CBDはリラックス効果をもたらすため、不眠症や睡眠障害の改善に役立つと言われています。
その効果を実感、または聞いたことがある人は、CBDを摂取すると眠気を感じるのでは?と疑問に思うかもしれません。CBDを摂取するたびに眠気を感じるというのが事実であれば、CBDを日中に摂取しないほうがいいのではないか?と疑問に思われるかもしれません。
しかし、CBDは少量であれば覚醒効果をもたらすとも言われていますので、その噂を根拠に「日中はCBDを摂取しない」と決めてしまうのはもったいないでしょう。
この記事では、CBDを摂取すると眠気を感じるのか、CBDの特性はどんなものなのか、解説いたします。
また、CBD原料に関する詳しい情報をお探しの方は下記よりご覧ください。
1. CBDは眠気を誘う?
CBDの原料である大麻草には、100種類以上ものカンナビノイド成分が含まれています。その100種類を超えるカンナビノイド成分の中で最も有名な成分が、CBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)です。THCは精神作用を持ち、摂取した人をいわゆる「ハイ」な状態にするため、日本を含めた多くの国で禁止されている成分です。
一方、CBDには精神作用がない(陶酔成分を含まない)ため、日中にCBDを摂取したとしても過度の鎮静効果・眠気・倦怠感を引き起こすことはないと考えられています。CBDは近年数々の研究が行われていますが、日中に摂取したCBDが強い眠気を引き起こすという結果は報告されていません。反対に、THCを日中摂取すると、上述した作用を引き起こすため、日常生活に支障をきたします。
<参考文献>
1-1. 日中に強い眠気が起こる原因
CBDを摂取しているかしていないかに関わらず、日中に強い眠気を感じる原因として第一に考えられるのは、重度の不眠症や睡眠障害です。夜暗い間に十分な睡眠が取れていなければ、日中に強い眠気に襲われる可能性が非常に高いでしょう。
また、睡眠時無呼吸症候群の症状をお持ちの方は、睡眠時間は十分であっても睡眠の質が悪いために体が休息出来ていない可能性があります。そのことが原因で日中に過度の眠気を引き起こしているかもしれません。
次に考えられる原因としては、過眠症が挙げられます。夜間しっかり睡眠は取れているのに日中強い眠気に襲われる、または居眠りを何度も繰り返すといった症状は、過眠症が原因と考えられます。
また、うつ病の場合も入眠困難や中途覚醒、早朝覚醒などの症状が現れることで、日中に眠気が起こることもあります。
上述した原因はいずれも、CBDによって改善できる可能性が高いと考えられます。CBDによるストレス・不安軽減作用や、筋肉弛緩作用が働くことで心身がリラックスし、質の良い睡眠へと導く効果が期待できるでしょう。また動物を対象とした研究では、CBDの抗不安作用と抗うつ作用が報告され、うつ病への効果も期待されています。
2. CBDの特性
CBDには強い眠気を引き起こすことはないと考えられている、と上述しましたが、それではなぜCBDは睡眠の質を高めてくれるのでしょうか?また、少量であれば覚醒効果があると考えられているその根拠はどこにあるのでしょうか?
一般的に、不眠症や睡眠障害の方に処方される睡眠薬や睡眠導入剤は、脳の機能を低下させたりすることで眠りを誘発します。したがって、日中も薬の成分が体内に残っていると頭がシャキッとせず、ボーッとして物事がよく考えられなかったり、目が覚めないということがよく起こります。
しかし、CBDは睡眠薬とは違ったメカニズムで睡眠の質を高めるため、日中の眠気や倦怠感を引き起こす可能性は低いと考えられています。
以下で詳しくCBDの特性をご説明いたします。
2-1. CBDの覚醒作用
過眠症の一つに、ナルコレプシーという病気があります。原因はまだはっきりとは解明されてはいませんが、脳の視床下部から分泌されるオレキシンという神経伝達物質が極端に欠乏している場合に発症しやすいと報告されています。
ナルコレプシーの症状を持つラットを対象とした実験では、CBDをラットに投与後7時間の間、ナルコレプシーによる過度な眠気を阻害したという結果が報告されています。
ラットへのCBD投与による結果のため、人間に対する適切なCBD投与量は定かではありません。しかしCBDの覚醒誘発作用は確認されているため、今後の研究に期待が持てるでしょう。
2-2. CBDの鎮静作用
睡眠に関係するメラトニンというホルモンは、松果体という脳器官から分泌されます。CBDが松果体に存在するカンナビノイド受容体に作用することで松果体の働きを活性化し、メラトニンの分泌を促す効果がいくつかの研究で報告されています。この作用により、不眠症や睡眠障害が軽減・改善されていると考えられます。
松果体は体内時計調節の役割を担っているとも考えられているため、CBDによって体内時計が正常に働き、明るいうちは体が目覚め、暗いうちは体を休める、というサイクルを生み出してくれるでしょう。
3. 日中にCBDを摂取するメリット
CBDは不安を軽減し、痛みや炎症も抑制する効果があると考えられているため、日中の摂取でもメリットをたくさん感じることができます。
例えば、慢性の頭痛や低気圧など気候が原因の偏頭痛、PMSや生理痛、関節痛などに、CBDの鎮痛作用が効果的です。これらの痛みは夜だけでなく、日中にも影響を及ぼしますよね。朝起きてから効果の持続時間が長いCBDエディブルを摂取したり、日中起こる突発的な痛みに即効性のあるCBDベイプで吸入摂取をするなど、状況に合わせてCBDを摂取することをお勧めいたします。
また、気分の落ち込みやイライラなどに、CBDのリラックス効果が役立ちます。落ち込んだりイライラするといった精神的な症状は、不安や緊張から起こる場合が多く、CBDはそれらの改善に役立つことが数々の研究で報告されています。
CBDを日中に摂取する場合は、改善したい症状に合わせて摂取方法を選び、摂取量にも注意をしましょう。CBDに覚醒効果が確認されているとはいえ、この効果は動物を対象とした研究結果によるものです。高濃度のCBDを摂取すると眠気を誘発する可能性もありますので、運転前・スポーツ前などは摂取をお控えください。
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