1. BDSAレポート、2026年の世界の大麻売上高を約8.2兆円規模と予測
BDSAの最新レポートでは、新規市場における嗜好用大麻の販売拡大、成熟市場の衰退など、今後5年間に予想される販売動向について予測しています。
大麻データ調査会社・BDSAが発表したレポートによると、2026年までに世界の大麻の売上高は570億ドルに上昇し、2021年に集めた世界の大麻の売上高300億ドルから増加すると予測されています。9月13日に発表された「世界市場予測」は、今後5年以内に大麻産業が達成すると予想されるマイルストーンをレビューしています。
BDSAのロイ・ビンガムCEOはプレスリリースで、「合法大麻の初期に見られた『ホッケースティック』のような売上増加傾向は過ぎ去り、経済や規制の逆風が合法大麻市場に圧力をかけています。それでも、我々の最新の予測では、発展途上のアメリカ市場における着実な利益が、2022年のアメリカ合法売上高合計の年間一桁成長を牽引し続け、2026年まで継続的に成長する見込みです。」と、述べています。
また、アメリカでは2021年の250億ドルから2026年には420億ドルに増加し、世界の大麻の総売上の約75%を占めると予測しています。
BDSAは、大麻の市場価格が歴史的な低価格を記録していることを取り上げています。コロラド州歳入庁によると、嗜好用の売上は下がり続けています。2022年6月の嗜好用大麻売上は127,157,358ドルでしたが、2021年6月は152,719,813ドルでした。コロラド州の医療用大麻の売上も、昨年の売上データに比べ、同様の落ち込みをたどっています。
しかし、イリノイ州などの新しい市場は好調を維持しており、これまでのところ2022年の総売上高は20億ドル(2021年の売上高より14%増)を集めています。レポートでは、最近嗜好用プログラムを開始したニュージャージーや、まもなく嗜好用大麻の販売を控えているニューヨークなどの市場が、2026年までにアメリカでの売上高に高い貢献をすることになるだろうと指摘しています。
ニュージャージー州とニューヨーク州の間には、2200万人の成人がおり、2026年の予想市場規模420億ドルのうち、50億ドルの貢献が見込まれるとのことです。
「アメリカの成熟した合法大麻市場では、2022年に売上が軟化したものの、人口の多いニュージャージー州やニューヨーク州などの新興市場での好調な売上が牽引し、大麻市場は2022年にトップラインの成長が予測されます。今後数年間はアメリカが世界の売上のマジョリティを占めますが、ドイツやメキシコなどの新興世界市場の可能性も注視しています。」と、ビンガムは述べています。
医療用大麻の売上は、アリゾナ州のように最近嗜好用大麻の販売を合法化した市場を中心に減少を続けています。
「BDSAは、アリゾナ州の医療用チャンネルの年間ドル売上高は、2021年の年間ドル売上高合計より30%低く、医療用大麻のみを販売していた最後の年の2020年の年間売上高の約半分になると予測しています。対照的に、2014年に嗜好用市場が開始された後、コロラド州の医療用チャネルは約2年間、年間売上高が依然として緩やかに成長しています。」と、プレスリリースで述べています。
ドイツは最近、嗜好用大麻の改革案がEUに拒否されるかもしれないという懸念で、壁にぶつかっています。メキシコは2021年夏に大麻を非犯罪化しましたが、嗜好用大麻はまだ合法化されていません。8月に医療用大麻の規制案を公表したアメリカ領ヴァージン諸島など、小国は対策を講じ始めています。イギリス領のバミューダは最近、合法化法案を実施する計画を立てましたが、イギリス当局に拒否されました。
出典:BDSA Report Projects $57 Billion in Global Cannabis Sales by 2026
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①合法性と安全性 ②製造工程における各種認証 ③信用・実績のあるサプライヤー |
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
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・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
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