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アメリカ・オレゴン州の大麻合法化状況

アメリカ・オレゴン州の大麻関連の規制状況について、まとめました!

 

1. オレゴン州で大麻は合法?

オレゴン州では医療用、嗜好用ともに大麻は合法です。

1998年に医療用大麻、2014年に嗜好用大麻の合法化が承認されました。

 

2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制

オレゴン州では、2014年に嗜好用大麻が合法化されました。この法律では、21歳以上の成人は、娯楽目的のために大麻を使用し、所持することができます。また、他の成人に大麻を譲渡することもできます(対価として支払いがない場合に限る)。

所持・使用制限は以下の通りです。

オレゴン州では、21歳以上の成人は、以下の種類の嗜好用大麻を組み合わせて所持することができます。

自宅において使用可能な大麻の所持量8オンス(約220グラム)         公共の場での使用可能な大麻の所持量2オンス(56グラム)          固形状カンナビノイド製品16オンス(約450グラム)            液体状のカンナビノイド製品72オンス(約2キログラム)

2014年、オレゴン州の有権者が「大麻および産業用麻の管理、規制、課税に関する法律」(法案91号)を承認し、オレゴン州でレクリエーション用大麻が合法化されました。この法律により、2015年の7月から21歳以上の成人がレクリエーション目的で大麻を使用、所持、他の成人に贈与することが認められています。

 

3. 医療大麻に関する規制

オレゴン州では、1998年に有権者が「オレゴン州医療大麻法 」を承認して以来、医療用大麻が合法化されました。この法律により、医師から推薦された場合、大麻の医療利用が認められました。

オレゴン州で医療用マリファナカードを取得するためには、対象となる疾患及び(下記参照)、医師の推薦が必要です。医師は、医師免許を持つドクター・オブ・メディスン(MD)またはドクター・オブ・オステオパシー(DO)であり、患者の主治医であることが必要です。また登録にはOMMP(オレゴン州医療用大麻プログラム)のウェブサイトにアクセスし、必要事項を記入し、90日以内に署名された医師の診断書を添付し、申請書を提出することが義務付けられます。これらを行いはじめて医療用患者と認定されカードが発行され、医療用として大麻を所持する権利を得ます。

医療患者として認定されるには、以下のような適格な条件を満たしている必要があります。

  • 緑内障
  • 退行性または広範な神経疾患
  • HIV/エイズ
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • カヘキシア
  • 持続的な筋肉の痙攣
  • てんかんによるものを含む、けいれん発作
  • 吐き気
  • 激しい痛み
  • アルツハイマー型認知症
  • カヘキシア
  • 慢性疼痛
  • 吐き気

 

4. 大麻の栽培に関する規制

21歳以上の成人は、自宅または人目につかない私有地で4本までの大麻草を栽培することができます。賃貸人は、家主に確認する必要があり、家主は自分の所有地での大麻の使用や栽培を制限する権利を保持します。1つの住宅に大人4人が住んでいても、16本の植物ということにはならず、1住宅につき4本が限度となります。

この制限を超え栽培してしまうとクラスBの軽犯罪となり、6ヶ月以下の懲役および/または2,500ドル以下の罰金に処せられます。

医療用栽培サイトの責任者(PRMG)は、患者一人あたり、大麻草を6本、高さが24インチ以上の未熟な大麻草12本、高さが24インチ未満の未熟な大麻草36本を栽培することができます。ただし、栽培場所がどのようにゾーン分けされているか(住宅地か市外か)によって、栽培場所の住所での植物制限が決まります。医療用大麻患者またはその介護者は、大麻草を最大6本、未熟な大麻草を最大18本まで栽培することができます。

 

5. 大麻使用下での運転に関する規制

オレゴン州では大麻の使用は合法ですが、その影響下で運転することは合法ではありません。

警察官は呼気、血液、尿、又は唾液の一つ以上の化学的検査を大麻使用下で運転している可能性がある者に対して実施すること、実地を要求することができます。またこの検査を拒否した場合、裁判での有罪の証拠として認められます。

大麻使用下での運転の罰則は以下の通りです。

初犯:
最低 48 時間の懲役が義務付けられ、1 年以下の懲役または、6250 ドル以下の罰金、もしくはその両方が科せられます。また最低 30日間の免許停止処分となります。

2回目の違反(10年以内):
最低 48 時間の懲役が義務付けられ、1 年以下の懲役または、6250 ドル以下の罰金、もしくはその両方が科せられます。また最低 60 日間の免許停止処分となります。

 

6. 公共の場所での大麻使用に関する規制

21歳以上の成人は、私有地内で合法的に大麻を消費することができます。

酒類販売免許を持つバーやレストランなどの施設を含む公共の場では、嗜好用大麻を消費することは許可されていません。

公共の場である、高速道路、道路、学校、娯楽施設、公園、運動場、など様々な公共の場での使用が禁止されています。

公共の場での使用はクラスBの違反に該当し、罰金刑に処されます。
他の罰則が発生する可能性もありますが、懲役刑はありません。

個人による違反の場合、罰金は最高1,000ドルです。(クラスBの場合)

 

7. アメリカ大麻観光事業のご紹介

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世界の最新トレンド・大麻観光について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【決定版】現代の大麻観光論 – tokyo mooon

アメリカの最新の大麻シーンについて知りたい方は以下をご覧ください。

【2023年版】アメリカの大麻のすべて – tokyo mooon

tokyo mooonのアメリカ拠点のあるオレゴン州の大麻観光に役立つ記事は以下です。

アメリカ・オレゴン州の大麻観光を合法的に楽しむためのツアーガイド – tokyo mooon

 

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