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CBGとは何か?効果・機能性、キマるのか等を解説

ヘンプにはCBDやTHCなど様々な成分が含まれていますが、今回はCBGをご紹介します。

CBGの効果や機能性を取り上げていきます。また弊社では、CBD事業者様向けにCBG原料の卸売もしております。ご興味ある方は以下をご覧頂ければと思います。

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1. CBG(カンナビゲロール)とは


 

 

CBGはカンナビゲロールの略称です。成熟した大麻草にはCBGは約1%しか含まれておらず希少性の高いレアカンナビノイドに含まれます。そのため、CBGの価格は、CBDに比べると高価格です。ベイプや食品などでは「Focus」「Energize」など集中力や活力の向上、化粧品では炎症緩和などの機能性が謳われることが多いです。

ヘンプにはカンナビゲロール酸(CBGA)の形で含まれ、ヘンプが成熟すると、シンターゼとして知られている特定の酵素を介し、C酸性のカルボキシル基(-COOH)が二酸化炭素(CO2)として除去されるプロセスを経て、CBGが生成されます。

【出典】カンナビノイドの科学 -植物性カンナビノイドの生合成経路- に基づき弊社作成

 

 

 

2. CBGの効果・機能性

 

他のカンナビノイドと同様に、CBGには多くの治療上の効果・効能があり、いくつかの健康障害や病気に不可欠な役割を果たす可能性があることが示されています。

 

CBGは体内に存在する主にCB2受容体やCB1受容体にも直接作用すると言われていますが、精神作用がないので、ハイになることはありません。

【出典】カンナビゲロール(CBG)の薬理学的症例 

 

 

抗がん作用

CBGは、CBDの後に乳がんに対して2番目に効果的な植物性カンナビノイドであることが示唆されています。また、前立腺癌への応用が考えられる強力な抗がん作用があると考えられています。

最近の2014年の研究では CBGがラットの結腸癌に効果があることが判明しました。CBGはがん細胞の成長を引き起こす受容体をブロックし、癌細胞の成長を阻害することが示唆されています。

 

 

【出典】Colon carcinogenesis is inhibited by the TRPM8 antagonist cannabigerol, a Cannabis-derived non-psychotropic cannabinoid

 

抗炎症作用

CBGは炎症を軽減する効果があると期待されています。2013年の研究では炎症性腸疾患(IBD)のマウスにCBGを投与したところ、マウスの症状を弱めることに成功しました。

 

炎症性腸疾患は命に関わることはありませんが、一旦発症すると根治することは稀であり、生涯治療を継続しなければならないことが多い病気です。CBGが炎症性腸疾患の治療薬となる日も近いかもしれません。

 

【出典】Beneficial effect of the non-psychotropic plant cannabinoid cannabigerol on experimental inflammatory bowel disease

 

筋弛緩作用

CBGは、CBDとTHCの両方よりも大きいGABAの取り込み阻害作用を持っており、筋弛緩作用を示唆している可能性があります。また、CBGが過活動膀胱や膀胱痛に役立つかもしれないことも示唆しました。

2015年の研究では、CBGと他のカンナビノイドの膀胱機能障害への影響を検証することで、この示唆を裏付けました。

 

 

 

結果は、CBGとTHCVが膀胱の収縮を抑える最大の能力を持っていたことがわかりました。

 

【出典】Effect of Non-psychotropic Plant-derived Cannabinoids on Bladder Contractility: Focus on Cannabigerol 

 

緑内障の治療

CBGは緑内障治療に効果があることが期待されています。CBGは神経保護および血管拡張の特性を持っているため、2008年の研究ではCBGが眼圧を低下させることで緑内障治療に有効に働くことが考えられています。

 

他にも神経保護作用や、抗うつ作用、痛みの緩和においてCBGが効果を発揮することが期待されています。

【出典】Colon carcinogenesis is inhibited by the TRPM8 antagonist cannabigerol, a Cannabis-derived non-psychotropic cannabinoid 

食欲増進効果

2016年にラットを使った研究では、CBGに食欲増進効果があることがわかりました。

THCのようにハイにならずに、食欲増進を必要とする人々、特にがん治療によって食欲が低下してしまった患者に対しては、この食欲促進作用が非常に価値のある治療選択肢となり得ます。

【出典】https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27503475/

神経保護作用

CBGには、ハンチントン病に関する研究で効果あると認められ、神経保護効果の可能性があるとされています。ハンチントン病とは、脳神経細胞の破壊を引き起こす神経変性疾患のことで、現在、根本的な治療法は存在しません。

ある実験では、細胞生存率にプラスの効果をもたらすと同時に、活性化が長すぎると細胞死につながる興奮性神経伝達物質の毒性作用から特定の細胞 (N2a 細胞) を保護することがわかっています。

【出典】https://bpspubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bph.15185

不安とうつ病

ある小規模な研究からは、大麻製剤の使用者が、CBGを多く含む大麻製剤を使用する最大の理由は不安を軽減することであり、3人に1人がうつ病を和らげるために大麻製剤を使用していることがわかりました。

ほとんどの使用者は、CBG がこれらの目的に対して従来の薬よりも効果的であると感じたと報告しました。

【出典】https://www.liebertpub.com/doi/10.1089/can.2021.0058

3. CBGとCBDの違い

CBGとCBDの主要な違いは、化学構造、体への影響・効果、およびその希少性にあります。

体への影響・効果の違いとしては、CBGは上述の通り、抗炎症効果、筋肉の弛緩、運動後の回復、気分の高揚などがあります。他方CBDは一般的に、ストレス&不安の解消、リラックス効果があると言われております。

希少性に関しては、レアカンナビノイドと呼ばれるCBGの方が、CBDよりも遥かに高いことで知られています。

 

4. CBGの安全性と合法性

CBGは一般的に副作用が少なく、安全性が高いとされています。2025年時点で、CBGに対する規制は存在しません。指定薬物にも登録されておらず、CBDと同じように精神作用がないため、今後も違法になる可能性は低いです。

ただし、既に薬を服用している人には注意が必要です。CBGや他のカンナビノイドは、薬物との相互作用を引き起こす可能性があるからです。特に、薬の効果が強くなりすぎるリスクも考慮されています。

薬を定期的に服用している人、妊娠中や授乳中の人は、CBGを摂取する前に医師や薬剤師と相談することをおすすめします。

 

 

5. カンナビノイド原料のご紹介

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社ではCBD、CBG、CBNなどの原料を取り扱っています。CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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