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スイスの大麻合法化状況

スイスの大麻関連の規制状況について、まとめました!

1. スイスで大麻は合法?

スイスでは2008年に医療用大麻の合法化が承認されました。また、2012年に嗜好用大麻の非犯罪化が承認されましたが、いまだ合法化はされていません。

 

2022年6月、ジュネーブ大学とコンサルティング会社EBPが共同研究を行い、大麻の完全合法化のメリットについての調査が行われ、スイスは大麻完全合法化へと進んでいます。

 

2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制

スイスでは、2012年に嗜好用大麻が非犯罪化されました。これにより、少量であれば、嗜好用大麻を起訴されずに使用・所持・譲渡(対価としての支払いがない場合に限る)することが可能になりました。

 

所持・使用制限は以下の通りです。

 

スイスでは、18歳以上の成人は、以下の嗜好用大麻を所持することができます。

・使用可能な大麻10グラム

 

非犯罪化されたと言っても、罰則が発生しないわけではありません。10グラム以下の大麻の所持や使用で警察官に捕まると100ドルの罰金が科される可能性があります。

 

また、2011年以降スイスでは、大麻の成分であるTHCの含有量が1%以下の商品は許可されており、合法です。この政策により、スイスでは「カンナビス・ライト」製品の市場が拡大しています。

 

3. 医療大麻に関する規制

スイスでは、2008年より、医療用大麻が合法化されましたが、医療用大麻は医師の承認がある患者、及び連邦公衆衛生局(FOPH)に許可された患者にのみ使用が許されていました。さらに、医療用大麻は、THCの含有量が1%未満で、患者のニーズにあった医療用大麻が簡単に入手できるとはわけではありませんでした。

 

しかし、スイス政府は2022年6月、2021年3月に議会で承認された「スイス麻薬法」の改正により、医療用大麻を完全解禁すると発表しました。政府は 、患者が医療用大麻に容易にアクセスできるよう政策を改め、患者は連邦公衆衛生局(FOPH)の許可を得る必要がなくなりました。

 

スイスには、州が運営する独立した医療用大麻のプログラムはありません。そのため、医療用大麻処方の対象となる疾患のリストも定められていません。医師が患者のためにケースバイケースで医療用大麻の処方を行います。

 

しかし、医療用大麻は健康保険の対象外であり、患者は高額の薬代を払わなければならないのが現状です。

 

4. 大麻の栽培に関する規制

スイスの法律では、THCが1%を超える大麻草 の栽培を禁止しています。この制限を超えて栽培した者は、3年以下の懲役、または同等の罰金が科されます。

 

しかし、農地で栽培せず、THCが1%未満の大麻を栽培することは合法となっています。つまり、人目につかない場所でのTHCが1%未満の大麻草の栽培はそれほど規制されないと言うことです。スイス内のカントン(州)によって制限は変わりますが、成人は基本的に自由に大麻草を栽培可能です。

 

例えば、ヴォー州、ベルン州、ヴァレー州は、個人の大麻草の栽培に関して一切制限を設けていません。

 

最も厳しいカントンの、サン・ガールでさえ、10本以上の植物を栽培する場合にのみ、州の管理局に公表することが義務付けられます。

 

医療用大麻を必要とする患者やその介護者は、個人利用を目的とする大麻草栽培の規制同様、THCが1%未満の大麻草の種類であれば栽培が許可されています。

 

5. 大麻使用下での運転に関する規制

スイスで大麻の使用は浸透していますが、その影響下で運転することは重罪となります。

 

運転時に血中にTHCが残っている場合、起訴される可能性があります。これは、合法的な大麻の使用(医療目的)であっても適応されます。大麻やその関連製品を摂取した後は、運転してはいけません。

 

警察官は、大麻を使用している可能性のある運転者に対して薬物検査を命じることができます。薬物検査を拒否してしまうと、裁判では有罪の証拠として認められてしまいます。

 

大麻使用下での運転の罰則は以下の通りです。

・2000ドル以下の罰金、及び3ヶ月間の免許停止に処されます。

 

6. 公共の場所での大麻使用に関する規制

公共の場で大麻を使用することは、起訴につながる可能性が高いです。

 

私有地や人目につかない場所で規定量(10グラム以下)の大麻を消費すると、罰金などを科されることはありません(公衆に迷惑をかけていないときに限る)。

 

7. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様
USDA認証

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

 

①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー

 

①合法性と安全性

・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

 

②製造工程における各種認証

・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

 

③信用・実績のあるサプライヤー

・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

 CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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