アメリカ・ニューヨーク州の大麻関連の規制状況について、まとめました!
1.ニューヨーク州では大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. ニューヨーク州で大麻は合法?
ニューヨーク州では医療用、嗜好用ともに大麻は合法です。
2014年に医療用大麻、2021年に嗜好用大麻の合法化が承認されました。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
ニューヨーク州では、2021年に嗜好用大麻が合法化されました。この法律では、21歳以上の成人は、娯楽目的のために大麻を使用し、所持することができます。また、他の成人に大麻を譲渡することもできます(対価として支払いがない場合に限る)。
所持・使用制限は以下の通りです。
ニューヨーク州では、21歳以上の成人は、以下の種類の嗜好用大麻を組み合わせて所持することができます。
使用可能な大麻85グラム
大麻の濃縮物24グラム
2021年、ニューヨーク州の有権者の61%が提案64号を承認し、ニューヨーク州でレクリエーション用大麻が合法化されました。この法律で、2022年4月21日より、21歳以上の成人がレクリエーション目的で3オンス(=85グラム)までの大麻を使用、所持、他の成人に贈与することが認められています。
3. 医療用大麻に関する規制
ニューヨーク州では、2014年に有権者が「医療大麻プログラム」を承認して以来、医療用大麻が合法化されました。この法律により、医師から推薦された場合、大麻の医療利用が認められました。また、医師からの推薦があった場合でも、医療用大麻を購入できるようにするためには州への申請及び登録が必要です。
2021年の嗜好用大麻の合法化に伴い規制が緩和され、医療用大麻処方の対象となる疾患の幅が拡大されました。また許可された患者には、介護者を5人まで付けられるようになり、60日間分の処方を可能にし(30日から)、医療用大麻販売店での喫煙用大麻の購入も可能になりました。
ニューヨーク州では嗜好用大麻は合法ですが、医療患者として認定されるには、以下のような適格な条件を満たしている必要があります。
- 急性疼痛
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- 癌
- 慢性疼痛
- てんかん
- HIV/AIDS(エイズ)
- ハンチントン病
- 炎症性腸疾患
- パーキンソン病
- 心的外傷後ストレス障害
- 多発性硬化症
- 神経障害
- 脊髄損傷
- オピオイド代替薬として
また2022年1月から、その他医師が医療用大麻による治療が可能と考える疾患を持つ患者に対しても医療患者として認定される場合があります。
4. 大麻の栽培に関する規制
21歳以上の成人は嗜好用として一人当たり大麻草を最大6本(3本未成熟、3本成熟)まで栽培できるようになりました。また1世帯につき12本(6本未成熟、6本成熟)まで栽培することができます。
この制限を超えて栽培した場合、軽犯罪に問われ、1年以下の懲役および/または1000ドル以下の罰金となります。
医療用大麻患者またはその介護者に対しての大麻草栽培の規則は、2022年4月14日に承認は行われましたが、発行はしていません。規則案では、医療用大麻患者は大麻草を最大6本まで栽培することができます。
また嗜好用大麻として、医療用大麻としての大麻草栽培は人目につかない場所である時に限り、自宅で屋内外問わず栽培可能となります。また自宅で収穫した大麻の保管は合計5ポンドまで保管することができます。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
ニューヨーク州では大麻の使用は合法ですが、その影響下で運転することは合法ではありません。
警察官は呼気、血液、尿、又は唾液の一つ以上の化学的検査を大麻使用下で運転している可能性がある者に対して実施すること、実地を要求することができます。またこの検査を拒否した場合、裁判での有罪の証拠として認められます。
大麻使用下での運転の罰則は以下の通りです。
初犯:
500ドル以上1000ドル以下の罰金、または1年以下の懲役、もしくは罰金と懲役の両方、6ヶ月の免許剥奪となります。
2回目の違反(10年以内):
1000ドル以上、5000ドル以下の罰金;最低 5 日間(刑務所の代わりに社会奉仕活動が可能)最高 30 日間の禁固、1 年の免許取消となります。また裁判所は違反者に DUI プログラム(治療、教育を目的としたカウンセリング)への参加を要求することができる。
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
大麻は、タバコが吸える場所ならどこでも喫煙することができます。
例外としては、自動車内、学校及び教会付近となっています。車内では、駐車中であっても大麻の喫煙は禁止されています。また、学校から500フィート(おおよそ150メートル)以内、教会から200フィート(おおよそ60メートル)以内では、大麻を喫煙することはできません。
また貸し家の家主は大麻を使用するテナントへの賃貸を拒否することはできませんが、家主、不動産所有者、レンタル会社は敷地内での大麻の使用を禁止することは可能です。
特に注意しなくてはいけないのは、連邦法において大麻はまだ違法であるので、国立公園や国有林を含む連邦の土地では使用できません。
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