この記事は、CBDグミがキマるのか、どんな効果を持っているのか、大麻グミとの違いについてなどを解説しています。
CBDグミ以外で、体感のある商品をお求めの方は以下よりご購入ください。
1. CBDグミとは何か
CBDグミとは、CBDが配合されているグミのことです。お菓子のグミと同じように口に入れてそのまま食べたり、グミを口の中で溶かしたりしてCBDを摂取することができます。
ちなみにそのまま食べる場合は経口摂取、口の中で溶かす場合は舌下摂取でCBDを体内に取り入れます。どちらの摂取方法もコツがいらず簡単なため、CBDグミは初心者にも人気です。
CBDグミ製品には、ブロードスペクトラムとアイソレートがあります。
ブロードスペクトラムは大麻草のすべての成分から、日本では違法のTHCという成分だけを取り除いた原料で作られています。ブロードスペクトラム製品のグミにはCBDの他、CBD以外のカンナビノイドや、テルペン、フラボノイドが含まれているため、アントラージュ効果(それぞれの成分の相乗効果)が期待できます。そのため、CBDの効果を体感しやすいです。
アイソレートは、CBD以外の成分を取り除いて作られている原料で、99%以上がCBDでできています。他の成分は含まれていないため、アントラージュ効果は期待できませんが、麻独特の匂いや味がなく、摂取しやすいのが特徴です。また、ブロードスペクトラムよりも通常安価だということも長所の一つになっています。
2. CBDグミはキマるのか?その効果について
2-1. CBDはキマる?大麻グミとの違いは?
CBDグミを摂取してもキマりません。そもそもキマるとは、薬物などを摂取してハイになったり陶酔したりするということです。
CBDにはハイになったり陶酔したりする精神活性作用は一切ありません。そのため、CBDを摂取してキマることは考えられません。CBDは安全性が高いことが証明されていてかつ、さまざまな健康・治療作用がある成分だといわれています。
精神活性作用のある大麻成分はTHCという成分です。THCとCBDは全く違うものです。日本で正規で販売できるCBD製品にはTHCは含まれていないため、CBDグミを摂取してもキマることはありません。
一方、CBDグミと間違えられやすい「大麻グミ」というものもあり、ニュースでも話題になっています。話題になった大麻グミには、HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)というTHCに似せて作られた合成化合物が含まれていました。
HHCHには、幻覚作用や依存性があります。THCではないため、大麻取締法で規制することができませんでしたが、大麻グミによる健康被害を受け、国は2023年12月2日からHHCHを指定薬物とし、所持、使用、販売などを禁止しました。
日本で正規で販売されているCBDグミには、精神活性作用のある成分は含まれていません。CBDグミと大麻グミは全く違うので間違わないでください。
2-2. CBDグミの効果は?
CBDにはさまざまな効果があるといわれていますが、そのうちの3つの効果を紹介します。
睡眠の質改善効果
CBDグミには睡眠の質を改善する効果があるといわれています。
2018年の研究では、CBDが不眠症の症状を大幅に緩和させたことが示唆されました。また、CBDはTHCよりも不眠症の改善効果が高いという結果も報告されています。
CBDグミの効果は30分から1時間半ほどであらわれるとされています。睡眠の質を良くしたい場合は、寝る2時間前くらいに摂取するとよいでしょう。
参考資料:
Effectiveness of Raw, Natural Medical Cannabis Flower for Treating Insomnia under Naturalistic Conditions
リラックス効果
CBDグミはリラックス効果があるといわれています。
2019年の研究では、CBDを摂取することにより、79.2%の人の不安が緩和したことが示されました。
実際にリラックスタイムやストレスを軽減したいときにCBDグミを摂取する人も多いです。
参考資料:
Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series
痛みの緩和効果
CBDグミには痛みの緩和効果があることが期待されています。2018年の研究では、CBDが炎症を引き起こす物質であるサイトカインやケモカインを減少させ、結果的に痛みが軽減したことが示されました。
激しい痛みのある場合は、CBDグミに加えてCBDオイルやCBDクリームなどを併用することで、効果をより体感することが期待できます。
参考資料:
The non-psychoactive phytocannabinoid cannabidiol (CBD) attenuates pro-inflammatory mediators, T cell infiltration, and thermal sensitivity following spinal cord injury in mice
2-3. CBDグミの特徴
CBDグミの特徴は効果の持続時間が長いことです。CBDグミをそのまま食べて経口摂取した場合、CBDの吸収率は約6〜15%、効果の発現時間は30〜90分、期待される効果は6〜8時間持続するといわれています。
また、CBDグミは一部を舌下摂取することも可能です。CBDグミを口の中で溶かして舌の裏側につけることで舌の裏側の太い血管からCBDを摂取することができます。残りは経口摂取で飲み込んでください。
摂取した場合のCBDの吸収率は、約6〜20%、場合によっては35%ほどの吸収率があります。効果の発現時間は15〜30分、効果の持続時間は、2〜4時間程度です。
効果を早く体感したい場合は、舌下摂取がおすすめです。
詳しくはこちらをご覧ください。
CBDの摂取方法毎の摂取効率まとめ(バイオアベイラビリティ)
3. CBDグミは違法か?
CBDは大麻草から抽出される成分ですが、違法の成分ではありません。CBDは、合法です。
大麻草と聞くと大麻取締法が頭に浮かび、違法なのではないかと心配する人もいます。大麻草からはさまざまな成分が抽出されていますが、全ての大麻草成分が違法というわけではないのです。
大麻取締法違反になる大麻草の成分は、THC(テトラヒドロカンナビノール)という成分です。CBDとTHCは同じ大麻草の植物から抽出される成分ですが、化学的構造式や性質は全くの別物です。THCは、陶酔作用や依存性がありますが、CBDにはどちらもありません。
大麻草から抽出される成分だからといって混同しないようにしましょう。
4. CBDグミの安全性
CBDは大麻草から抽出される安全性の高い成分です。その安全性の高さは世界保健機関であるWHOも認めています。
まず、CBDには依存性や陶酔作用がないことが安全性の高さの第一の理由です。
また、CBDにも副作用はいくつか報告されてはいますが、口喝や食欲の変化、下痢、体重の変化など症状の軽いものがほとんどだということや、万が一副作用が起こったとしても、CBDの摂取をやめれば回復するといわれていることも安全性の高さの理由の一つになっています。
5. CBDグミの選び方
CBDグミにはさまざまな商品が販売されています。どのようにCBDグミを選んだらよいのかを見ていきましょう。
5-1. CBDの種類で選ぶ
CBDにはブロードスペクトラムとアイソレートの2種類が販売されています。まずはどちらの製法の製品が自分にとって適切かを考えてみましょう。
ブロードスペクトラムは、アントラージュ効果が期待できるため、CBDに期待されている効果を体感しやすいという長所があります。とにかく効果を体感したいという人は、ブロードスペクトラムのCBDグミがおすすめです。
ブロードスペクトラムの製品は、商品によって麻独特の味やにおいがする場合があります。しかしCBDグミについているフレーバーによって麻の味やにおいが気にならなくなっている商品も多いです。
アイソレートはCBDの純度が99%以上のため、アントラージュ効果は期待できませんが、麻独特の味やにおいがなく、安価という特徴があります。
CBDグミの初心者で、安価で食べやすい物から始めてみようという人にはアイソレートのCBDグミがおすすめです。
5-2. CBDの濃度で選ぶ
CBDグミにはさまざまな濃度の製品が販売されています。購入する際は、1粒にCBDが何mg配合されているのかをよく見て購入しましょう。1粒にCBDが40mg以上配合されているものは通常、高濃度のCBDグミとして販売されています。
効果を体感したい人は高濃度がおすすめですが、CBDの初心者は低い濃度から試すことをおすすめします。もし、購入したCBDグミが自分にとって濃度が高すぎると思った場合は、グミを半分にちぎって食べるなど摂取するCBD用量を下げる工夫をすることも可能です。
5-3. 第三者機関で検査済みのものを選ぶ
購入したいCBDグミが第三者機関で検査済みの商品かどうかチェックするのも、大事なポイントです。
日本ではTHCが違法となっていますが、海外の州や国ではTHCが合法のところもあります。そのため、個人輸入などで売られている製品の中には、海外製のTHCが混ざっているような製品もまざっています。
また、THCでなくても身体に有害な農薬や重金属が入っているような劣悪な製品も残念ながら売られてしまっていることも事実です。
このような製品を避けるため、CBD製品を購入する際は必ず第三者機関で検査済みの製品かどうかを確かめましょう。信頼できるメーカーの製品は第三者機関に商品の安全性検査を頼み、その結果を公表しています。
検査結果を見て身体に害を及ぼすものが入っていないか、自分の目で確かめてから購入するようにしてください。
6. CBDグミを食べる際の注意点
CBDグミは、味がおいしく作られているものが多いです。そのためお菓子を食べる感覚で食べているとついつい食べ過ぎてしまいがちですが、CBDグミの食べ過ぎには注意してください。
2017年のCBDの海外研究では、CBDを1,500mgという高濃度を摂取しても健康上の問題が起こらなかったことや、安全性に問題がないことが示唆されました。
1,500mgというのはかなりの高用量なので、一見食べ過ぎても大丈夫なのではと思ってしまいますよね。しかし食べ過ぎると、CBDの副作用を起こしやすくしてしまう可能性もあります。いくらCBDの副作用が軽度なもので健康上問題がなくても、不快な副作用は起こさないに越したことはありません。
また、CBDグミには糖類が含まれていることが多いです。たくさん食べ過ぎてしまうと、糖分過剰になり血糖値が上がってしまうことも考えられます。糖尿病がある人は特に注意しましょう。
CBDには自分に適切な量というものがあります。自分にとっての適切な用量を無意識に少し超えてしまったくらいでは過剰に心配する必要はありませんが、基本的には適切な量を守って摂取してください。
参考資料:
An Update on Safety and Side Effects of Cannabidiol: A Review of Clinical Data and Relevant Animal Studies
7. tokyo mooon CBD商品のご紹介
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!
主な商品としては、
・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ
がございます。
カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。
また、ものづくりにもこだわっており、海外の研究事例を参考に味や体感などの嗜好性を探究しています。是非この機会にお買い求め下さい!
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8. tokyo mooon 高品質CBD原料とOEMのご紹介
tokyo mooonは、CBD製品のOEMや原料卸を行っています。
取り扱い原料の特徴は、以下7つです。
①合法性と安全性
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⑥市場理解と商品企画の支援
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CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。