CBDは乳がんに効果的??がん治療の副作用軽減に期待。

乳がんは2020年の時点で、がん患者のうち羅患数が最も多いと言われており、今や「9人に1人が乳がんになる」時代です。また乳がんでの死亡数も増加傾向にあります。 しかし乳がんは早期発見できれば治癒するがんですので、定期的な自己触診やがん検診が重要だと言われています。 さて、CBDの原料である大麻は以前からがん治療に効果的であると考えられ、様々な研究や実験が行われてきました。実際に医療大麻を使用するがん患者は全世界にたくさんいらっしゃいます。 日本では、大麻に含まれるTHCという精神作用のある成分が禁止されているため、医療大麻を使用することはできません。しかし、大麻から抽出される日本でも使用可能なCBDは、乳がんに対して効果的な作用を持つのでしょうか? この記事では、CBDが乳がんに効果的なのか?そしてがんをお持ちの方がCBDを使う際に注意すべきポイントをご紹介いたします。   1. 乳がんのメカニズム 乳がんは乳腺から発生するがんで、罹患率は40代後半にピークを迎えます。女性の乳房には、乳頭を中心に母乳の通り道である乳管が放射状に広がっていて、その末端に母乳を作る小葉と呼ばれる組織があります。乳がんの約90%はこの乳管から発生する「乳管がん」とされています。また、小葉に発生する乳がんは「小葉がん」と呼ばれています。まれに男性でも乳がんを発症することがあります。 また、乳がんはその性質によって以下の4つのタイプに分類されます。 「ホルモン受容体陽性乳がん」がん細胞の内部に、ホルモン受容体と呼ばれる分子が発現するタイプ 「HER2(ハーツー)陽性乳がん」がん細胞の表面に、HER2タンパクが過剰に発現するタイプ 「トリプルネガティブ乳がん」がん細胞の内部または表面に、ホルモン受容体も、HER2タンパクの過剰発現もないタイプ 「遺伝性乳がん」乳がんの7〜10%は遺伝性と言われており、その半数を占めるのがBRCA遺伝子に変異がみられる「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」です。 このように乳がんには大きく分けて4つのタイプがあり、乳がん細胞と、その細胞に発現する受容体の組み合わせによって、予後(がん治療後)に与える影響も異なります。 そのため、同じ抗がん剤治療やホルモン治療を行っても、乳がんのタイプによってその効果が高くなったり低くなったりすることがあります。   <参考文献> https://www.nyugan.jp/general/basic/type/ https://www.amed.go.jp/news/release_20181113.html       2. CBDは乳がん治療に効果あり? 乳がんに対するCBDの研究は2006年頃からされており、近年この研究分野も拡大しています。しかし、現段階ではマウスなどを対象とした動物実験にとどまっており、人間を対象とするがん治療へのCBD適用にはまだ時間がかかるでしょう。 大麻合法国など研究が進むエリアでも、抗がん剤治療における吐き気や痛みといった副作用軽減のためにTHCを含む医療大麻を使用する症例は多数ありますが、CBDのみを使用した症例数は多くありません。 しかし、いくつかの研究ではCBDが腫瘍細胞の増殖を抑制したり、副作用の改善が顕著に見られることが明らかになっています。 乳がん治療に期待のできるCBDのいくつかの作用を、研究結果を元にご紹介いたします。  ...

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CBDは認知症の予防・治療に効果があるのか?

CBDは認知症に対して効果があるの? 認知症の予防・治療にCBDをうまく使うにはどうすれば良い? この記事を読むことによって上記のような疑問を解決できます。 認知症はいくつもの要因によって患ってしまう病気であり、CBDの様々な効果が予防・治療に期待できます。 CBDは簡単に使用することができるので、ぜひ活用してみてください。 【初級レベル】これだけは知っておきたいCBDについて 1.認知症について  1-1 認知症とは 認知症は、脳の病気などの原因により認知機能が低下して、生活に支障をきたしてしまう病気です。2021年において65歳以上の6人に1人が認知症患者であり、その数は今後ますます増加していくでしょう。 超高齢化社会の日本において誰しもが認知症に関わる可能性があり、身近なものとなっています。 健康的な生活を送るため、早い段階から認知症の予防や治療を行うことが必要です。 〈参考文献〉 認知症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp) 1-2認知症の症状 認知症の症状は「中核症状」と「周辺症状」に大別されます。 中核症状 「中核症状」は、認知機能が低下して直接発生する症状です。これらは認知症になると必ず現れる症状で、完全に治療することは難しいといわれています。 症状 具体的な症例 記憶障害 体験したことを忘れる・新しい記憶が抜ける 見当識障害 時間・場所・人がわからない 理解・判断力の低下 正しい判断ができなくなる 実行機能障害 段取りよく物事を進めることができなくなる 周辺症状...

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CBDは松果体に作用する?CBDが睡眠の質を向上させるワケとは。

  CBDの効果の中で最もわかりやすく、多くの方が実感する効果の一つは、「睡眠の質の改善」です。 CBDは私たちの心身の凝りを解きほぐし、睡眠の悩みを解決する一助となります。そのため、不眠症や睡眠の質が悪く夜中に何度も起きてしまう、といった悩みを抱える多くの人が、CBDを使用してその恩恵を受けています。 それではなぜ、CBDは睡眠の質を改善してくれるのでしょうか? 睡眠には、「松果体」が重要な役割を果たしています。松果体はメラトニンという睡眠ホルモンを分泌して、眠気を誘う作用を持ちます。 CBDはその松果体を活性化し、寝付きや睡眠の質を良くしてくれると言われているのです。 1. 松果体って何? 松果体とは、睡眠ホルモンのメラトニンを分泌する脳器官です。松果体は大多数の生物に存在し、約24時間周期で変動します。また、松果体には光を感知する働きがあり、その光受容細胞は目の網膜の視細胞と多くの類似点を持つことから、「第三の眼」とも呼ばれています。   体内時計のメラトニン   太陽が昇り明るくなると体は目覚め、太陽が沈んで暗くなると眠くなる。体内時計とも呼ばれるこの自然の摂理は、松果体から分泌されるメラトニンが大きく関係しています。 朝、体が光を浴びると松果体がその光を感知し、体内時計がリセットされて体温が上昇し、活動状態へと導かれます。そして、松果体からのメラトニン分泌が止まります。 メラトニンは体が目覚めてから14〜16時間ほど経過すると、再び松果体から分泌され始めます。メラトニンの分泌が始まると、自然と体深部の体温は低下し、眠気を感じるように導かれていきます。 メラトニンの分泌は光によって調整されているため、日が沈んでからも明るい場所にいると体内時計が乱れてしまい、メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。これが、夜なかなか眠りにつけない、眠りが浅いといった症状の原因となります。 また、加齢によりメラトニンの分泌量が減少していくことがわかっています。年齢を重ねていくと朝早く目が覚めたり、夜中に何度も目が覚めたりして睡眠時間が減っていくのは、体内時計の調節機能が乱れているためと考えられています。   メラトニンは強力な抗酸化力を持つ   老化を抑制するために重要な「抗酸化力」。この力が、紫外線や放射性物質などの外的ストレスや加齢によって弱まると、体内の至る所で酸化ストレスが発生してしまいます。その結果、臓器の働きが低下したり、肌にハリがなくなっていきます。 この酸化ストレスを止めるのに重要なのは、抗酸化力を高めること。睡眠ホルモンであるメラトニンは、強力な抗酸化力を持つと考えられていて、その効果はビタミンCやビタミンEを上回ると言われています。   <参考文献> https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0508_00025.html   2. 睡眠を妨げる原因 不眠症をはじめとする睡眠障害の原因は人それぞれ異なる場合が多く、その原因によって治療法や対処法も異なります。睡眠障害の主な原因は以下のようなものが挙げられます。 不安•うつ...

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CBDは緑内障に効果的?有効説と逆効果説どっちもアリ

緑内障は、薬物療法やレーザー手術などさまざまな治療法がありますが、いかなる方法も進行を食い止めるのみで改善させることはできません。 そこで、さまざまな疾患に作用が期待されているCBDは「緑内障にも効果的なの?」と気になっている人もいるでしょう。実はCBDは、緑内障に良い影響・悪い影響の両方をもたらす説があります。 では具体的にどのような影響があるのでしょうか。この記事では、CBDが緑内障に有効であるのかを解説していきます。 1. 緑内障とは|眼圧の上昇が原因の場合CBDが作用する? 緑内障とは、以下の写真のように進行するにつれ徐々に視野が欠けていく病気です。まだ軽度な初期段階の場合、気がついていないこともあるので日々の生活で意識していかなければなりません。   CBDが緑内障に作用するのかを理解するためには、まず緑内障の種類と原因を理解する必要があります。 緑内障は、2021年現在の医療でもまだ明確な原因がわかっている病気ではありませんが、大きく分けると眼圧の上昇によって発症する場合と、そうでない場合の二種類に分けられると言われています。眼圧とは、その名の通り目の中の圧力のこと。眼圧が上昇すると、視神経乳頭が圧迫されることで視界が見えにくくなっていくのです。 眼圧が正常範囲にもかかわらず発症してしまう緑内障を「正常眼圧緑内障」と言います。一般財団法人 脳神経疾患研究所 総合南東北病院によると、緑内障患者の約60~70%がこの正常眼圧緑内障であり、特に日本人に多い病気だと説明しています。この正常眼圧緑内障は、現段階では原因がはっきりとわかっていません。 一方で、眼圧の上昇によって起こる緑内障は「原発緑内障」「先天性緑内障」「続発緑内障」の三種類があります。 この眼圧の上昇によって発症する緑内障の進行を抑えるには、眼圧を下げる必要があると言われています。CBDは、眼圧にもたらす作用としてさまざまな説があるため、次の章で詳しく説明していきます。 参考 出典:医療法人社団 医新会出典:一宮西病院出典:一般財団法人 脳神経疾患研究所 附属 総合南東北病院出典:治療と手術 緑内障|医療法人社団 海仁   2. CBDを含むカンナビノイド全体が緑内障に有効である説 結論から言うと、緑内障にCBDが有効である可能性は高くありません。 厚生労働省によると、​​1970年代と1980年代に実施された研究では、大麻や大麻の由来物質が目の圧力を下げる可能性があったことを示唆しています。ですが、すでにある緑内障の治療ほどの効果がないことがわかっているようです。眼圧に作用するCBD製品を作れたとしても、短時間しか機能しないとのこと。 しかし、世界でよく利用されている医学・生物学系の学術データベース「MEDLINE」では、動物実験や臨床試験を実施したカンナビノイドに関する研究を論文にしたものの中で、緑内障は今後の研究に期待がかかる疾患として位置付けられています。 CBD単体が緑内障に有効かどうかというより、カンナビノイド全体に期待がかかっているのが現状です。 参考...

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CBDは糖尿病の治療に効果が期待できる?

今年に入り世界保健機構(WHO)は、2000年〜2020年の20年間の世界の死因TOP10を発表しました。 糖尿病はTOP10入りし、第9位という結果に。糖尿病とも関連の深い「虚血性心疾患」「脳卒中」「認知症」「腎臓病」なども上位に入っています。 糖尿病は「ぜいたく病」とも言われるように、悪い生活習慣が原因で発症するケースも多いですが、日本人はそれほど太っていなくても糖尿病になりやすいと言われています。 その原因は、日本人はインスリンの分泌能力が欧米人に比べて低いことが挙げられます。そのため軽度の肥満でもインスリン抵抗性によるインスリンの必要量の増加に対応できず、糖尿病になることがあります。 最近話題のCBDは、糖尿病に効果的であるという情報をネット上でよく見かけますよね。果たしてそれらの情報に信憑性はあるのでしょうか? こちらの記事では、いくつかの研究のエビデンスをもとに、CBDと糖尿病の関連性を詳しくご説明していきます。   1.「糖尿病」タイプ別の原因と症状 糖尿病とは、インスリンというホルモンの不足や作用低下が原因により、血糖値の上昇を抑える働きが低下し、高血糖が続く病気です。 インスリンは膵臓のランゲルハンス島という部位にあるβ細胞から分泌され、血中の糖を細胞に取り込ませることで、血糖値を一定に保つ機能があります。しかし、何らかの原因でインスリンが分泌されなくなったりすると、血中の糖が消費されなくなり、血糖値が上がったままの状態となります。これが「糖尿病」です。 糖尿病には大きく分けて2つのタイプがあり、タイプごとに原因が異なります。   「2型糖尿病」 原因 2型糖尿病の原因は、インスリン分泌不全とインスリン抵抗性によるものです。 2型糖尿病では、インスリンの量が十分ではない(インスリン分泌不全)か、作られたインスリンが十分作用しません(インスリン抵抗性)。2型糖尿病は最も一般的な糖尿病と言われており、40歳を過ぎてから発症する場合がほとんどです。糖尿病になる要因はさまざまですが、食生活などの環境によるものと体質の組み合わせで起こると考えられています。 2型糖尿病は、様々な調査により次のような人に起こりやすいと言われています。 40歳以上の人 太りすぎの人 家族に糖尿病の患者がいる 著しい運動不足   症状 2型糖尿病は初期症状が全くないと言われており、症状が現れるとしても非常にゆっくりと少しずつ現れます。主な症状は以下の通りです。 疲労感 皮膚が乾燥して痒い 手足の感覚が低下する、または、チクチク指すような痛みがある 感染症によくかかる 頻尿 目がかすむ...

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CBDは仕事中の緊張を和らげる?摂取方法やおすすめアイテムを紹介!

巷でよく聞く「CBD」。CBDとは、大麻に含まれている「カンナビノイド」という物質の一種です。 最近ではCBDを仕事中に摂取する人も多いようですが、果たしてどのような実感が期待できるのでしょうか。この記事では、CBDを仕事中に摂取した場合に期待できる影響について解説していきます!   1. CBDとは?|大麻からとれる物質だが依存性はない CBDには、抗炎症作用や不安を鎮める作用、リラックス作用があると注目されており、海外セレブや美容家も愛用する人が増えています。 「大麻からとれる物質って…大丈夫なの?」と不安に思う方もいるかと思いますが、CBDには大麻のように、習慣性や依存性がありません。世界保健機構のWHOも、CBDの安全性については認めており、人の体に一般的に良好な忍容性(許容性)があると報告しています。 またCBDは、アルツハイマー病やパーキンソン病、抑うつ、がんなど、さまざまな疾患に治療効果を有する可能性があると言われており、医療界でも今後活躍が期待される存在です。 参考 出典:日本臨床カンナビノイド学会 2. CBDは仕事の緊張を和らげる!アスリートも愛用中 不安を鎮めたり、リラックスする作用が期待されていることから、緊張を和らげるため、プレゼンや商談前などにCBDを摂取する人もいるようです。摂取することで仕事のパフォーマンスを向上させられたら、とてもありがたいですよね。 緊張ほぐしのためのCBD摂取はアスリートの間でも増えており、2018年1月1日に、世界ドーピング協会で CBDをドーピング薬物規制対象から外すことが決定されてから、精神をリラックスさせるため試合前にCBDを摂取する人が増えています。格闘家の大雅さんは、睡眠やマッサージなどリカバリーにも気を遣うようになり、CBDを取り入れるようになったそうです。 また、CBDには集中力低下を防ぐ作用があることも期待されています。世界保健機構のWHOによると、CBDが治療効果を有する可能性がある症状の中に、集中困難の減少を挙げています。 精神をリラックスさせて集中力もアップ。もちろん人によって体感は異なりますが、お守り代わりに持っているだけでも安心できそうですね! 参考 出典:日本臨床カンナビノイド学会   3. あの有名人も?CBDは国内外で愛用されはじめている アスリートや俳優などの有名人たちも同じ人間なので、当然緊張することはありますよね。そんな有名人たちの間でも、CBDは話題となっています。 窪塚洋介さんと紗栄子さんはCBDオイルを愛用しており、紗栄子さんはお仕事用のカバンの中に常備しているよう。ローラさんはお風呂でバスボムを使用し、リラックスタイムに使っているようです。 他にも、吉川ひなのさんや女優・モデルのキム・カーダシアンさん、歌手のリアーナさん、そしてなんと安倍昭恵首相夫人もCBDを摂取しています。 CBDは今後、仕事前の緊張やで仕事で溜まったストレスを和らげる新しい手段として広まっていくかもしれませんね。   4. CBDはどのタイミングでどうやって摂取したらいい? CBDは、摂取方法やタイミングによっても作用発揮までの時間や吸収率が異なります。吸収率(バイオアベイラビリティ)とは、CBDが血中に吸収される「度合い」と「速度」のことを言います。...

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CBDを摂取しても効果がない...【解説】効果を実感できない原因とその対処法

近年、日本でもCBDが配合された製品を取り扱うお店が増え、CBD専門のセレクトショップやカフェなども続々と登場しています。そのような場所でCBDに出会い、長年悩んでいた症状が軽減・消滅したというような感想を多く見かける一方で、CBDが気になり試してみたが効果がイマイチわからない、高かったのに効果が実感できずお金の無駄だった、といった口コミがあるのも事実です。 この記事では、CBDの効果が実感できない原因と、その対処法を詳しく解説いたします。 1. CBDってそもそも何? CBDの恩恵を最大限に受けるためには、CBDとはどのような成分なのかをしっかり理解する必要がありますので、詳しくご説明いたします。 CBDとは、カンナビジオール(Cannabidiol)の略で、大麻草に含まれる成分(化合物)のうちの一つです。大麻草から抽出される成分はカンナビノイドと呼ばれ、その数は100種類以上にのぼります。カンナビノイドの中でも最も代表的な成分は、THC(テトラヒドロカンナビノール)とCBDです。近年はCBDの研究が進み、身体への幅広い薬理効果が注目され始めています。CBDの代表的な効能としては、睡眠障害・不安やストレス・筋肉や関節の炎症・PMS・生理痛や頭痛などの緩和が挙げられます。CBDは現在日本でもブームが到来しており、CBDオイル・CBDグミ・CBDスキンケア・CBDベイプ・CBD筋肉冷却スプレーなど、様々なジャンルの商品が注目を集めています。 医療におけるCBDは、難病治療への研究が盛んに行われており、てんかんや発作への効果が認められています。また、アメリカをはじめ諸外国では、小児の難治性てんかん発作であるドラベ症候群とレノックス・ガストー症候群の患者にカンナビノイド系医薬品が処方されています。 日本では「大麻 = マリファナ(違法薬物)」だと教育されてきたため、「CBDは大麻由来の成分だから違法」というイメージを持たれる方も少なくありません。しかし、大麻の使用が日本を含め諸外国で禁止されているのは、大麻の代表的なカンナビノイドであるTHCが、私たちに多幸感や精神作用をもたらすことが要因です。CBDはTHCとは異なり、精神作用はないことから、日本でもCBDは合法な成分なのです。日本では大麻取締法や麻薬及び向精神薬取締法でTHC成分を含む商品の使用が違法ですが、基本的にTHCが完全に除去されたCBD製品のみが輸入・流通しているため、違法薬物を摂取するという心配はまずありません。  【初級レベル】これだけは知っておきたいCBDについて   2. CBDってハイになるの?→なりません!  上述したように、CBDはTHCがもたらす「ハイ」になる作用を持ちません。したがって、CBDを摂取しても「ハイ」になることはなく、むしろ私たちの心身にリラックス効果をもたらします。 以下で、CBDとTHCの違いについてご説明いたします。 THCの作用 100種類以上あると言われているカンナビノイドの中で、THCはカンナビノイド受容体の一つであるCB1に直接作用して、活性化させます。CB1は、哺乳類の脳や神経系に存在することが明らかになっています。脳には報酬系と呼ばれる神経回路があり、これは欲求が満たされた時や、満たされるとわかった時に活性化します。そして気持ちの良さや幸福感などを引き起こします。報酬系は私たちにやる気や活力を与えますが、報酬系に存在するCB1が活性化すると陶酔作用(いわゆるハイな状態)を引き起こします。この作用があるため、大麻が薬物として見なされ、THC含有の製品を所持することが禁止されているのです。 THCとCBDの違い 一方でCBDにはCB1を活性化する作用はありません。むしろCBDの作用はその反対で、脳内のCB1を阻害・抑制することがわかっています。だからCBDを摂取しても「ハイ」にはならないのです。この作用があることから、CBDは大麻や他の薬物による依存症の治療に有効であると考えられています。 2011年の研究では、マリファナの摂取経験がある人々を対象として実験が行われました。CB1を阻害する薬(CBDと同等の効果がある薬)を摂取した対象者が、THCを3%ほど含むマリファナを吸引し、2時間後の身体と精神の状態を観察したところ、向精神作用やハイな状態で起こる体の変化が抑制されていることがわかりました。 参考 出典:Blockade of effects of smoked marijuana by the...

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CBD摂取後の運転はOK?合法性は?

CBDはリラックス効果、関節痛の緩和などの体に有用な効果があることで知られており、日常的に摂取される方も多いでしょう。 その中で特にこれから摂取を検討している方にとってはCBDの摂取後に運転できるかは重要な懸念点なのではないでしょうか。 この記事ではCBD摂取後の運転、薬物検査について解説します。 1. CBD摂取後の運転に関する研究結果 2020年に米国医師会雑誌に発表された研究によると、CBDの摂取は運転に必要な能力を低下させないということがわかっています。オランダで行われたこの研究では実際に男女22人による高速道路上での実験が行われました。参加者はTHCのみ、THCとCBD、CBDのみ、偽薬(プラシーボ)を含んだベイプをそれぞれ摂取した後に高速道路で約1時間運転し、蛇行具合など運転のパフォーマンスを測定しました。 実験の結果、偽薬を摂取した場合とCBDを摂取した場合の運転の能力に差はなく、思考能力の低下も見られませんでした。CBDはTHCと違い精神作用を起こさないため、頭の回転が遅くなるなどの運転を阻害する作用は見られません。 しかし、この研究の結果は実験で使われた摂取量に限られたものであり、運転には慎重になるべきだと研究者は述べています。 参考 出典:WebMD  2. 運転を阻害する可能性のあるCBDの副作用 CBDには様々な作用がありますが、運転能力を阻害する可能性がある効果も持っています。 ①CBDと抗うつ剤の併用の影響 CBDを抗うつ剤など脳の働きを遅くする作用のある薬と併用すると眠気を引き起こす可能性が高くなります。そのような効果を持つ薬とCBDを同時に摂取するのは運転前は特に控えましょう。   ②眠気 CBDは運転において危険な眠気を引き起こしてしまうかもしれません。 CBDは松果体を活性化させると言われています。松果体とは睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する脳の器官であり、人間の睡眠において重要な役割を持っています。CBDが松果体を刺激することによってメラトニンの分泌量が増え、眠気が引き起こされます。 また、眠気が引き起こされることに伴い周りに対しての注意力が低下してしまうことがあります。 ③腹痛 CBDは胃腸の治療や予防に効果があると言われていますが、逆に消化器官にストレスを与えてしまうことがあり、下痢などの症状が表れます。運転中に腹痛に襲われることもあるかもしれません。 ④立ちくらみ、低血圧 CBDは血圧を下げる効果があり、高血圧の治療に有効です。しかし、逆に摂取量によっては血圧の低下により立ちくらみが起こることもあります。 CBDを摂取することにより運転に支障が出てしまうことがあるかもしれません。運転する前に自分の体調を確認し、上記の症状が見られる場合は慎重を期すべきでしょう。 参考 出典:東京大学出典:U.S. FOOD & DRUG...

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CBDはアンチエイジングに効果的?

近年アンチエイジングの需要は高まり、様々な業界からアンチエイジングを目的とした製品が生まれています。数年前までは「アンチエイジング」と聞くと女性のスキンケアというイメージがありました。しかし現在ではスキンケア以外の製品も増え、老若男女問わず多くの人が自身の健康のために取り入れている健康習慣の一つと言えるほど。 またアンチエイジング需要の増加に相関して、最近ネットやSNS上で「ウェルネス」という言葉をよく見かけませんか?「ウェルネス」とは「体だけでなく心も健康で、輝くように生き生きとしている状態」を指します。アンチエイジングもウェルネスも、健康を維持するという目的は同じです。 このように時代が変化して、多くの人が自身の健康に興味を深く持つようになったことで、社会全体が心身的な健康を重要視するようになっています。 そんな現代において、心身的にポジティブな作用が期待できる成分として注目されているのが「CBD」。CBDとは大麻草から抽出される成分の一つで、様々な薬理効果が期待されています。その中にはアンチエイジングへの効果も含まれています。 【初級レベル】これだけは知っておきたいCBDについて  「CBDシャンプー」「CBD化粧水」「CBDバスボム」など、たくさんのCBD製品が誕生していますが、果たして本当にCBDはアンチエイジングに効果があるのでしょうか? この記事では、CBDがアンチエイジングに期待されている理由を詳しくご紹介いたします。   老化とは 人は生まれてから死ぬまで、常に体内の細胞が変化し続けています。成熟するまではこれを「成長」と呼びますが、成熟期をすぎてからは「老化」と呼ばれます。「老化」とは一般的に、成熟期以降の生理機能の衰えを意味し、遺伝的または外的要因によるストレスへの抵抗力が弱まることで起こる体の変化です。 時間の流れるスピードは、全ての生き物に共通のものです。しかし成長のスピードに個人差があるように、老化のスピードにも個人差があります。また細胞や組織によっても老化スピードが変化するため、一部の組織は老化が進んでいても、他の組織は実年齢より若いということがあり得ます。   老化の原因 活性酸素 老化の原因の1つは「活性酸素により起こる体のサビ」と考えられています。 活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰に生産されると細胞を傷つけてしまい、様々な疾患をもたらす原因となります。このため体内には活性酸素の生産を抑える抗酸化作用がありますが、活性酸素の生産が抗酸化作用を上回る状態を酸化ストレスと呼びます。 酸化ストレスを引き起こす要因としては、紫外線、放射線、大気汚染、たばこ、睡眠不足、酸化された物質の摂取などが考えられます。また、過度な運動やストレスも活性酸素の生産を促し、酸化ストレスを引き起こすと考えられています。 活性酸素の生産を抑えてくれる抗酸化作用ですが、この作用は20歳をピークに減少し始め、40歳で一気に減少すると言われています。それまでは抗酸化力により、活性酸素が生産されても押さえ込むことができますが、活性酸素の力が抗酸化力を上回ってしまうと、老化が進んで行きます。   参考出典:意外と知らない「加齢」と「老化」の違い   糖化 老化のもう1つの大きな要因は、「糖化」です。活性酸素が「体のサビ」と言われるのに対し、糖化は「体のコゲ」と呼ばれています。 糖化とは、血液中に食事などから摂取した余分な糖質がある場合に、その糖質が体内のタンパク質や脂質と結びついて細胞を弱らせてしまう現象のことを指します。 クッキーやホットケーキなど砂糖が含まれたものを焼くと茶色く変色していきますよね。これは砂糖が牛乳や卵のタンパク質と結びついて起こる、食べ物の「糖化」現象です。これと同じ事が人間の体内で起きると、その影響は多大です。 体内で糖化が起こると皮膚や臓器の細胞が破壊され、シミやくすみの発現、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こします。また糖化は老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を生成します。その結果、老化のスピードが早まります。 また、糖化と酸化は相関関係があると言われています。糖化により生成されるAGEは、各細胞の受容体と結びつき、酸化酵素となって細胞を酸化させ続けることが明らかになっています。 参考 老化の原因「糖化」を防止しよう  ...

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CBDは翌日にだるさや眠気を感じるって本当?

1. CBDの摂取方法と持続時間 CBDは、摂取する目的やタイミングによって、適切な摂取方法は異なります。 ここでは、CBDの摂取方法のうち、メジャーなものをいくつかご紹介します。   経皮摂取 CBDクリームやパッチによって、皮膚から直接CBDを取り込む方法です。CBDが血流に入らないので、効果は局所的なものになりますが、持続時間は5時間以上と長いため、効果的に炎症やかゆみを抑えることができます。   舌下摂取 舌の下部にCBDオイルを垂らし、90秒ほど置くことで口内の毛細血管からCBDを取り込む方法です。経口摂取に比べて生体への利用効率が高く、持続時間は4~8時間になります。比較的簡単であるうえ、効果が得られるのが早いので人気の摂取方法です。   経口摂取 カプセルやエディブルを、口から摂取する方法です。持続時間はカプセルは4~6時間、エディブルは最大12時間にもなりますが、吸収率が悪いというデメリットもあります。   吸入摂取 電子タバコで気化したCBDを直接肺に吸い込みます。吸収効率がかなり高く、数秒から数分で効果が現れる一方、持続時間が30分〜1時間とかなり短いです。   2. CBDによって翌日にだるさや眠気を感じたりすることはない?   心身にさまざまな利益をもたらすCBDですが、睡眠の質を高める効果も期待されています。実際に、マウスやヒトを対象にした実験で、CBDが不眠症や睡眠障害に効果があるという結果が多く報告されています。 しかし、眠りを助けるという効果があるということは、日中に疲れやだるさ、眠気を感じたりすることがあるのでは?と心配される方もいるかもしれません、 実際、不眠症の治療で処方される睡眠薬や睡眠導入剤は、効きすぎると、覚醒の妨げになったり、日中にだるさや眠気を感じることがあります。 しかし、CBDにおいては、基本的にはそうした心配はありません。 それはCBDと睡眠薬で、眠りをサポートするメカニズムが異なるためです。 睡眠薬や睡眠導入剤にはさまざまな種類がありますが、脳の機能を一時的に低下させたり、催眠作用がある神経伝達物質の働きに関わるなどして、いわば強制的に睡眠に導くものが多いです。 その一方で、CBDを使用すれば、精神を落ち着かせるリラックス効果や、不安や痛みなどの症状を和らげる効果によって眠りやすくなります。強制的に眠りを誘発しているのではありません。 むしろ、CBDを摂取すれば、日中は頭をスッキリさせ集中力を高める効果があるとされています。   CBDはセロトニンの受容体を活性化させる...

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【注意⚠️】CBDに副作用ってあるの?飲み合わせについても解説

私たちの身体を健康に導く多くの効果を与えてくれるCBDですが、副作用はあるのでしょうか? 今回の記事ではCBDの副作用や、摂取時の注意点などをお伝えします。 1. CBDの副作用 1-1. CBDの安全性に関するWHOの見解 WHO(世界保健機関)は2017年にCBDについて以下のような報告をしています。 CBDは、良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある。 忍容性とは、製薬・医薬業界の専門用語で「副作用の程度」を表す言葉です。「忍容性が良好」というのは「副作用がほとんどない、またはあっても非常に軽い」であることを意味しています。 CBD の潜在的な身体依存効果(例えば、離脱症状や耐性)に関するコントロールされたヒト研究では、報告されていない。 十分にコントロールされたヒトの実験的研究からのエビデン スは CBD が乱用可能性と関連しないことを示している。 これらのことから、CBDは副作用がほとんどなく安全な成分であることが分かるでしょう。 CBDの安全性は?WHO(世界保健機関)の見解 ただ、副作用が「全くない」というわけではありません。体内にはない物質を取り込む以上、どんなに安全性の高い物質であっても、副作用がゼロであると断言することはできないのです。 1-2. CBDの副作用 CBDの副作用として、以下のようなものが報告されています。 強い眠気、下痢、食欲減退、イライラ感、倦怠感、めまい、離人感、軟便、頻脈、口渇など 副作用が報告されていると聞くと、不安を感じる人もいるかもしれませんが、先に述べた通り、副作用があるからというだけで過剰に心配する必要はありません。 CBDの副作用は、必ず起こるものではないですし、深刻な副作用が起こる可能性はとても低いので、副作用が極力出ないようにすることと、万が一起こった時の対処法を頭に入れておくことが重要です。 また、大麻といえば依存性を心配される方もいるかもしれませんが、CBDには依存性はありません。 【徹底解説】THCとは何か・CBDとの違いは!? 1-3. CBDによるアレルギー反応 また、CBDによる副作用に近いものとして、アレルギー反応があります。 一般的に知られているアレルゲンとしては、花粉、食品、薬物、ハウスダスト、ペットの毛などが挙げられます。...

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【医学的成果】CBDの効果効能に関しての興味深い研究👩🏻‍🔬

CBDに関する研究のほとんどは、動物モデル、もしくは、ヒト細胞(試験管内での実験)を用いて行われています。これらの研究は、CBDがどのように機能するかについての優れた洞察を提供してくれています。 従来の治療では反応がよくない疾患に対してCBDの有効性を証明することができています。 一方で、人間を対象に行われたCBDの研究が不足していることを認めなければなりません。CBDを普及させるためには、人間を対象とした研究がより多く必要です。 アメリカでは、連邦政府の規制により、研究者がCBDの臨床試験を行うことは難しくなっています。しかし、不可能ではありません。 今回は、生きている人間の患者を対象に行われたCBDの研究の中で、最も興味深いものを紹介します。CBDが個々の患者の病状に与えた影響だけでなく、患者全体の健康に与えた影響についても調べてみました。   1. CBD vs 難治性のてんかん 通常、てんかん障害は、発作を抑えるために強い薬で治療します。 残念ながら、ドラヴェット症候群のように、従来の抗てんかん薬にうまく反応しないタイプのてんかん障害、難治性てんかんもあります。 患者は毎週何百回もの発作に悩まされたままです。これは、身体的な発達だけでなく、精神的な健康にも影響を与えます。 「ドラヴェット症候群の薬剤抵抗性発作に対するカンナビジオールのトライアル」と呼ばれる研究では、従来の抗てんかん薬では反応が悪かった難治性てんかんにもCBDが有効であることが実証されました。 この研究では、死亡率の高い難治性てんかんの一種であるドラヴェット症候群の子ども120人が対象となりました。通常の抗てんかん薬に加えて、子供たちにはCBDが投与され、一部の子供たちにはプラセボが投与されました。 その結果は驚くべきものでした。CBDを投与された子供たちは、プラセボを投与された子供たちと比較して、発作の頻度が大幅に減少したのです。 てんかんに対するCBDの効果を証明する逸話はたくさんあります。 シャーロット・フィギの話は、世界中の多くの人々の心を動かしました。 てんかんのためにCBDを使用したもう一つの有名なアカウントは、ヘイリーの話です。ヘイリーは重度のてんかんと脳性麻痺に悩まされていました。 彼女の状態は、従来の抗てんかん薬では対抗することができませんでした。彼女の両親がてんかんに対するCBDの効果を知ったとき、彼らは自分の子供のために薬を試してみたいと思いました。 娘に人生のチャンスを与えるために、家族はあらゆることに挑戦し、コロラド州に移りました。ヘイリーは、高CBDと低THCを与えられ、この組み合わせは彼女の発作を制御するのに役立ちました。 実際、彼女の話は、てんかんの子供を持つ何千もの家族に希望を与えています。 てんかんは命に関わることもありますし、CBDとの薬物相互作用も考えられます。てんかんにCBDを使用する前に、特に患者が子供の場合は、必ず医師に相談してください。   2. CBD vs がんの痛み 日本でもそうですが、アメリカでは、がんは何百万人もの人に影響を与える致命的な病気です。 がんは手術、化学療法、放射線療法などの抗がん剤治療で治療できますが、治療後にがんが再発することもあります。...

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【知らないとまずい】CBDを理解する上で不可欠な神経科学基礎論

1. 神経系とは何か? 体は多くの異なるシステムで構成されており、それらが連携して体の機能を果たしています。 血液を全身に送り出す循環器系、呼吸した空気から酸素を取り込む呼吸器系、食物を分解して体に栄養を与える消化器系などがあります。 しかし、これらのシステムはどれもコミュニケーション手段なしでは正しく機能することはできません。 そこで神経系の出番です。例えば、体内の血圧が低下した場合、心臓はそれを知る必要があります。私たちの体は、現在の状況に対応するために、高速でリアルタイムのメッセージを送信するために神経系を使用しています。 これが神経系が進化した基本的な理由です。 神経系とは基本的にはコミュニケーションシステムであり、それが迅速かつ直接的に体全体でメッセージを送受信できるように設計されています。神経系は、感覚(視覚、嗅覚、味覚、バランス、聴覚の情報)と運動の情報を伝達します。脳は一見複雑な構造をしていますが、これらの活動を体内で処理し、整理する統合センターとして機能しているのです。 2. どのように神経系は働くのか? ニューロンは、メッセージの送り手と受け手として機能する指のような突起を持つ神経系の特殊な細胞です。 シナプスと呼ばれるニューロン間の小さな空間には、軸索(メッセージ送信者)が化学的なメッセンジャーを放出し、このメッセージは、その空間の反対側にあるニューロンの樹状突起(メッセージ受信者)によって受信されます。 あるシナプスでは、多くのニューロンが一度に1つのニューロンにメッセージを送信している場合があります。 各メッセージは、興奮性信号または抑制性信号に分類することができます。 メッセージを受信したニューロンは、興奮性のメッセージと抑制性のメッセージの バランスがある閾値を超えると、信号を発射します。 3. 神経伝達物質とは何か? メッセージは、神経伝達物質として知られている化学的なメッセンジャーの形で送られてきます。 一般的な神経伝達物質には、ドーパミン、セロトニン、グルタミン酸、GABA、ノルエピネフリンなどがあります。2-AGおよびアナンダミドを含む内因性カンナビノイドも重要な神経伝達物質です。 神経細胞は、樹状突起上に受容体と呼ばれる特殊なメッセージ受信タンパク質を持っています。神経伝達物質は、その化学構造が受容体に相補的に適合するため、受容体に結合します。神経伝達物質が受容体に結合すると、さまざまな効果をもたらします。 最も基本的な効果は、先に説明したように、ニューロンを興奮させる効果と抑制する効果です。 例えば、2つのニューロンが通信しているとします。 最初のニューロンはシナプスに興奮性の神経伝達物質を放出します。これらはニューロンの受容体に結合します。一度に十分な数の神経伝達物質が結合すると、ニューロンは発火するのに十分な強さの「はい」という信号を受け取ることになります。ニューロンが発火すると、接続している他のニューロンにその信号を伝えることができます。 身体は、このようにニューロンからニューロンへの単純なメッセージの伝達によってコミュニケーションを行っています。信号は最終的に体の器官に送られ、そこで効果を発揮します。 4. アゴニストとアンタゴニスト 薬の中には、ある種の受容体の活性を増減させることで、神経系に作用するものがあります。 摂取すると、これらの薬物は血流を通って神経系に移動し、体内の神経伝達物質と競合して、受容体を活性化、もしくは、ブロックします。 これは、影響を受けたニューロンのシグナル伝達活動に劇的な影響を与える可能性があります。...

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【ジム通いの方必見】CBDはフィットネスの効果を最大化する?

CBDには多くの健康効果があることから、フィットネス業界でも注目を集めています。筋肉をつけたい人も、健康的になりたい人も、CBDはエクササイズに役立つかもしれません。 フィットネス前に使用することで、コルチゾールを減少させたりすることができ、ワークアウト中のハードな運動をサポートします。 フィットネス後には筋肉痛を和らげる効果、抗炎症作用、食欲増進作用があり、運動後の回復をサポートします。 1. CBDとフィットネス 最近では多くの人がCBDをフィットネスに取り入れるようになりました。ヨガスタジオやジムの中でCBD商品を販売している店舗もあります。 CBDはフィットネスに関心のある人には良いサプリメントになります。多くの人が運動後の回復を助けるために使用していますが、運動前の効果を高めるために使用する人もいます。 CBDは世界アンチ・ドーピング機関(WADA)によって禁止されていましたが、2017年に解禁されました。現在では、プロのアスリートにも使用が認められています。 CBDは、ワークアウト前のサプリメントとして使うか、ワークアウト後のサプリメントとして使うかによって、さまざまな効果を発揮します。 2. フィットネス前のCBD CBDには、痛みに対する感受性の低下、エネルギーの増強、抗異化作用など、ワークアウト前のサプリメントとして多くの利点があります。 CBDをエネルギーや気分向上のために使用することもできます。CBDには抗うつ作用と抗不安作用があり、特にうつ病や不安に悩んでいる人には、エネルギーやポジティブな気分を高め、ワークアウトに意欲的に取り組むことができます。 また、CBDには、カタボリックを防止する効果があると考えられています。アナボリックは筋肉が生成されることを指すのに対し、カタボリックとは身体の筋肉が分解されることを言います。 運動時に栄養が足りていない場合、例えば空腹だと、筋肉からエネルギーを作り出すため、カタボリックホルモンが放出され、筋肉組織を分解するように作用します。これはフィットネスに期待しているものとは反対で、意味がなくなってしまいます。 カタボリックホルモンの中でも、特にストレスホルモンとしても知られているコルチゾールが筋肉組織を分解して血糖を体に供給する役割を果たします。1993年の研究では、CBDを与えられた被験者の血中コルチゾール濃度が低下したことがわかりました。つまりCBDは、運動中の筋肉の分解を防ぎ、筋肉を増やしやすくする効果があります。 CBDをフィットネス前に使用する場合は、カフェインを含むドリンクを使用していないことを確認してください。CBDとは異なり、カフェインはコルチゾールのレベルを上昇させ、筋肉組織の分解を促します。 3. フィットネス後のCBD CBDをフィットネス後に使用することはより一般的です。得られるメリットとしては、筋肉の痛みの軽減、炎症の軽減、食欲増進、リラクゼーションなどが挙げられます。 CBDには抗炎症作用があるので、より早く回復したり、遅発性の筋肉痛の症状に対処したりするのに役立ちます。下記で筋肉痛への効果について詳しく触れています。 https://tokyo-mooon.com/cbd-info/muscle-shoulder-pain/ また、CBDはリラクゼーション効果もあり、夜によく眠れるようになります。十分な休息をとることは、運動後の回復に重要な役割を果たします。筋肉の回復は寝ている間に行われるので、睡眠を改善することで筋肉をつけることができます。 最後に、CBDには食欲を増進させ、回復後の食事にも効果があるという研究結果もあります。筋肉をつけるためには、運動後に十分なたんぱく質を摂取することが重要なので、十分な量を食べるのに苦労している人は、CBDが助けてくれるかもしれません。

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CBDは禁煙に効果的?CBDべイプと喫煙

1. 喫煙による身体への悪影響 煙草は一度吸い始めると中々辞めることができません。 厚生労働省の調査によると、喫煙男性は、非喫煙者に比べて肺がんによる死亡率が約4.5倍も高くなっています。 それ以外にも、下記のような病気との因果関係が証明されています。 また、タバコから出る「副流煙」は、本人が吸う「主流煙」よりも数倍以上多くの有害物質が含まれ、受動喫煙によって周囲の人々の健康にも被害を与えています。 最近では日本でも喫煙に対するルールが厳しくなっており、2020年4月1日から日本では受動喫煙による健康への悪影響を防ぐための法律、「改正健康増進法」が施工され、屋内の禁煙の分煙化が原則義務化されるようにもなりました。 2. ニコチンの依存性 ニコチンには依存性があり、タバコ使用時に依存を生じる原因となっています。 ニコチンは、口腔内粘膜や皮膚からも吸収される極めて吸収の良い物質で,煙を吸い込んで数秒以内に脳細胞に達します。体内から消失するのも速いため,常習喫煙者では、喫煙後30分程度でニコチン切れ症状を生じ「次の1本」が欲しくなります。 ニコチンはドーパミン、セロトニン、アセチルコリンなどの覚醒、認知、気分に関連する神経伝達物質の分泌にも関わっています。喫煙してニコチンを常時摂取するようになると、これらの神経伝達物質の調節をニコチンに委ねてしまい、自分で分泌する能力が低下します。 その結果、脳細胞はニコチンを吸収することで、以前と同レベルの活動を維持するようになり、神経伝達物質を求めて「集中力の低下」「不安・イライラ」「頭痛」などの離脱症状を引き起こします。 これが禁煙を難しくしている原因の1つです。 3. 禁煙に有効なCBD ロンドンのユニバーシティカレッジのAddictive Behaviors Journalに掲載された最近の研究では、CBDオイルを使用すると、ニコチン中毒者が1日あたりの喫煙本数を減らすことができることが示されています。 24人の被験者を2つのグループに分け、1つのグループにはCBDを含まないオイル、もう1つのグループはCBDを含むオイルを与え、タバコの衝動を感じるたびに吸引してもらいました。 研究が行われた週の間に、CBDオイルを摂取した人は、タバコの本数が40%減りました。 タバコの本数が減る理由は、CBDがドーパミンなどの気分が良いホルモンの放出を制御する体の報酬システムへ影響を与えるからだと予測されています。 現在も研究段階ですが、CBDはたばこ中毒患者を治療するための治療法になる可能性があると結論付けられています。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/23685330/ PubMed -Cannabidiol reduces cigarette consumption in...

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