CBDは、健康とウェルネスの領域で注目を集めていますが、肌にもたらすメリットも注目に値します。
この記事では、CBDが肌荒れやニキビの改善にどのように寄与してくれるのか?について解説していきます。
また、CBD原料に関する詳しい情報をお探しの方は下記よりご覧ください。
1. そもそも肌荒れとは?
肌荒れとは、通常、滑らかで潤いのある健康な肌が、肌表面のなめらかさを失い、乾燥や様々な問題が生じる状態を指します。カサつき・かゆみ、毛穴の開き、湿疹・皮膚炎、ニキビ・吹き出物、といった症状が該当します。
次の章では、代表的な症状かつお悩みが多いニキビが、何故発生するかについて見ていきましょう。
2. 肌荒れのメカニズム
ニキビができる主な原因については下記です。
2−1. 皮脂分泌の増加
性ホルモンの分泌が思春期に活性化したり、ストレスなどが原因で過剰になったりすると、毛穴の奥の皮脂腺から皮脂がたくさん分泌されます。ホルモンのバランスのくずれも影響します。
2−2. 毛穴のつまり
肌の細胞には、一定周期ごとに生まれ変わるターンオーバー機能があります。それが乱れると、毛穴の出口の角層もはがれないでとどまり、厚くなって出口をふさぐようになってしまいます。
2−3. アクネ菌の増殖
アクネ菌は普段から肌に住み着いている常在菌です。毛穴がつまり、皮脂が充満した中で増えていきます。増殖したアクネ菌はニキビの炎症を引き起こします。
3. 生活習慣が原因?
ニキビのメカニズムは前述の通りですが、肌荒れの根本的な原因は日常生活の身近なことから引き起こされていることが多いため、認識しておく必要があるでしょう。
3−1. ストレス
ストレスが溜まると皮脂の分泌が過剰になることがわかっています。 ストレスが脳に影響を与え、アンドロゲンというホルモンを増加させ、 アンドロゲンによって皮脂分泌が盛んになるためです。
3−2. 食生活の乱れ
食生活の乱れもニキビの原因になります。 脂肪分や糖分を過剰に摂取すると 皮脂の分泌が増加したり、代謝のために肌の健康を保つビタミンB群が消費されたりするため、ニキビの原因になってしまいます。
3−3. 睡眠不足
睡眠中に私たちの肌は修復され再生されます。 睡眠不足はターンオーバーの乱れを招き、肌のダメージ修復も追いつかないため、ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
3−4. ホルモンバランスの変化
生理前になるとニキビができやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。生理が近づくと、血液中のホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)のバランスが乱れ、黄体ホルモンの分泌が増え、皮脂分泌が盛んになります。
3−5. 乾燥・水分不足
健康な肌は、水分と油分のバランスが良好な状態を維持しています。しかし、栄養不足や、外部からの刺激(乾燥、紫外線など)により、肌の表面が乾燥すると、潤いを保とうとして過剰に皮脂が分泌されます。
4. CBDが肌荒れに効く理由
4-1. CBDがECSに働きかけるから
画像引用元:https://www.dovepress.com/
人間の身体には、恒常性を保つ身体調節機能である「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」が備わっています。ECSは、CBDの働きかけにより活性化され、疼痛、炎症、ストレス、不安、睡眠等の身体の機能を最適に調整します。
ECSの機能は、アナンダミド(AEA)や2-AGと言った内因性カンナビノイドが、CB1やCB2というカンナビノイド受容体に作用することで成り立っています。
CBDはCB1やCB2に直接作用するのではなく、神経細胞を破壊する活性酸素を取り除いたり、AEAや2-AGを破壊する酵素を抑制する作用、などがあります。
CB1受容体は、主に脳や中枢神経系に存在し、CB2受容体は免疫細胞、末梢神経系、皮膚、内臓、眼など体の様々な部位に広がっています。
4-2. CBDの抗炎症作用
CBDには抗炎症作用があります。研究によると、直接肌に塗ると細胞に作用することで症状を鎮めてくれます。
血流には到達しないため全身を循環することはありません。皮膚の表面から吸収され、カンナビノイド受容体へ作用することで、局所的に効果を発揮します。
またこちらの研究では、ニキビに対するCBDの抗炎症作用が示唆されており、ニキビの抗炎症治療薬としてのCBDの可能性が高まったと結論づけられています。
4−3. CBDの皮脂分泌の最適化作用
研究によると、CBDは皮脂を作り出す肌の皮脂腺に働きかけることができ、皮脂が出過ぎている場合は抑え、反対に肌が乾燥しているときは皮脂の分泌を活発にするなど、コントロールすることが可能です。
4-4. CBDによる睡眠の質向上
CBDには睡眠の質を高める効果があるといわれています。 それによって肌のターンオーバーが整い、肌の調子を良くしてくれる効果が期待できます。
5. CBDの使い方
CBDオイルは飲んでも塗っても使えます。
5-1. CBDオイル
食事や飲み物に入れたり、直接飲む(舌下投与)形で使う場合はCBDオイルをおすすめします。
経口摂取する場合、CBDは体内で吸収されて効果の持続時間を長いと言われているため、インナーケアとしてもおすすめ。 CBDオイルは身体の外側と内側どちらからもアプローチすることができます。
成人の摂取量に関しては、以下の摂取量から始めてみて、体感に応じて量や回数を調整することをお勧めします。
- 1日2回:1回あたり 0.25-0.5mg/kg(体重 60kg で 15-30mg)
健康増進目的や効果を急がない場合は、以下の摂取量から始めるのが良いでしょう。
- 1日1回:CBD 3-10mg
5-2. CBDバーム
肌荒れに悩んでおり、直接肌に塗りたいという方はバームをおすすめします。お風呂上がりなどにCBDバームで保湿してみてください。
皮膚にはたくさんのCBD受容体があるため、直接ニキビや肌トラブルのあるところに働きかけることができます。
6. CBDの副作用
CBDは、服用しても副作用が比較的少ない物質とされています。これまでは、下痢、口渇、食欲の変化、強い眠気、吐き気等の副作用が報告されています。
しかし、こういった症状は大量摂取しなければ重篤な症状を引き起こす可能性は低く、一般的な利用であれば心配する必要はありません。
皮膚に直接CBDを塗布する場合、その作用は主に局所的であり、全身に影響を及ぼす副作用の可能性はさらに低くなります。
7. tokyo mooon CBD商品のご紹介
8. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
弊社では、CBD(アイソレート、ディスティレート、ブロードスペクトラム、水溶性)、CBG、CBNをはじめとするカンナビノイド原料・テルペンの卸売りやこれらのカンナビノイドを用いた食品や化粧品ブランド開発のOEMサポートを行っております、ぜひお気軽にお問い合わせください!