Entourage(アントラージュ)。重要な人に付き添っている集団。
これは、CBDの真のすごさを知る上で重要な単語で、Entourageの辞書的な意味です。
CBDこそが、「重要な人」であり、CBDに付き添っている集団とは、カンナビノイド、テルペン、および麻植物の中で発見された他の化学物質のことを指します。
CBDを単独で摂取するのではなく、麻植物の他の化合物と一緒に摂取することで、アントラージュ効果が起こります。
CBD単独ではなく、大麻植物全体を使用することで、カンナビノイドの全体的な健康効果が高まるのです。
1. カンナビノイドとは何か?
CBD(カンナビジオール)は、カンナビノイドの一種です。
カンナビノイドは、人間の体内にも存在していますが、化学合成で作ることもできます。
麻に含まれるカンナビノイドのうち主要なカンナビノイド6つについて、こちらの記事で詳しく説明しています。
ご覧ください。
2. テルペンとは何か?
テルペンとは、植物に特定の匂いや味を与える化学物質のことです。
テルペンは麻にのみ含まれるものではありません。普段の生活でたくさんのテルペンに出会っています。
一般的なテルペンを紹介します。
- 柑橘類の果皮に含まれるリモネン
- ラベンダーの主成分であるリナロール
- マンゴーに含まれるミセルネ
- パイン樹脂に含まれるピネン
- ユーカリに含まれるユーカリプトール
- ショウガやレモングラスに含まれるネロリドール
オレンジの皮をむいたときに感じる、あのシャープで心地よい香りは、テルペンが原因です。
洗顔料のいい匂いもテルペン由来です。
興味深いことに、上記に挙げたテルペン類はすべて麻にも含まれており、麻には他にも100種類以上の化合物が含まれているのです。
テルペンもCBDオイルと組み合わせることで相乗効果が期待できます。
ここでは、これまでに研究されたテルペンの有益な効果のいくつかを紹介します。
- リモネン:気分を高揚させる
- ピネン:警戒心を高める
- ユーカリプトール:抗菌作用
- ネロリドール:他の化合物の効果を高める可能性があります。
テルペンに関してもこちらで詳しく説明しています。宜しければご覧ください。
3. アントラージュ効果に関する研究成果
CBD関連のアントラージュ効果の研究は20年以上前から行われています。
1998年、BenとMechoulamという研究者は、麻に含まれる脂肪酸との相乗効果でカンナビノイドがカンナビノイド受容体に結合しやすくなるという理論を発表しました。
この研究は現在も進行中で、2009年にはGudrun教授とHildebert博士が、この効果の意味を正確に説明するために、既存のアントラージュ効果理論を拡張しました。
- 体内のより多くの領域でカンナビノイドが作用する
- 血液脳関門を介してカンナビノイドを吸収する身体の能力が向上する
- 細菌の防御機構を強化する
- 不要な副作用を最小限に抑える
などアントラージュ効果によるプラスの効果をより細かく分析しています。

また、2015年に発表された動物実験では、疼痛の治療において、CBD単独(アイソレート)だと釣り鐘状の用量反応を示すことが分かりました。
他のカンナビノイドやテルペンを使用せずに純粋なCBDの用量を増やすと、ある時点までは痛みの緩和につながるが、実際にはその用量を超えると効果が低下することを示したという事実を指します。
しかし、他のカンナビノイドやテルペンと組み合わせたCBDの用量を増やすと、一貫して、より直線的に効果が増加することが証明されています。
4. アントラージュ効果が期待できる製品の紹介
これまでの説明で、アントラージュ効果について少し理解頂けたと思います。
アントラージュ効果が期待できるのは、CBD以外のカンナビノイドやテルペンが含まれている必要があるわけです
となると、必然的に、アイソレートではなく、ブロードスペクトラムやフルスペクトラムの製品を選ぶ必要があります。
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