韓国の大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. 韓国で大麻は合法?
韓国では医療用大麻は合法化されています。しかし、嗜好用大麻の利用は違法となっています。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
韓国の現行法では成人であっても、嗜好としての大麻の使用は違法です。
韓国は大麻犯罪に対して厳しい法律と取締りを行っており、医療用大麻が合法化された近年でも、嗜好用大麻を合法化する兆しは見えません。
嗜好用として大麻を使用して捕まった場合、以下の罰則が伴います。
・5年以下の懲役、及び5,000万ウォン以下(約4万ドル)の罰金
韓国政府は、国民が世界のどこにいても自国の刑法が適用されることを繰り返し警告しています。国民が嗜好用大麻が合法な国に旅行に行き、そこで大麻を消費すれば、例え旅行先で起訴されなくても韓国では起訴される可能性があるのです。
3. 医療大麻に関する規制
2018年、医療用大麻が韓国で合法化されました。
医療用大麻の使用は、食品医薬品安全省の承認があれば合法となります。現在、同省が許可している医療用大麻製品は、「エピディオレックス(Epidiolex)」「マリノール(Marinol)」「サティベックス(Sativex)」のみです。
しかし大麻草そのものは、法律上合法であるにもかかわらず、まだ医療用製品としては承認されていません。
医療用大麻の処方・承認はケースバイケースで行われ、主にてんかん、HIV/AIDSやがん関連治療に対して行われます。
患者は、医師の処方箋、医療記録、適格な条件を添えて政府に申請し、承認を得るまで医療用大麻製品を処方されることはありません。それに加えて、医療用大麻製品の処方は、首都、ソウルでしか行われていません。
4. 大麻の栽培に関する規制
2020年、韓国は国内の南東部に大麻栽培に関する規制が免除された地域を設けました。
その地域は、輸出および医療目的のために、認可を受けた農家が大麻を栽培することが合法的に許可されている国内初で唯一の場所となっています。
しかし、個人が嗜好用・医療用として大麻を栽培することは禁じられています。違反すると、最高で5年の禁固刑に処せられる可能性があります。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
韓国では医療用大麻の使用は合法化されていますが、大麻使用下での運転は重犯罪となり、厳しく罰せられます。
韓国の法律によると、警察はいかなる状況下でも薬物使用の有無について身体検査や尿の検査をすることが許されています。
またこの検査を拒否すると、裁判での有罪判決に繋がり、懲役や罰金が伴います。
大麻使用中の運転で捕まり、有罪となると、5年以下の懲役、及び5千万ウォン以下(約4万ドル)の罰金が伴います。
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場では、例え医療用大麻であったとしても、それを使用することは違法となっています。
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世界の最新トレンド・大麻観光について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アメリカの最新の大麻シーンについて知りたい方は以下をご覧ください。
【2023年版】アメリカの大麻のすべて – tokyo mooon
tokyo mooonのアメリカ拠点のあるオレゴン州の大麻観光に役立つ記事は以下です。
アメリカ・オレゴン州の大麻観光を合法的に楽しむためのツアーガイド – tokyo mooon
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