CBD商品の普及にともない、2020年末から急激に注目をされはじめている、
「CBN(カンナビノール)」!
国内でも、CBN原料を使用した商品も少しずつですが増えてきた印象があります。
加えて、「CBN原料を使用して商品開発をしたい」という声も耳にするようになりました。
そこで、今回は皆さんが気になる、'CBN原料の価格'について解説をしていきます!
弊社では、CBD事業者様向けにCBN原料の卸売もしております。
ご興味ある方は、以下をご覧ください。
1. キマるの? CBN (カンナビノール) とは?
カンナビノイドといえば、CBDとTHCが注目されていますが、CBDやTHC以外にも100種類以上のカンナビノイドが含まれています。
CBNは、その内の一つのレアカンナビノイド(マイナーカンナビノイド)であり、THCが酸素や光にさらされることで生成するカンナビノイドです。
ここで特筆すべきは、THCが化学変化して生成されるCBNですが、THCのような精神活性化作用をほとんど持たないということです。CBDに比べると精神活性作用がある(THCの約1/10)と言われますが、国内で合法的に食品や化粧品への添加が可能です。
主な効果・効能としては、
- 鎮静作用
- 神経保護作用
- 骨の成長促進
- 抗菌作用
- 乾癬の軽減
などが期待できます!
参考
出典:Antibacterial cannabinoids from Cannabis sativa: a structure-activity study - PubMed (nih.gov)
2. CBN (カンナビノール) 原料はなぜCBD原料より高いのか?
国内で流通しているCBDアイソレートとCBNアイソレートを比較すると、
CBNアイソレートがCBDアイソレートの4~10倍の価格で販売されております (自社調べによる)。
つまり、価格だけをみると「CBN > CBD」というのが一般的です。
では、なぜCBNはそこまで高価なのでしょうか?
主な要因として、
- 高まる需要
- 稀少性
が考えられます。
高まるCBN商品の需要
CBNは、これまでは、睡眠補助の効果・効能を謳った商品などが主流であったが、
最近では鎮静作用やストレスを和らげる効果などにもより注目が集まってきています!
また、CBNの効果にのみ特化した商品などは、まだ大きな市場のポテンシャルがあるとされています。
そして、そのようなCBNの潜在的な利点が消費者に理解/評価され始めたことによって、
CBNの市場での人気が急激に伸びています!
アメリカの CBN Market Report (2021年第2四半期)によると、
California, Colorado, Oregon, Nevadaの4州において、CBNエディブル商品は規制対象のTHC市場で
前年同期比+357%の成長が報告されております。
このような形で、CBN原料の生産国においても、CBN商品の需要が急拡大しております。
CBN原料の稀少性
CBNは、大麻の'レア(稀少な)カンナビノイド(マイナーカンナビノイド)'と呼ばれております。
これは、'レア'というだけあって主要なカンナビノイドであるCBDとTHCよりも低濃度で存在することを意味しています。
そのため、薬用や研究用にCBNを分離することはより困難とされております。
また、CBNは自然に発生するものではありません。
THCが酸化してCBNになるのを待つには時間がかかります。
そのため、製品の成分としてCBNを添加しようとするとハードルが高くなってしまいます。
3. CBN (カンナビノール) 原料の価格
前述した通り、CBNアイソレートはCBD原料より価格が高くなります。
アメリカでの、CBN原料の卸売価格は平均すると$1万~2万/kgと言われております。
そして、日本の輸入した場合には、原料原価にプラスして、
- 国際輸送費
- 関税
- 消費税
- 地方税
などがかかってきます。
その為、現在の日本の輸入代理店の卸売価格の相場は、
200万~300万円/kg
程度となっております。
弊社、CBN原料の価格・詳細などについては下記より、お気軽にお問い合わせください!
4. CBN (カンナビノール) 原料の卸売について
弊社では、CBD(アイソレート、ディスティレート、ブロードスペクトラム、水溶性)、CBGをはじめとするカンナビノイド原料・テルペンの卸売りやこれらのカンナビノイドを用いた食品や化粧品ブランド開発のOEMサポートを行っております!
今回ご紹介したCBN原料も事業者様向けに卸売りしております。
アメリカ・コロラド州のサプライヤーからCBNを輸入しており、THCフリー、微生物、重金属、農薬検査を受け、基準値を下回っているもののみを取り扱っております。
現在、CBDの専門店に限らず、飲食店、バー、アロマセラピスト、鍼灸師、美容室、Webメディア運営会社、副業を検討されている会社員、学生など多様な方にお問い合わせをいただいております。
ぜひお気軽にお問い合わせください!