のアレンジで開発しています。
また、CBDの効果を高める食用テルペン(植物に含まれる香り成分)を使用することによって、多彩な味を楽しみつつ、効果を実感できるラインナップになっています。
▼緊張をほぐしたい時におススメ
・トータルカンナビノイド含有量:3000mg
・フレーバー:オレンジ
・価格(税込み):¥6,980
慌ただしい生活をおくっている方、プレッシャーのかかる仕事をしている人におススメのCBDオイルです。
▼寝る前や疲労困憊時におススメ
・トータルカンナビノイド含有量:3000mg(CBD1500mg+CBN1500mg)
・フレーバー:ナチュラル(カンナビス)
・価格(税込み):¥6,980
睡眠にお困りでよく眠りたい方や、オーガニック志向の方におススメのCBDオイルです。
8. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様
(USDAオーガニック認証)
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。