CBDがADHD症状を緩和する?研究数は少ないけど、効果に期待する専門家も

 ADHDとは、「神経発達障害」の一つ。衝動性や注意力の欠如が原因で、日常生活に支障が出てしまいます。

ADHDの症状に対しては、薬物療法や行動療法を用いるのが一般的です。しかし、それらの効き目や副作用を疑問視して、大麻やCBDなどの代替療法を求める人も海外にはいます。研究事例はまだ少ないものの、CBDの効果に期待するADHD専門家もいるようです。

この記事では、ADHDの治療方法としてCBDが期待されている理由や、参考になりそうな研究事例を紹介していきます。

 

ADHDの症状とは?

ADHD(注意欠陥多動性障害)の一般的な症状は、衝動性・多動性や、注意力を保つのが困難であることです。もちろん、ADHDではない人も、同様の状態を経験することがあります。しかし、ADHDを持つ人はそれらの症状をより強く、より頻繁に感じ、日常生活にも支障が出てしまいます。


(画像引用)出典:ADD vs. ADHD: What’s the Difference in Symptoms?


具体例としては、下記の症状が表れることが多いようです。


  • 常に動き回る。
  • 質問される前に答えたり、会話の順番を待たずに話す。
  • 座っていることが求められる状況(教室やオフィス)で、席を立つ。
  • 家事や用事、約束事などを忘れてしまう。
  • 無関係な考えや刺激に簡単に気を取られる。
  • 仕事やタスクを整理したり、時間管理や期限を守ることが苦手。

ADHDの原因は、まだ正確には分かっておりません。しかし、いくつかの研究では、ADHD患者は脳内のドーパミン量が少ないことが示されています。ADHD患者の脳機能の特徴が、ドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の働きに影響を及ぼし、症状が表れると考えられています。


参考
出典:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder
出典:ADHD(注意欠如・多動症)
出典:Attention Deficit Hyperactivity Disorder (ADHD): The Role of Dopamine

ADHDの治療は、症状緩和が目的

ADHDの根本的な治療方法は、まだありません。そのため、症状を緩和するために薬物療法や行動療法を組み合わせるのが一般的です。

薬物療法の多くは、精神刺激薬に分類されるアンフェタミンやメチルフェニデートを用います。これらの刺激薬は、脳内のドーパミン量を補うことで、衝動性を抑えたり、注意力を増強する効果があります。

(画像引用)出典:ADHD Medication: Types, Side Effects, and More


代表的なADHD治療薬

  • アデロール 
  • リタリン 
  • コンサータ

今あるADHDの治療方法は、患者さんの社会生活をサポートする上で重要な役割を果たしています。しかし、既存の治療方法では症状が改善しない場合や、副作用が発生してしまうケースもあるようです。


ADHD治療薬の副作用例

  • 睡眠や食欲への影響
  • 頭痛や腹痛
  • 気分の落ち込みやイライラ

また、ADHDと同時に、学習障害や不安障害、うつ病など、他の精神疾患を抱えている患者さんも多くいます。このように、ADHDに関連する症状は多岐にわたるため、様々なアプローチを用いてADHDと向き合う必要があると考えている医学専門家もいます。


参考
出典:What is ADHD?
出典:Does weed help with ADHD?
出典:How CBD Oil (cannabidiol) Works To Treat ADD and ADHD
出典:Side Effects of ADHD Medication

 

代替療法としてのCBD

ADHDの代替療法の一つとして期待されているのがCBD。近年の研究から、うつや不安障害など、様々な精神疾患に対してCBDが有効である可能性が分かってきました。


(画像引用)出典:ADHD 2.0: New Science and Essential Strategies for Thriving with Distraction--from Childhood through Adulthood


ADHD 2.0の著者である Ned Hallowell氏は、不安などの症状を緩和するためにCBDを用いることができると書いています。Hallowell氏は、CBDがエンドカンナビノイドシステム(ECS)を活性化して、私たちの体の機能をサポートしてくれると考えています。


参考
出典:CBD for ADHD: Promising Treatment or Supplement to Steer Clear Of?

研究レビューでは「B評価」の有効性

本記事執筆時点で、ADHDに対するCBDの有効性を十分に証明する研究はないようです。

マリファナの法改正(合法化など)を目指すNORMLの役員メンバーであるMitch Earleywine氏(心理学教授)は、ADHDへの有効性を示す臨床試験やデータは存在しない、と考えています。

しかし、自主的にCBDを摂取するADHD患者が増えており、ADHDの症状が緩和されたと自己申告する人々が一定数いるのも事実。また、2020年に発表された研究レビューでは、ADHDに対するCBDの有効性に「B評価」が付与されました(A~Dの4段階評価)。

このレビューでは、CBDと精神疾患に関連する23件の研究事例を元に、以下の精神疾患に対してB評価が与えられました。


  • ADHD(の症状緩和)
  • ASDの併存症
  • 統合失調症
  • 大麻関連障害(離脱症状等)


参考
出典:CBD Oil for ADHD? Despite Scarce Research, Patients Are Trying It
出典:​​Can You Take CBD for ADHD? Here’s a Look at the Science
出典:The therapeutic role of Cannabidiol in mental health: a systematic review

 

CBDの有効性(対ADHD)を示す証拠が少ないのは、以下の理由が考えられます。

  • そもそもの研究数が少ない 
  • 実施された研究も、カンナビス全体が使用されているケースが多いため、CBD単体の効果とは言えない。

上記点を踏まえたうえで、ADHD症状に関連するCBDの研究をいくつかご紹介します。


多動・不眠・不安の改善|高比率のCBD

イスラエルで行われた研究では、高比率のCBD投与が多動性や不眠症、そして不安の軽減に繋がることが示されました。

この研究の対象は、自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断された53人の子供たち(平均年齢:11歳)。CBDとTHCの比率が20:1の治療薬が投与されました。ASDとADHDは別物ですが、注意力の欠如や多動性など、似た症状が表れます。また、ASD患者の50〜70%がADHDと診断されるようです。


▼研究詳細

対象:ASD患者53人(11歳〜22歳)

CBDの平均投与量:不明(CBD・THC比率は20:1)

使用された製剤:不明

治療期間の中央値:66日

実施年:2019年


参考
出典:Does weed help with ADHD?
出典:Oral Cannabidiol Use in Children With Autism Spectrum Disorder to Treat Related Symptoms and Co-morbidities

衝動性・注意力欠如の改善|CBD&THC

イギリスで行われた研究では、CBDとTHCが同程度含まれる処方薬の投与が、多動性、衝動性、注意力の改善に繋がることが示されました。

この研究では、ADHDと診断された30人の成人にSativex(カンナビノイド薬)が処方され、多動性や注意力の欠如が少し改善することが示されました。ただし、研究対象グループが小規模なのと、症状の改善幅が少なかったため、研究実施者はさらなる検証が必要だと考えています。


▼研究詳細

対象:ADHD患者30人(成人)

CBDの平均投与量:不明(CBD・THC比率は1:1)

使用された製剤:Sativex

治療期間の中央値:不明

実施年:2017年


参考
出典:Can CBD Help With ADHD? Everything You Need to Know
出典:Cannabinoids in attention-deficit/hyperactivity disorder: A randomised-controlled trial

 

OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様 

 

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①合法性と安全性

②製造工程における各種認証

③信用・実績のあるサプライヤー

 

①合法性と安全性

・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み

・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能

・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供

・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

 

②製造工程における各種認証

・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)

・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)

・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)

・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

 

③信用・実績のあるサプライヤー

・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入

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著者プロフィール

Hiroto Okutani

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