フランスの大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. フランスで大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. フランスで大麻は合法?
フランスでは医療用大麻は合法です。しかし、嗜好用目的の大麻の使用は違法となっています。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
フランスでは、大麻の嗜好用目的としての所持・使用・譲渡が一切禁止されています。
大麻の所持や消費は、最近までフランスの法律で起訴の対象になっていました。2020年9月1、法改正が行われ、100gまでの大麻所持で捕まった成人は、200ユーロの罰金(15日以内に支払えば150ユーロ、45日以降に支払えば450ユーロ)を科されるようになりました。
つまり、大麻所持で捕まった場合、起訴につながる可能性が低くなったということです。
しかし、大麻を使用した場合の罰金は数千ユーロに上り、最大で1年の実刑判決が下されてしまいます。
フランス人がヨーロッパで最も大麻を消費しているにもかかわらず、この措置はヨーロッパで最も抑圧的なものの一つであることに変わりはありません。
また今年の1月に、フランス国民議会は、フランス国内における大麻の生産、提供、使用の合法化に関連する法律の草案を否決しています。
3. 医療大麻に関する規制
フランスでは医療用大麻が最近合法化されました。しかし、医療用大麻プログラムなど患者がスムーズに医療用大麻を受け取れる体制は整っていない状況です。
フランスでは、医療用大麻試験が2021年3月に開始されたばかりです。医薬品・健康食品安全庁(ANSM)の監督のもと、このプロジェクトには、慢性疼痛やてんかんを含むさまざまな重度の医療上の健康問題に悩む患者3000人が参加しています。
このプロジェクトがフランスにおける医療用大麻合法化の先駆けとなりました。
フランスで医療用大麻を処方される方法は、多発性硬化症を専門とする医療専門家から「Sativex」の処方箋をもらうことに限られます。
しかし、処方箋をもらった患者は30日分しか医療用大麻製品を受け取ることができず、6ヶ月ごとに処方箋を更新しなければなりません。
4. 大麻の栽培に関する規制
フランスでは個人が大麻を栽培することは違法となっています。大麻の栽培で捕まった場合、20年以下の懲役または750万ユーロ以下の罰金に処される可能性があります。
大麻の個人的な栽培に対する法律に例外はありません。たとえ栽培した大麻を医療目的のため個人的に消費するだけであっても、処罰の対象となります。
しかし、先ほど述べた処罰を実際受けた者は少数となっています。多額の実刑判決を受けた者は大規模な栽培や商業目的として栽培をしている場合が多いです。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
フランスでは大麻を使用しての運転や、あらゆる麻薬を使用しての運転は違法です。
もし、大麻使用下の運転で捕まると、単なる大麻所持よりも重い罰則が伴います。医療用大麻を使用している患者も同様に罰せられます。
フランスにおける大麻使用下の運転の罰則は以下の通りです。
・罰金4500ユーロ、及び3年間の運転免許剥奪
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場での医療用大麻使用は違法です。
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①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
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・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
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