大麻由来の健康成分としてCBDが近年注目を集めています。
CBD以外の大麻由来成分も登場し、中にはハイになる合法なカンナビノイドも登場しています。
今回の記事では現在日本で合法なカンナビノイドを整理しています。また、2024年3月現在は規制され、国内での所持や使用ができないカンナビノイドについてもまとめました。
1. カンナビノイドとは
カンナビノイドとは、大麻に含まれる100種類以上の化合物の総称です。カンナビノイドには、心身に影響を及ぼすTHC(テトラヒドロカンナビノール)やCBD(カンナビジオール)などの成分が含まれます。
主な効果はカンナビノイドごとに異なり、痛みの緩和や不安の軽減、炎症反応の抑制などの作用が国や公共団体の研究で確認されています(出典1)。
日本国内では、精神活性(気分が高揚すること)作用が備わっているTHCなどのカンナビノイドは規制の対象です。一方、精神活性作用のないCBDなどのカンナビノイドは一定の条件のもとで使用が容認されています。
例えばCBDを含む健康食品や化粧品は厳しい検査基準のもと、THCを含まないことを条件に販売されています。ただしカンナビノイドの医療用途での研究はアメリカやカナダなどの国々に比べて限られており、日本国内では医療大麻の使用が2024年3月現在認められていません。
出典1:Pharmacokinetics and pharmacodynamics of cannabinoids
2. 主なカンナビノイドの種類
カンナビノイドは生成方法や原料などによって、以下の3種類に分けられます。
- フィトカンナビノイド
- エンドカンナビノイド
- 合成カンナビノイド
それぞれ効果や用途が異なる反面、一部には強力な副作用のリスクが備わる場合や国内で規制の対象になることがあります。
カンナビノイドの使用を検討している方は、正しい知識があるか把握するために1度チェックしてみてください。
2-1. フィトカンナビノイド
フィトカンナビノイドは大麻の毛状突起から抽出される天然成分であり、100種以上存在するとされています。植物性のカンナビノイドとも言えます。
THCとCBDは、特によく知られたフィトカンナビノイドの成分です。フィトカンナビノイドは体の働きを調整する機能(エンドカンナビノイドシステム)に作用し、さまざまな効果をもたらします。
例えばCBDは抗炎症作用や抗不安作用があるとされ(出典1)、THCは痛みの緩和や食欲増進の効果があると発表されました(出典2)。
近年フィトカンナビノイドは医療分野で注目が集まっており、特にCBDは癲癇治療薬としてFDA(米食品医薬品局)に承認された例もあります。またフィトカンナビノイドは多発性硬化症の症状緩和やがん治療に伴う副作用の軽減など、さまざまな治療目的で使用されています。(出典3)
フィトカンナビノイドは医療分野で高く評価されていますが、THCは国内で規制対象であるため取り扱いに注意が必要です。
出典1:カンナビジオールの治療効果とその作用機序p118,119
出典3:多発性硬化症患者の対症療法としての医療用大麻およびカンナビノイド
2-2. エンドカンナビノイド
エンドカンナビノイドは人間の体内で自然に生成される化合物で、エンドカンナビノイドシステムに作用するのが特徴です。
エンドカンナビノイドによって、以下の体の重要な働きが調節されます。
- 食欲
- 消化
- 痛み
- 気分
- 感情
- 記憶
- 睡眠
- 免疫
- 運動機能
- 生殖機能
- ストレス
- 体温調節
など
研究によると、エンドカンナビノイドシステムは体の恒常性(機能を一定に保つこと)を維持するのに不可欠な役割を果たしています(出典1)。
エンドカンナビノイドの不足は慢性疼痛や炎症性疾患、神経変性疾患などさまざまな問題と関連があると考えられているとのこと。そのため、エンドカンナビノイドシステムに焦点を当てた治療法が現在も研究されています(出典1)。
エンドカンナビノイドシステムの働きを補強するためには、CBDやCBNなどのカンナビノイドを接種する方法が有効だとされています。
出典1:The Endocannabinoid System: A Potential Target for the Treatment of Various Diseases
2-3. 合成カンナビノイド
合成カンナビノイドは、天然の大麻成分の作用を模倣することを目的に精製された物質です。
合成カンナビノイドは強力な精神活性効果を持つことがあるため、使用には重大なリスクが伴います。またTHCの合法的な代替品と誤解されるケースがありますが、実際には違法で危険な薬物であることが多い傾向にあります。
合成カンナビノイドは天然のTHCよりも強力で、以下の副作用が出現する場合があることを知っておきましょう。
- 心拍数の増加
- 嘔吐
- 混乱
- 幻覚
など
一部の製品は薬物使用者の間で人気を博していますが、使用により多くの方が医療機関に搬送される事態が発生しています(出典1)。
合成カンナビノイドによる健康への悪影響は多岐にわたり、急性中毒や心臓発作、精神病の引き金となることが報告されています(出典2)。
出典2:合成カンナビノイドによる急性中毒 ― 毒性学研究コンソーシアム登録50医療機関、2010~2015年
3. 日本で合法なカンナビノイド
こちらでは、日本で所持と使用が可能な以下のカンナビノイドについて解説します。
- CBD
- CBG
- CBN
- CBDV
- CBC
- CBDA
- CBT
それぞれ効果が異なるため、ご自身に合ったカンナビノイドをチョイスしましょう。
3-1. CBD
CBD(カンナビジオール)は、精神活性作用がなく日本国内でも合法で利用できるカンナビノイドです。
国内で最もポピュラーなカンナビノイドの1つで、オイルやクリーム、グミなどさまざまな製品が市場に出回っており、消費者からの人気も高まっています。
CBDに備わっているとされる効果は以下の通りです。
- 不安やストレスの緩和作用
- 疼痛の軽減作用
- 睡眠の質の向上作用
- 抗炎症作用
- 神経保護作用
- 抗てんかん作用
など
CBD製品は健康食品や化粧品として、疼痛緩和やリラックス効果を目的に使用されています。最近ではドン・キホーテや一部のコンビニエンスストア、ドラッグストアなどでも購入できるようになりました。
CBDの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/cbd-explanation
3-2. CBG
CBG(カンナビゲロール)は、日本で合法的に使用できるカンナビノイドの1つです。
CBD製品と同様に、CBGを含む健康食品や化粧品などが市場で販売されています。CBGに備わっているとされる効果は以下の通りです。
- 抗炎症作用
- 抗がん作用
- 抗菌・抗真菌作用
- 食欲促進作用
- 眼圧低下作用
- 神経保護作用
- 不安緩和作用
など
CBGは緑内障などの眼疾患に関連する症状の治療に有用な可能性があるとのこと。ただしCBGの効果に関する研究は途中段階のため、引き続き注意深く情報を集める必要があります。
CBGはCBGオイルやCBGクリーム、CBGサプリメントなどの製品として販売されており、健康志向の高い消費者から人気を博しています。
CBGの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/cbg
3-3. CBN
CBN(カンナビノール)は大麻に存在するカンナビノイドで、THCが酸化したり、光に晒されたり、時間の影響を受けて変化した結果生成されます。CBNにはTHCが含まれないため、国内で合法的に利用可能です。
CBNに備わっているとされる効果は以下の通りです。
- 睡眠の質の改善
- 炎症の緩和
- 痛みの軽減作用
- 食欲増進作用
- 抗菌作用
など
CBNに関する研究はまだ初期段階のため、効果の立証にはさらなる臨床研究が必要です。
CBNは希少性が高いことで知られ、CBDより高い睡眠促進効果が期待できます。またCBNをCBDと一緒に摂取することでより高い効果が期待できます(アントラージュ効果)。
CBNの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/cbn
3-4. CBDV
CBDV(カンナビジバリン)は、日本で合法的に使用可能なカンナビノイドの1つです。
海外ではCBDVを含む製品が既に医療目的で使用されており、日本でもCBDVを含む健康補助食品や化粧品が市場に出回っています。
CBDVに備わっているとされる効果は以下の通りです。
- 神経保護作用
- 抗けいれん作用
- 抗炎症効果
- 自閉症スペクトラム障害(ASD)の症状緩和作用
など
CBDVはてんかん治療など医療分野での応用が期待されており、今後の研究でCBDVのさらなる健康効果や治療効果が明らかになることが期待されます。
CBDVの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/cbdv
3-5. CBC
CBC(カンナビクロメン)は、日本で合法的に使用できるカンナビノイドの1つです。
CBCには抗炎症作用や抗菌作用があるとされており、健康補助食品や化粧品などの形で市場に出回っています。
CBCに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 抗炎症作用
- 抗菌作用
- 抗がん作用
- 皮膚の健康促進作用
など
CBCは抗炎症作用や抗菌作用、皮膚の健康促進作用など肌によい効果があるとされ、スキンケア商品に利用されることが大いに期待されています。
CBCは希少性が高いため、CBDと一緒に配合されている製品がほとんどです。
CBCの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/cbc
3-6. CBDA
CBDA(カンナビジオール酸)は、精神活性効果がないため日本で合法的に利用できるカンナビノイドです。
国内ではCBDAを含む製品が不安緩和や抗炎症効果、また消化促進効果を目的として販売されています。
CBDAに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 抗炎症作用
- 抗がん作用
- 制吐(吐き気止め)作用
- 不安緩和作用
- 抗菌作用
など
CBDAはCBDに比べて研究が進んでおらず、今後の研究により効果が立証されることが期待されます。
また吐き気を抑制する効果があると示唆されているうえ、てんかんの発作を軽減する作用も期待されているのが特徴です。さらにCBDAはCBDに比べて少ない量で効果を発揮できるとして、現在も研究が進められています。
CBDAの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/cbda
3-7. CBT
CBT(カンナビトリオール)は希少性の高いカンナビノイドで、大麻中に極微量に存在します。
THCの酸化生成物として知られていますが、精神活性作用がないため国内でも使用可能です。
CBTに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- リラックス作用
- 鎮痛作用
- 緑内障抑制作用(有効な可能性あり)
- 抗乳がん作用(有効な可能性あり)
など
ただしCBTに関する情報や研究は限られているため、今後発表される結果に目を光らせる必要があります。またCBTはカンナビノイドの中でも非常に希少性が高いため、製品として市場に出されることは稀です。
CBTの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/cbt
4. 日本で違法なカンナビノイド
国内で所持や使用が制限されているカンナビノイドは以下の通りです。
- THC
- THCV
- HHC
- THCH
- THCB
- HHCH
- THCO
- HHCP
- THCPO
カンナビノイドについて詳しく知りたい方や、カンナビノイドを安全に使いたい方は参考にしてください。
4-1. THC
THC(テトラヒドロカンナビノール)は大麻の主成分で、精神活性作用があるため日本を含む多くの国で規制されています。
国内では大麻取締法に基づき、THCの所持や使用、譲渡が禁止されており違反した場合は厳しい罰則が適用されます。
THCに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- 痛みの緩和作用
- 食欲増進作用
- 抗吐き気作用
など
THCには依存性や精神的な副作用が伴う可能性がありますが、慢性痛やがん治療に伴う疼痛の緩和に効果が期待できるとされています。そのため、国によっては医療目的でTHCが使われるケースもあります。
THCの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/thc-cbd
4-2. THCV
THCV(テトラヒドロカンナビバリン)は、2023年8月31日に「指定薬物」として規制されたため日本での所持や使用が違法となっています。
THCと類似した化学構造を持っていますが、作用や効果に異なる点があります。
THCVに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 食欲抑制作用
- 糖尿病の血糖値管理作用
- 抗炎症作用
- 神経保護作用
- 精神活性の調節作用
THCVはTHCのように精神活性作用がある根拠は乏しく、逆に気分が高揚するのを抑える効果があるとされています。また食欲抑制やエネルギー代謝の促進などの特徴があるため、肥満の治療薬として活用されることが期待されています。
THCVに関する研究は初期段階のため、今後も新しい情報に目を光らせる必要があるでしょう。
THCVの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/thcv
4-3. HHC
HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)は国内で指定薬物に分類されており、所持や使用、販売は違法とされています。
HHCはTHCに近い精神活性作用を持つ可能性があるため、国内では2023年3月から危険ドラッグとして規制されました。
THCVに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- リラクゼーション作用
- 痛みの軽減作用
- 食欲増進作用
など
HHCは安全性や健康への影響が未知数であり、現在も海外で効果に関する研究が進んでいます。またTHCに似た効果があるとされるため、医療目的で利用できないか研究が行われています。
HHCの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/hhc
4-4. THCH
THCH(テトラヒドロカンナビヘキソール)は、日本で2023年8月4日から指定薬物として規制されています。
THCHは精神活性効果があるとされるカンナビノイドで、日本国内でのTHCHの使用は避けるべきです。
THCHに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- 鎮痛作用
- 抗不安作用
- 食欲増進作用
など
これらの効果については研究が不足しているため、THCHに関する具体的な効能や安全性についてはさらなる調査が必要です。また国内ではTHCHを含んだ食品を摂取して緊急搬送された例もあるため、安全性が高いとは言い難い成分と言えるでしょう(出典1)。
THCHの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/thch
出典1:大麻成分「THCH」含む食品で救急搬送 “手を出さないで”
4-5. THCB
THCB(テトラヒドロカンナビブトール)はTHCに近い化学構造を持つカンナビノイドであり、精神活性作用があることから国内では規制の対象となっています。
THCBは健康被害を引き起こすリスクがあるため、使用が厳しく制限されています。
THCBに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- リラクゼーション作用
- 痛みの緩和作用
- 抗炎症作用
ただしTHCBに関する情報は限られており、今後も効果や安全性に関する研究に注目する必要があります。
THCBの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/thcb
4-6. HHCH
HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)は国内では2023年12月2日から指定薬物とされ、使用や所持が法的に禁止されています。
HHCHは大麻に含まれるTHCに似た構造を持っているうえ、幻覚作用などの健康被害を引き起こす可能性があります。
HHCHに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- リラクゼーション作用
- 食欲増進作用
- 鎮痛作用
など
ただしHHCHに関する情報は限られており、今後も研究や臨床試験による効果の立証が必要になるでしょう。
国内ではHHCHを含む「大麻グミ」などの製品の使用によって健康被害が報告されています(出典1)。
HHCHの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/hhch
出典1:「大麻グミ」のHHCHって? 大麻の人工成分、吐き気や幻覚起こすか
4-7. THCO
THCO(テトラヒドロカンナビノール酸素)はTHCに関連するカンナビノイドであり、国内での使用が規制されています。
THCOはTHCが酸化してできた化合物であり、THCより強い効果が現れる可能性があります。
THCOに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- 鎮痛作用
- 睡眠改善作用
- 抗不安作用
- 食欲増進作用
など
ただしTHCOに関する科学的研究は不足しているため、今後も関係機関の研究結果に注目する必要があります。また効果が強い場合、副作用も強く出る可能性があるため安全性が懸念されます。
THCOの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/thco
4-8. HHCP
HHCP(ヘキサヒドロカンナビフェニル)は、THCが水素化してできたカンナビノイドです。
熱や紫外線に強いとされており、保存性の高さが注目を集めています。ただしHHCPも規制の対象のため、国内での所持や使用は違法です。
HHCPに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- 抗酸化作用
- 鎮痛作用
- 食欲増進作用
など
HHCPに関する情報は限られており、正確な効果は今後の研究結果を待つ必要があります。
HHCPは効果時間の長さが特徴とされており、作用が長時間持続することが期待されています。
HHCPの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/hhcp
4-9. THCPO
THCPO(テトラヒドロカンナビフォロールアセテート)はTHCに比べて強力な効き目があるうえに、持続時間も長いことが示唆されているカンナビノイドです。
THCPOには精神活性作用が備わっているとされ、国内での使用が規制されています。
THCPOに備わっているとされる主な効果は以下の通りです。
- 精神活性作用
- 鎮痛作用
など
ただしTHCPOの効果や安全性に関する客観的なデータが乏しいため、正確な情報は今後発表される医療機関の研究結果を待つ必要があります。
THCPOの詳細に関しては、以下の記事をご覧ください。
https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/blog/thcpo
5. 違法なカンナビノイドのリスク
日本で規制対象のTHCやTHCV、HHC、THCHなどのカンナビノイドを使用することは、健康と法律の両方で大きなリスクをもたらします。
例えば上記のカンナビノイドには依存性が確認されているうえに短期的な記憶障害、注意力や判断力の低下、運動能力の低下を引き起こすケースがあるのを覚えておきましょう(出典1)。またTHCやTHCV、HHCなどを含んだ製品を所持または使用して、逮捕された事例も多数あります(出典2)。
そのため、違法なカンナビノイドによって社会的信用を失うリスクがあることも知っておきましょう。
ちなみに「T」「H」「C」の文字で構成されたカンナビノイドは国内で規制の対象となっていることが大半です。よって安全にカンナビノイドを試したい方は、事前に成分をチェックすることが大切です。
合成カンナビノイドやその類似物質は、天然のTHCよりもはるかに強力な作用を示すことがあります。
使用した場合、予期しない強い精神作用によって恐怖や混乱、妄想などを経験することがあり、ケースによっては自傷行為や他害のリスクも高まります(出典3)。
出典1:今、大麻が危ない!
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