1. イギリス、25棟の新築ヘンプハウスに住宅所有者が入居
イギリスの建築請負業者は、これまでで最大規模の持続可能な住宅開発プロジェクトとして、ヘンプクリートパネルを使用する予定だった25戸の住宅のうちの最後1戸を完成させたと発表しました。
この住宅は、イギリスのレガシーグリーンビルダーであるグリーンコア建設が開発したプレフォーミングパネル「Biond」というシステムで建てられました。
グリーンコア社によると、オックスフォードシャー州サウスムーアの開発地、スプリングフィールド・メドウズにある9棟のスモールハウスと16棟のハウスは、現在すべて販売され、居住者が入居しているとのことです。
住宅の広さは102平方メートルから383平方メートル(30坪〜115坪)で、価格は55万ポンドから130万ポンド(日本円で約9,000万円から2億円)です。
スプリングフィールド・メドウズは、私募ファンドとTriodos Bank UKの銀行融資によって建設されました。
⚫サステナビリティ⚫
建設された全ての家に太陽光発電設備が設置されています。
グリーンコア・コンストラクションのコミュニケーション・マネージャーであるジェームス・プリチェット氏は、「私たちは、この国で最もサステナブルな住宅を建設できることを大変誇りに思います」と述べています。
スプリングフィールドメドウズは、サステナビリティを核とした美しい住宅を建設する模範となる事例です。
冷暖房に必要なエネルギーが少ない建物の自主基準である「パッシブハウス」の性能を満たし、使用量以上のエネルギーを生み出し、排出量以上の炭素を吸収する建築プロジェクトを推進する国際イニシアチブ「One Planet Living」の認証を取得しました。
また、ニューヨークのエンジニアリングサービスコンサルタントであるWSP社は、300平方メートルの住宅1棟を評価し、カーボンフットプリント基準に基づいてこのプロジェクトを検証しました。
WSP社は、100平方メートルの住宅のカーボンフットプリントが-27.8トンであるのに対し、従来型の同規模の住宅では+120トンであると発表しています(カーボンニュートラルより良い)。
グリーンコア社によると、一部の住宅には蓄電池が設置されており、開発地域の住民は将来、余剰エネルギーを送電網に戻すことができるといいます。
また、住宅のサステナビリティ性能を記録するためのセンサーやモニターも配備されています。
また、この住宅にはソーラーコレクターが設置され、敷地内には電気自動車クラブが設けられ、居住者がレンタルできる日産リーフが2台用意されています。
⚫パフォーマンス⚫
グリーンコアの麻石灰パネルは、ミネラルウールパネルの約4倍の熱慣性を持ち、麻、石灰、木質繊維、独自のバインダーを含んでいます。標準的なパネルは2.4×2.6メートルで、厚さは30センチです。
麻の壁パネルとトリプルガラス窓を組み合わせることで、高い音響性能を実現しています。骨組みには持続可能な方法で調達した木材を使用し、構造の基礎には低セメントベースのコンクリートを使用しました。
グリーンコア社によると、ヘンプパネルやその他の基本構造部分をオフサイトで設計することで、数日で耐候性を高め、6カ月で完成させることができると言います。つまり、プロジェクトはスケジュールと予算を抑えることができるのです。
グリーンコアのウェブサイトによると、ヘンプハードは、年間500エーカーものヘンプを栽培・加工しているEast Yorkshire Hempから調達しているとのことです。
⚫生物多様性⚫
開発全体は、生物多様性を最大限に考慮した設計になっています。
スプリングフィールド・メドウズのすべての住宅にはプライベートガーデンがありますが、開発全体は生物多様性を最大限に生かすように設計されており、ワイルドフラワーの草地、果樹園、池などの共有の屋外スペースも備えています。
⚫住宅の脱炭素化⚫
トリオドス銀行の地域チームマネージャーであるPaul Nicollは、「2050年までに炭素排出量をゼロにするという英国の目標を達成するためには、新しい住宅が最高のエネルギー効率と持続可能性を持つことが緊急に必要です」と述べています。
スプリングフィールド・メドウズのようなプロジェクトを支援することで、高品質で地域に根ざした住宅を人々に提供し、同時に住宅部門の脱炭素化にも貢献しています。
スプリングフィールド・メドウズのプロジェクトは、2021年不動産投資家賞の「OxProp Best Residential Housing Development 2021」や「Property Development of the Year」など、数々の賞を受賞しています。
グリーンコアは、歴史的建造物の修復や環境に配慮した建築に30年以上の経験を持つイアン・プリシェット(Ian Pritchett)マネージング・ディレクターが率いる会社です。同社は2014年に麻を使った建築を開始し、大規模プロジェクトで麻を使った初期の例である、マークス&スペンサー チェシャーオークスの象徴的なプロジェクトで使用されたパネルを提供しました。
日本でも何件かヘンプクリートハウスが実験的に建てられていますが、イギリスではコミュニティ全体の開発まで進んでいるんですね。従来の人間の暮らし方や住宅に対しての概念も世界的に変わりつつある流れを感じますね。
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