この記事は、最近話題になっている10-OH-HHCとは何か、ついて解説しています。
10-OH-HHCとは、CBDを水素化して生成された合成カンナビノイドに分類される成分です。
ここでは、「10-OH-HHC」の効果・機能性、キマるのか?、安全性・違法性などを知りたい方にとって役にたつ情報をまとめています。
また、規制リスクのある合成カンナビノイドではない製品を試したい方に向けて、tokyo mooonは、「自然を吸う」をテーマに本物のカンナビスを再現したCBDベイプを新たにリリースいたしました。
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1. 10-OH-HHCとは何か?
10-OH-HHCは、ヘキサヒドロカンナビノール(HHC)が体内で代謝される過程で生成される化合物です。
代謝とあるように、10-OH-HHCは、HHCが体内で生成されたものです。具体的には、肝臓にある「CYP450」と呼ばれる酵素の働きにより、HHCから10-OH-HHCに変換され、化学構造には水酸基(OH基)が加わっていますされています。このように、10-OH-HHCは本来、代謝活動によって生み出される物質なのです。アルコールが肝臓で分解されるようなイメージを持つと良いかもしれません。
ちなみに、HHCは、合成カンナビノイドの一種であり、THC(テトラヒドロカンナビノール)を水素化したものです。
参考:https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/14690667231200139
2. 10-OH-HHCの効果・機能性、キマる?
10-OH-HHCの効果や機能性については、まだ十分に解明されていない部分が多いですが、いくつかの報告をまとめると以下の可能性があるようです。
・不眠改善
・食欲の増進
・鎮痛作用
また、いわゆる「キマる」と呼ばれる精神活性作用に関しては、HHCの代謝物としてのCB1受容体への結合親和性を考慮すると、可能性はゼロではないと考えられます。
ただしこれらの効果機能性は、研究により効果・機能性が証明されている訳ではありませんので、そのあたりは留意しておく必要があります。
3. 10-OH-HHCは違法性
10-OH-HHCは、2024年5月現在、日本においては規制されておらず合法です。
ただし、10-OH-HHCの前駆体であるHHCが2022年に規制されていますので、その派生系の物質ということで、今後違法となる可能性は十分にありえます。
また現時点で、どのカンナビノイドが規制されているのか、網羅的に知りたい方は以下をご覧ください。
加えて、個別成分ごとに、規制状況や効果・機能性等を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
4. 10-OH-HHCの安全性・副作用
10-OH-HHCの安全性と副作用に関して、まだ十分な研究が行われていません。そのため断言はできませんが、長期使用の人体への悪影響のリスクはぬぐいきれません。
大麻グミに含まれる成分として報道されたHHCH等が、類似物質として挙げられますが、その副作用としては、「頭痛」、「吐き気」、「嘔吐」などがあったようです。
同様に、10-OH-HHCに関しても安全性の面では課題があり、注意しておく必要があるでしょう。
5. 10-OH-HHCの危険性、使用しても大丈夫?
10-OH-HHCの製品を使用しても問題ないの?と心配される方もいらっしゃるでしょう。
結論、10-OH-HHCを含んだ製品に関しての使用は、おすすめできません。
前述のように、長期間使用の人体への影響が研究されていないためです。また、市場に出回っている多くの製品が個人が製造したもので、品質管理や保証がなされておらず、粗悪なものの可能性が高いからです。
これらの理由から、10-OH-HHCを含む製品の使用は、なるべく避けた方が良いと考えられます。
6. tokyo mooon CBD商品のご紹介
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開しています。
・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ
などの取り扱いがあります。
カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。
是非この機会にお買い求め下さい!
7. tokyo mooonのCBD原料の特徴
tokyo mooonでは、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下4つの特徴があります。
①製造実績
②アメリカ拠点設立によるさらなるトレーサビリティ向上
③QAパケットの公開
④セミナーやホワイトペーパーを通じた専門情報の提供
①製造実績
tokyo mooonでは、ベイプ、ドリンク、エディブル、化粧品全ての製品で大手企業・工場様の導入実績があり、大ロットの発注にも対応可能です。原料の提供だけでなく、最終製品の製造までのサポート体制が整っております。
②アメリカ拠点設立によるさらなるトレーサビリティ向上
tokyo mooonは23年7月にアメリカに拠点を設立し、大麻の栽培からカンナビノイド原料の抽出までのプロセスのトレーサビリティ(透明性)を高め、原料の品質を担保しております。
③QA PACKETの公開
またHP上で、各原料ごとにQA PACKET(品質保証書)を公開し、原料の品質情報を提供しております。消費期限などの原料を使用頂く上で、必要な情報が含まれていますので、ご活用頂ければ幸いです。QA PACKETについては、こちらよりご覧ください。
④セミナーやホワイトペーパーを通じた専門情報の提供
tokyo mooonは、創業以来、定期的にセミナーを開催しております。ユーロフィンQkenといった食品分析最大手の会社様との開催実績もあり、今後も業界をリードする方々とコラボして参ります。また、ホワイトペーパーも公開しており、専門情報も提供しております。
8. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
弊社では、CBD(アイソレート、ディスティレート、ブロードスペクトラム、水溶性)、CBG、CBNをはじめとするカンナビノイド原料・テルペンの卸売りやこれらのカンナビノイドを用いた食品や化粧品ブランド開発のOEMサポートを行っております、ぜひお気軽にお問い合わせください!