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THCVとは何か?CBDとの違いは?

 

今回は、大麻成分(カンナビノイド)の一つであるTHCVを紹介いたします。食欲抑制や発毛など様々な効果が科学的に示唆されているレアカンナビノイドになります。

THCと同じハイ(向精神活性化作用・陶酔効果)になる」という噂もあるカンナビノイドになりますので、その真相にも迫っていきます!

 

1. THCV(テトラヒドロカンナビビバリン)とは

THCV(テトラヒドロカンナビビバリン)とはカンナビノイドと言われる大麻成分の一種で、THC(テトラヒドロカンナビノール)と類似の化合物を指します。

THCVは1973年に発見されたもので、その優れた効果に期待が集まっていますが、大麻の中では非常に僅かな量しか含まれていません。

その希少性からTHCVは単体で売られていることはほとんどありませんでした。

また、THCVはTHCと同様にカンナビノイド受容体CB1およびCB2に作用し、人間のエンドカンナビノイドシステムに影響を与えます。

※エンドカンナビノイドシステムは食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支える身体調節機能

詳しくは下記をご覧ください。

2. THCVって合法?違法?

THCVは2023年9月現在、規制はされており、日本国内では違法となっています。

2023年8月31日に指定薬物とする省令が公布され、9月10日に施行される運びとなりました。(省令の公布の日から起算して10日を経過した日である2023年9月10日に施行されるため)

施行後は、THCVの物質を含む製品の製造、輸入、販売、所持、使用等が原則禁止となっています。 

 

3. THCVの様々な効果


3-1. ハイ(精神活性作用)になる効果は証明されていない

結論からお話しすると、THCVはTHCのようなハイ(精神活性化作用)の効果があると証明された研究は人間を対象にしたものでは見つけられませんでした。

THCVで検索すると、「THCよりは弱いが精神活性化作用がある」という記事がいくつか出てきますが、情報のソースは現在確認できておりません。

しかし、2008年の論文ではTHCVは高用量でTHC同様にCB1受容体作動薬として機能することが記述されています。マウス研究においては、多量のTHCVの投与で精神活性化作用が確認できたとされています。

またこちらの論文では、低用量のTHCVの投与によりTHCの作用を防ぐCB1拮抗薬になると記述されており、THCの過剰摂取による課題などを防げる可能性があることも示唆されていました。

高用量と低用量で効果が異なるようです。

 

3-2. 食欲を抑える効果

THCVには、食べ過ぎを抑える食欲抑制効果もあることが示唆されています。食欲を刺激すると知られているCB1受容体を不活性化することで、食欲抑制効果が期待できます。
実際に、2023年9月10日の規制以前に試作していた弊社のベイプ利用者からは、「暴飲暴食が抑えられる体感がある」といった声も集まっていました。
無理なく痩せたい方には救世主となり得る物質で、今後アメリカ等で注目を浴びる可能性はありそうです。

出典:https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/thesis/thcvoxidativediseases

出典:https://shop.tokyo-mooon.com/blogs/thesis/thcvappetitesuppression

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3-3. 発毛効果

THCVには、局所塗布することで高い発毛効果があり、AGAに有効であることも研究で明らかになっています。

フィナステリド、ミノキシジルを用いた既存の治療法よりも効果が高い可能性があるとして、新たな発毛剤としての応用が期待されています。

こちらも薄毛に悩む方にとっては、非常に魅力的な効果であり、海外での製品応用等が進む可能性があります。

出典:THCVが男性型脱毛症(AGA)に有効といわれる根拠①

 

3-4. THCVで禁煙が成功しやすくなる!?

また、THCVの興味深い論文として、THCVが坑ニコチン効果を持っているというものもあります。

2019年の論文ではマウスの研究において、THCVが中毒性の高い薬物などの成分に対して抗中毒効果があることが挙げられていました。

簡単に研究結果をまとめると、ニコチンを投与したマウスにTHCVを与えたところ、ニコチンの中毒性・誘発性を減衰させたというのです。大麻のイメージとされているゲートウェイドラッグとは真反対の研究結果ですね

もし、そろそろタバコを辞めたいと考えている人や、今まで何度も禁煙に失敗してきた人は、THCVを摂取することが禁煙のサポートにつながるかも知れません。こちらも、海外の動向に注目です。

 

3-5. まだまだある!THCVがもたらす様々な効果

いくつかTHCVの効果についてお話ししてきましたが、多くの研究で確認されているTHCVの効果を下記にまとめます。

  • 血糖調節
  • 筋肉管理と神経保護
  • 骨の保護と成長
  • 抗炎症作用

他にも、ある臨床試験で、62人にCBDとTHCVを特定の配合で摂取してもらったところ、ブドウ糖値の低下、血圧の低下、空腹時インスリン値の低下、炎症の軽減など、様々な分野でTHCVの効果が認められたそうです。

また、THCVの摂取によりてんかんの発作活動を停止させたという実例もあり、さらには、不安発作やPTSDなどのパニック障害、パーキンソン病の治療にも有効だと言われています。

 

4. THCVの安全性

THCVは、イギリス、アメリカなどの海外企業の取扱実績から、高い安全性と信頼性が確認されています。

英国の製薬会社であるGW Pharmacyが実施した臨床試験では、毒性はなく、安全性に異常は見られないという結果となりました。

また、年間推定売上$7.09Millionの米国企業であるJoy organicがTHCVを含むグミを販売しましたが、健康被害は報告されていません。依存性に関しても、THCVにはTHCで見られるような性質はないものと考えられています。

これらの事例からは、THCVの安全性は確かなものであると考えられます。

出典:THCVが2型糖尿病に有効といわれる根拠①

出典:THCVが禁煙に有効といわれる根拠①

出典:CB1アンタゴニストが幅広い依存性薬物に有効といわれる根拠①

出典:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4772823/

出典:The CB1 Neutral Antagonist Tetrahydrocannabivarin Reduces Default Mode Network and Increases Executive Control Network Resting State Functional Connectivity in Healthy Volunteers

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5. 安全にカンナビノイドを楽しみたい方へ



様々な可能性がありながら規制対象となってしまったTHCV。

こういった例を見ると今後、規制対象にならない安全な製品や原料を利用したい、というお声があるかと思います。

そんな方々に向けて、「科学的エビデンスに基づいて開発されたプライベートブランド」「今注目の次世代のレアカンナビノドCBN」をご紹介します。

 

①科学的エビデンスに基づき開発されたOFFのプライベートブランド製品

tokyo mooonでは、カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを元に開発した商品を取り揃えております。

大麻特有の体験を作り出すTHCは、脳や中枢神経に分布するCB1受容体に働きかけることで知られていますが、現在国内では違法となってしまっています。

そこで弊社では、CBNなどのCB1受容体に作用するこだわりの原料を用いて、合法的かつ安全にカンナビノイドの魅力に触れられるCBNベイプを開発いたしました。他にもCBD、CBGベイプも取り扱っておりますので、この機会に是非ともお試しください。

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②今注目の次世代のレアカンナビノイドCBN

CBN(カンナビノール)とは大麻成分の一種で、その中でも希少性の高いレアカンナビノイドに分類されます。弊社では、高品質なCBNアイソレート、水溶性CBNを米国オレゴン州のサプライヤーから輸入しております。

多幸感や高揚感だけでなく、ADHDや睡眠の質の改善といった様々な効果が科学的に示唆されている、今後注目のレアカンナビノイドになります。

是非この機会にお買い求め下さい!

 

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6. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー

①合法性と安全性

・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

②製造工程における各種認証

・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

③信用・実績のあるサプライヤー

・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

 

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