大麻の合法成分として知られているCBD。
そんなCBDが、どんな疾患や症状に有効なのかが明らかになってきています。アメリカ国立衛生研究所のアメリカ国立医学図書館が管理するPubMedで検索すると、500件以上の論文がヒットし、科学的なエビデンスが蓄積されてきています。
様々な疾患への研究が現在もなされている途中ですが、今回は「The cannabis health index」という本を参考に、科学的に信頼性の高いCBDの効果についてご紹介します。
1. CBDの効果 2. CBDの主要効果①:肩こり・筋肉痛の緩和 3. CBDの主要効果②:てんかんに有効 4. CBDの主要効果③:PMS・生理痛の緩和 5. CBDの主要効果④:睡眠障害の改善 6. CBDの主要効果⑤:ペットのストレス・不安軽減や炎症の緩和 7. CBDの主要効果⑥:肌荒れの改善 8. CBDの主要効果⑦:抗がん剤の副作用の緩和 9. CBDの主要効果⑧:不安・ストレスの軽減 10. tokyo mooon CBD商品のご紹介 11. CBD商品の卸売販売について |
1. CBDの効果

CBDは以下、24つの病気に有効だと言われています。
- 依存症
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- 喘息
- 自閉症
- アルツハイマー病
- ADD/ADHD
- 不安神経症
- 関節炎
- 自己免疫疾患
- がん
- 脳震とう、脳/脊髄損傷
- うつ病
- 糖尿病
- 線維筋痛症
- 炎症性腸疾患
- 偏頭痛
- 多発性硬化症(MS)
- 悪心/嘔吐
- ニューロパチー
- 肥満
- パーキンソン病
- 疼痛
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 統合失調症
- 発作性疾患(てんかん症候群)
- 皮膚病
- 睡眠障害
このように、多岐にわたる疾患に効果がありますが、代表的なものを具体的に解説をしていきます。
2. CBDの主要効果①:肩こり・筋肉痛の緩和
肩こりは肩の筋肉が緊張し、硬くなることで発生します。「同じ姿勢、眼精疲労、運動不足、ストレス」が4大原因とされており、長時間のデスクワークなども肩こりの原因となります。
また、筋肉痛は、筋肉を激しく動かした時に「筋繊維」が傷つき、それを修復するときに炎症が起こることで痛みが引き起こされる現象です。
CBDが皮膚などの末梢組織や免疫系の細胞に多く存在するカンナビノイド受容体にくっつくことで、炎症を緩和してくれる効果があります。
3. CBDの主要効果②:てんかんに有効
てんかんは、脳内の神経細胞の異常な電気的興奮に伴って、痙攣や意識障害などが発作的に起こる慢性的な脳の疾患です。
難治性てんかんの少女シャーロットさんがCBDオイルの服用によって、発作回数が激減した事例がCNNの医療番組で放送されたこともあり、CBDが有名になるきっかけとなりました。
CBDは、GW製薬によって開発されたてんかん治療薬「Epidiolex」として、正式に医薬品としての承認も受けており、医療的有効性が認められています。
4. CBDの主要効果③:PMS・生理痛の緩和
PMS(月経前症候群)とは、女性の生理の1~2週間前に起こる症状で、気分の変化、胸の圧痛、けいれん、頭痛、にきび、膨満感、腸の変化などがあります。
PMSはホルモンバランスの乱れによって発生しますが、CBDは身体の恒常性を維持する作用があるため、ホルモンを落ち着かせ、症状を緩和してくれます。
多くの女性が生理の際に経験する、下腹部や腰の締め付け感、刺すような痛みを緩和する効果も研究されています。古くから麻が生理痛の治療のために使用されてきた歴史があります。
5. CBDの主要効果④:睡眠障害の改善
眠りの問題がある人は日本にはたくさんいます。世界各国と比較して、睡眠時間が短い国です。働きすぎ、夜間のスマホのいじりすぎ、長い通勤時間などが理由として挙げられています。
なぜCBDは睡眠障害に効果を発揮するのでしょうか?
それには、CBDに含まれる神経伝達物物質、アナンダミドが関係しています。アナンダミドが覚醒作用を促すヒスタミンを抑制し、眠気を引き起こすと言われています。
加えて、睡眠ホルモンのメラトニンを分泌する松果体(脳器官)を活性化し、寝付きや睡眠の質を改善するとも言われています。詳細については、以下の記事にて解説していますので、是非お読みください。
CBDは不眠症を改善できる?睡眠の質の向上やレム睡眠の減少に期待
また、一般社団法人Green Zone Japanと日本臨床カンナビノイド学会の研究チーム実施した調査によると、睡眠障害の改善のための利用が66.3%に上ることがわかっています。実際に利用しているユーザーの体感としても、睡眠の質が向上していることがうかがえます。
さらにForbesの記事では、CBD製品の使用経験がある米国成人うちの58%が睡眠の質向上を理由に使用していることがわかっています。
参考)
・CBDの用途はリラクゼーション・睡眠改善・不安軽減・健康増進・抑うつ軽減であることが明らかに|一般社団法人 GREEN ZONE JAPANのプレスリリース (prtimes.jp)
6. CBDの主要効果⑤:ペットのストレス・不安軽減や炎症の緩和
人間の身体にあるカンナビノイド受容体は動物にも存在しているため、人間と同じように犬と猫でも同じように機能します。
動物にとっても不安・ストレスの軽減・炎症の緩和など人間と同じ効果が期待できます。攻撃的な行動の抑制、鎮痛、食欲の増進などを目的に使用します。
動物によってカンナビノイド受容体の感度や体重が異なるので、小さいペットの場合はCBDの推奨用量は人間よりも少量で効果実感があると言われています。
7. CBDの主要効果⑥:肌荒れの改善
ニキビや吹き出物などの肌トラブルは、食事や生活習慣の乱れ、ストレスなどによる、毛穴の細菌や皮脂による炎症が主な原因です。
炎症を抑えるCBDには抗炎症作用があります。肌の細胞に作用することで、皮膚の乾燥やかゆみが改善し、塗り薬の使用量が有意に減少したという研究もあります。
CBDオイルを皮膚に塗布すると、血流には到達しないため全身を循環することはありません。皮膚の表面から吸収され、カンナビノイド受容体へ作用することで、局所的に効果を発揮します。
8. CBDの主要効果⑦:抗がん剤の副作用の緩和
CBDは抗がん剤の副作用として発生する吐き気、食欲低下、疼痛などの症状を抑えることができ、欧米など一部の国や地域で使用されています。
がん細胞の増殖や転移を抑える、抗腫瘍作用も動物実験では確認されています。しかし、ヒト臨床試験での確固たる根拠は無く、現在も研究が進められています。
他の薬と組み合わせての使用CBDは直接的にガンを治療できるとは言えませんが、抗がん剤の仕様による副作用を緩和する効果があり、治療を進めながらも生活の質を保つために有効な働きをしています。
9. CBDの主要効果⑧:不安・ストレスの軽減
CBDは不安やストレスにも効果的です。CBDはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と似た順序で作用します。
セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。
CBDを摂取すると、神経細胞から放出された脳内のセロトニンが増加することで、不安感の軽減や気分の高揚につながります。
10. tokyo mooon CBD商品のご紹介
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!
主な商品としては、
・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ
がございます。
カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。
是非この機会にお買い求め下さい!
11. CBD商品の卸売販売について
tokyo mooonではCBD原料販売・OEMサービスの他に、弊社tokyo mooonオリジナルCBD商品(既製品)の卸売販売を行っております。
大量購入される方向けの割引価格でご購入でき、専門店、カフェ、バー、アパレルショップ等、多種多様なお客様にお取り扱い頂いております。
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