遊技場設備機器、太陽光発電、不動産賃貸、ゲームソフト、酒類醸造、健康食品及び農産物加工食品等多岐に渡る事業を展開するパチンコメーカーの株式会社オーイズミが、EC販売、卸売、OEM、ECコンサル等を手がける武内製薬株式会社を8月19日に子会社化しました。
1. パチンコメーカーのオーイズミ、CBD製品のOEMなどを手がける武内製薬を買収
武内製薬はザプロというプロテインブランドで有名な会社で、CBD製品のOEMを手がける会社としても名前が知られています。
同社の売上や純利益は、オーイズミ社のIR資料によると以下の通りです。
2019年8月期
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2020年8月期
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2021年8月期
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売上高
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214,319
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889,968
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1,410,306
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当期純利益
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52
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7,967 | 68,755 |
(*単位は千円)
今回のようなCBD関連企業のM&Aは国内CBD市場が黎明期ということもあり、まだまだ多くありませんが、過去あった国内事例を2つ最後に紹介します。
①株式会社LUNANによるCBDオイルブランドの買収
LUNAN社は、恵比寿にテーブルアートの飲食店を展開しており、コロナ中の業績不振の打開策としてEC事業をスタートさせようと目論んでいたようです。
そんな折、かねてから注目していたCBD市場に挑戦中のCBDオイルブランドRECALMと出会い、2021年3月にM&Aすることになったようです。
②株式会社ByThinkによるCBDメディアの買収
ByThink社は事業者向けにデジタルマーケティングソリューションを提供する事業会社です。同社は2021年3月に女性向けCBDメディアコマース事業を展開するhersCBDを買収しました。
今後市場が活性化すればするほど、今回のようなM&Aの事例は増えると予想されます。
CBD業界の合従連衡に注目です。
出典:武内製薬株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
2. OFFの原料はオーガニック仕様
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性 ②製造工程における各種認証 ③信用・実績のあるサプライヤー |
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。