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【業界ニュース】CBD・ヘンプ業界で巻き起こる海外、国内動向まとめ(10/11〜10/17)

約5分で国内外のCBD業界のホットトピックが丸わかり。
10/11週も盛りだくさんの最新の市場動向をお届けします。 

1. 海外動向

1-1. UberEats、トロントで大麻の配達を開始

Leaflyとの新たな提携により、トロントのUber Eats利用者は10月17日(月)から大麻を注文することができるようになります。

 

 

Leaflyによると、Uberのような主要な第三者の配送プラットフォームを通じてマリファナの配送が可能になるのは世界で初めてとのこと。

トロントに住む19歳以上の人は、フードを注文するのと同じようにアプリで注文することができます。ただし、アプリで大麻を検索する際には、合法的な年齢であることが警告されます。

配送はUber Eatsに登録している一般のドライバーではなく、大麻販売店のスタッフが行います。また、カナダの法律に基づき、配達員はお客様の年齢などを確認します。

まずは3つの小売業者からこの取組はスタートします。
Hidden Leaf Cannabis、Minerva Cannabis、Shivaa's Roseの3社からスタートします。

Uberは以前、カナダのオンタリオ州にある小売業者と提携し、ユーザーが大麻を注文できるようにしていましたが、その契約では、注文した商品を自分で受け取らなければならなかったのです。

今回の提携に関わる事業者は次のようにコメントしています。


●Uber Eats Canada GM:
Leaflyのような業界のリーダーと提携し、トロントの人々が合法的に大麻を購入し、ユーザーの自宅まで配達する安全で便利なサービスを提供します。このサービス提供によって、違法市場の縮小や大麻使用下での酩酊運転の削減に貢献します。

●Leafly CEO:
Leaflyは4年以上にわたってカナダの大麻市場でサービスを提供しており、GTA(Greater Tronto Area)の200以上の大麻小売店をサポートしています。Uber Eatsと協力して、認可を受けた小売業者が安全で合法な大麻を街中の人々に提供するのを支援できることを嬉しく思います。

●Hidden Leaf オーナー:
私たちのような小規模事業者にとって、このようなパートナーシップは、私たちのリーチを広げ、市全体で大麻産業を成長させるための素晴らしい方法です。

 

1-2. メジャーリーグ、CBDブランドのシャーロットウェブとパートナーシップ契約を締結

MLBは10月12日(水)、メジャーなプロスポーツリーグとCBDブランドとの初のスポンサーシップ契約として、Charlotte's Webと提携することを発表しました。

 

MLBとコロラド州に拠点を置くCBD企業・Charlotte's Webとの複数年契約は、MLBブランドの製品ラインを含み、MLBの数百万のファンコミュニティに対してCBDの認知度を高めることになるでしょう。

 

MLBは、プロスポーツリーグで禁止されている成分がサプリメントに含まれているかどうかを評価するプログラムのNSF Certified for Sport®という認証を受けたCBD企業とリーグやクラブとのスポンサーシップを認めるようです。

 

この契約により、MLBはCBD企業とスポンサーシップ契約を結ぶ最初のメジャープロスポーツリーグとなり、Charlotte's Webは、MLB初のオフィシャルCBD企業となりました。

 

プレスリリースでは、以下のようにパートナーシップの背景が詳しく説明されています。

 

この歴史的な契約は、Charlotte's Webにとって初のスポーツリーグ全体とのパートナーシップです。

 

このパートナーシップにより、MLBはCharlotte's Webの戦略パートナーとなり、2021年に総売上47億ドルを突破したアメリカのCBD市場へ参入することになります。

 

デイリーエッジティンクチャーは、10月12日にCharlotte's Webのeコマースプラットフォームで発売され、MLBポストシーズンの独占販売も予定されており、2023年にはスポーツやウェルネス系の小売チャネルで製品ラインを拡販予定です。

 

加えて、Charlotte's Webは、オールスターウィーク、ポストシーズン、キャピタルワン主催のワールドシリーズなどのMLBのイベントにおいて、1億8000万人を超えるアメリカのファン層と繋がり、メディアや球場での活動を通じて、プレミアブランドとしての存在感を示すことができます。 

  

最後に、今回の提携に関わる事業者のコメントをまとめました。

 

▼MLBのCRO(最高収益責任者)

CBDカテゴリーのリーダーとして、Charlotte's WebはMLBファミリーに歓迎されました。今回のパートナーシップは、野球とスポーツにおいて画期的な出来事です。

NSF Certified for Sport®の認証を受けたCharlotte's Web製品は、最高の安全基準を満たしており、MLBのイベントやメディアプラットフォームで宣伝することができます。

この提携がもたらす可能性に興奮しています。

 

Charlotte's Web CEO

プロスポーツのパイオニアとして尊敬すべきMLBを戦略パートナーとして迎えることができ、感激しています。 

このパートナーシップは、科学・イノベーション・教育というCharlotte's Webの哲学を反映しています。 

また、独自のヘンプ遺伝子と業界をリードするビジョンを通じて、安全かつ高品質なCBDへのアクセスを可能にするという創業時からのミッションを果たしているとも言えるでしょう。

 

▼NSF プリンシパル・テクニカル・マネージャー

MLBは今年初め、NSF Certified for Sport®を、CBDブランドがMLBとそのチームのスポンサーになるために満たすべき基準として指定し、NSFマークへの大きな信頼を示しました。Charlotte's WebとMLBのパートナーシップは、クリーンなスポーツを促進し、世界中の人々の健康を改善するというNSFのミッションと密接に関連しています。

 

 

1-3. 【世界初】CBDやTHCとニコチンを同時吸引可能なベイプデバイスがリリース

大麻内有効成分(CBDなど)は脂溶性で、ニコチンリキッドは水溶性なので、従来は混ざりませんでした。

そのため、これまでベイプでスプリフ体験は不可能でした。

ところが、新しい特許がそれを変えようとしています。

スプリフとは、大麻とタバコを同時に摂取する方法のことを意味します。
他にもブラント、モーク、モグラボウル、スコフィ、スラップなどと呼ばれたりもします。


アリゾナ州に抽出技術をもつ大麻関連企業のExStaxという企業があります。
彼らは、従来の課題を解決するような革新的なデバイスをリリースしました。 

  

 

以下はEdStax Co-CEOが言及したポイントです。


・販売するすべてのカートリッジは取り外し可能で、ユーザーはカートリッジをそのまま使用することも、カートリッジを互いに重ねて同時に吸引することも可能

・バッテリーに問題が起こらない限り、いくつでもカートリッジを積み重ね可能

・異なるカートリッジがいくつ装着されているかを自動的に検出し(一度に最大6個まで)、それに応じてバッテリーの出力レベルを調整する新しいバッテリーを開発中

  

1-4. 大麻で失禁?大麻と膀胱に関する驚きの研究結果

大麻が身体に与える影響については、まだまだ解明されていないことがたくさんあります。


大麻の使用が膀胱に与える影響を詳しく調べることで、これまで誰も疑問に思わなかった新しい研究がAmerican Journal of Medicineに発表されました。

  

研究者たちは、「大麻使用者は不使用者に比べて過活動膀胱(膀胱が過敏になる疾患)になる可能性が高いこと」を発見したのです。

これまでの研究で、重大な健康問題を引き起こす可能性のある下部尿路症状(蓄尿と排尿行為が円滑にできない症状)を緩和する大麻の能力が既に実証されていると発表しています。

 

今回の研究では、下部尿路症状という観点から、大麻の常用と過活動膀胱の関連性を検討しました。

 

研究者らは、分析に「国民健康・栄養調査2005-2018」のデータを使用しました。また、過活動膀胱症状スコアを用いて、各参加者の過活動膀胱の有無を定義しました。

 

この研究では、大麻の常用者は過活動膀胱や夜間頻尿のリスクが高いことが示されましたが、研究者は、大麻がなぜ膀胱にそのような特異的な影響を与えるのか、まだわかっていないと認めています。

「研究データは、過活動膀胱患者の内科的治療にカンナビノイドを使用する根拠になるわけではありません。」と、本研究は結論付けています。

 

2015年の研究で、CBGが実際に過活動膀胱の症状を和らげる可能性があることがわかりました。
マウスとヒトの膀胱を用いて、CBGが収縮を抑制し、尿失禁の症状を改善することを明らかにしました。また、THCV、CBD、CBDVの試験も行い、これらのカンナビノイドはいずれも膀胱収縮力を改善するが、CBGが最も効果的と思われることを明らかにした。

 

2003年の研究では、全草由来の大麻抽出物の自己投与も、特に多発性硬化症と脊髄損傷の患者において、プラセボの患者と比較して失禁を改善することが明らかにされました。

多発性硬化症の進行した患者さん15名を対象とした追跡調査では、大麻抽出物による治療が尿意切迫感、頻尿、夜間頻尿を有意に減少させることが明らかになりました。

最終的に、少なくとも多発性硬化症の進行した患者さんに関しては、「医療用大麻抽出物は排尿障害などの治療に安全かつ有効です」と結論付けました。

 
出典①:Relationship Between Marijuana Use and Overactive Bladder (OAB): A Cross-Sectional Research of NHANES 2005 to 2018


出典②:Effect of Non-psychotropic Plant-derived Cannabinoids on Bladder Contractility: Focus on Cannabigerol


出典③:A preliminary controlled study to determine whether whole-plant cannabis extracts can improve intractable neurogenic symptoms

 

2. OFFの原料はオーガニック仕様

USDAオーガニック認証

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

合法性と安全性
製造工程における各種認証
信用・実績のあるサプライヤー

 

合法性と安全性
厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

製造工程における各種認証
USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

 

CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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