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香港、CBDを危険ドラッグ認定!?


1. 香港、CBDを危険ドラッグ認定!?

2021年、香港ではCBD(カンナビジオール)がブームになりました。

CBDは、カフェやレストラン、店舗に出回り、世界各国ですでに定着しているエキサイティングな新市場への参入に盛り上がりを見せていました。

ところが、2023年2月1日、CBDが香港市内で犯罪化されました。

CBDが、ヘロインやフェンタニルと同レベルの「危険ドラッグ」とされたことで、盛り上がりに終止符が打たれることになってしまいました。

▼CBD規制の内容

  • CBDの所持・消費:7年の懲役と約127,607円の罰金
  • CBDの製造、輸入、輸出:無期懲役
  • 旅行者でも罰則を受ける可能性あり、香港政府はCBD製品の持ち込みや購買をしないように呼びかけている

 

▼事業縮小や廃業したビジネス3社

  • Yardley Brothers Craft Brewery/創設者Luke Yardley氏
    Luke氏は禁止令を見越して昨年末にCBD飲料の製造を中止し、12月には残っていた製品がすべて完売しています。

    「CBD飲料は、大人が友人と外出する際に楽しめるノンアルコールの選択肢として非常に人気があり、事業の約8%を占めていた。バーによっては、毎週末、CBDレモネードを飲みに来る常連客が居ました。」
  • Med Chef/CBDレストラン
    香港初の CBD入りのカクテル、前菜、メインディッシュのフルメニュー を提供

    「CBDを最も受け入れやすい形で紹介し、飲食物のコンセプトを統合するために努力してきました。期待通りにいかなかったのは残念です。」
  • Found/香港初のCBDカフェ2020年にオープン
    ビールやコーヒー、睡眠を助けるオイル、食品に振りかけるCBDパウダー、関節のこわばりを和らげるペット用品など、さまざまなCBD製品を販売していました。

    2022年9月末に閉店し、Instagramで利用者に、FoundのCBDに対してのポジティブな姿勢をシェアしていて、 "CBDは日常生活のストレスに対処するのに役立つ "ということを示していました。

 

▼改めてアジア各国での大麻/CBD事情

    • 韓国:2018年、一部のCBD製品を含む医療用大麻の使用制限を緩和
    • 中国(世界最大の麻栽培国):2022年にCBDが完全に違法
    • 日本:茎種由来のCBDの使用を認めている。また、読売新聞は2022年10月、日本の厚生労働省が難治性てんかんの患者にCBD製剤を投与できるよう、大麻取締法の改正を視野に入れていると報道
    • 香港:2023年CBD製品の製造/販売、犯罪化
    • タイ:2022年大麻非犯罪化(実際の状況は合法化に近い)
    • シンガポール:CBDは大麻製品とみなされ、シンガポール国民や永住権保持者が海外滞在中に使用しただけでも起訴されることがある

     

    ▼CBDに対する香港の見解

    • 世界保健機関(WHO)の専門家委員会は2017年、CBDは、有害でも乱用しやすいものでもないと発表
    • FDAは、CBDを栄養補助食品として販売することを認める請願を却下した後、「CBD製品へのアクセスを求める個人の願望と、リスク管理に必要な規制監督のバランスをとる、CBDの新しい規制経路が必要だ 」と発表
    • 香港の麻薬当局は、これらの研究は権威ある証明にはなっていないと主張

     

     ▼編集者コメント
    世界各国で揺れ動く大麻/CBD事情。香港でのCBD禁止令によって、CBDが許可されている日本の現在の状況の尊さについて今一度気付かされた気がします。香港で惜しくもお店のドアを閉めてしまうことになったCBD事業主の方々には是非日本で、再チャレンジしてもらいと切に願います。

     

    出展:

    Hong Kong is criminalizing CBD as a ‘dangerous drug’ alongside heroin

    CBD Tends to Perplex Regulators. Hong Kong’s New Ban Reinforces Asia’s Strict Drug Approach

     

    2. OFFの原料はオーガニック仕様

    USDAオーガニック認証

    OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

    合法性と安全性
    製造工程における各種認証
    信用・実績のあるサプライヤー

     

    合法性と安全性
    厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
    ・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
    ・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
    ・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

    製造工程における各種認証
    USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
    ・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
    ・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
    ・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

    信用・実績のあるサプライヤー
    ・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
    FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

     

    CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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