CBDは乳がんに効果的??がん治療の副作用軽減に期待。

乳がんは2020年の時点で、がん患者のうち羅患数が最も多いと言われており、今や「9人に1人が乳がんになる」時代です。また乳がんでの死亡数も増加傾向にあります。

しかし乳がんは早期発見できれば治癒するがんですので、定期的な自己触診やがん検診が重要だと言われています。

さて、CBDの原料である大麻は以前からがん治療に効果的であると考えられ、様々な研究や実験が行われてきました。実際に医療大麻を使用するがん患者は全世界にたくさんいらっしゃいます。

日本では、大麻に含まれるTHCという精神作用のある成分が禁止されているため、医療大麻を使用することはできません。しかし、大麻から抽出される日本でも使用可能なCBDは、乳がんに対して効果的な作用を持つのでしょうか?

この記事では、CBDが乳がんに効果的なのか?そしてがんをお持ちの方がCBDを使う際に注意すべきポイントをご紹介いたします。

 

 

1. 乳がんのメカニズム

乳がんは乳腺から発生するがんで、罹患率は40代後半にピークを迎えます。女性の乳房には、乳頭を中心に母乳の通り道である乳管が放射状に広がっていて、その末端に母乳を作る小葉と呼ばれる組織があります。
乳がんの約90%はこの乳管から発生する「乳管がん」とされています。また、小葉に発生する乳がんは「小葉がん」と呼ばれています。まれに男性でも乳がんを発症することがあります。

また、乳がんはその性質によって以下の4つのタイプに分類されます。

  • 「ホルモン受容体陽性乳がん」
    がん細胞の内部に、ホルモン受容体と呼ばれる分子が発現するタイプ
  • 「HER2(ハーツー)陽性乳がん」
    がん細胞の表面に、HER2タンパクが過剰に発現するタイプ
  • 「トリプルネガティブ乳がん」
    がん細胞の内部または表面に、ホルモン受容体も、HER2タンパクの過剰発現もないタイプ
  • 「遺伝性乳がん」
    乳がんの7〜10%は遺伝性と言われており、その半数を占めるのがBRCA遺伝子に変異がみられる「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」です。

このように乳がんには大きく分けて4つのタイプがあり、乳がん細胞と、その細胞に発現する受容体の組み合わせによって、予後(がん治療後)に与える影響も異なります。

そのため、同じ抗がん剤治療やホルモン治療を行っても、乳がんのタイプによってその効果が高くなったり低くなったりすることがあります。

 

 

 

 

2. CBDは乳がん治療に効果あり?

乳がんに対するCBDの研究は2006年頃からされており、近年この研究分野も拡大しています。しかし、現段階ではマウスなどを対象とした動物実験にとどまっており、人間を対象とするがん治療へのCBD適用にはまだ時間がかかるでしょう。

大麻合法国など研究が進むエリアでも、抗がん剤治療における吐き気や痛みといった副作用軽減のためにTHCを含む医療大麻を使用する症例は多数ありますが、CBDのみを使用した症例数は多くありません

しかし、いくつかの研究ではCBDが腫瘍細胞の増殖を抑制したり、副作用の改善が顕著に見られることが明らかになっています。

乳がん治療に期待のできるCBDのいくつかの作用を、研究結果を元にご紹介いたします。

 

2-1. 抗酸化作用

CBDが乳がんや他のがん治療に有効であると言われている理由の一つとして、CBDはがんやアルツハイマーを誘発する活性酸素を抑制する、強力な抗酸化作用を持つことが挙げられます。

CBDの持つ抗酸化作用によって細胞死などを防ぎ、各臓器や細胞の働きも正常に保つことが可能であると考えられます。

2-2. 腫瘍細胞の増殖を抑制

カンナビノイド受容体であるCB2は、乳がん細胞に多く発現します。CB2の増加はがんの進行と相関関係があると考えられており、予後の悪い乳がんにはCB2が多数発現することがわかっています。

マウスを使用した研究では、CBDがマウスの腫瘍における肺腺癌のDNA合成とその増殖を阻害しました。CBDはがん細胞に多数発現するCB2に結合して増殖の抑制が起きていると考えられます。同様の効果が、乳房・膵臓・前立腺・結腸直腸がん・リンパ腫でも確認されたと報告されています。

 

2-3. 転移を阻害

乳がんを含めたがんという病気は、体のあちこちに転移するものとしてよく知られています。

マウスを対象とした上記と同じ実験で、CBDは進行性乳がんが転移した場合の腫瘍形成を阻害し、すでに転移してしまった腫瘍を退縮させたことが明らかになりました。これは、がん細胞の転移に関わるID-1という細胞の転写調節因子の働きをCBDが抑制しているためと考えられています。

また、腫瘍の拡大を促進し、化学療法の効果を阻害するエクソソームと呼ばれる物質の放出を、CBDが大幅に減少させたことも報告されています。

 

2-4. GPR55の抑制

GPR55と呼ばれる受容体は、がん細胞の増殖を促進すると考えられています。このGPR55が活性化すると、トリプルネガティブ乳がんを誘発したり、乳がんの転移を発症する可能性が高いと言われています。

KPCマウス(人間の膵臓がんと似た経過をたどるマウス)を対象としたある研究では、CBD配合の薬を投与したマウスの方が、他の一般的ながん治療薬を投与したマウスと比べて生存率が3倍高まりました。
この結果から、CBDはがん細胞の増殖を促進するGPR55の増殖を阻害することがわかっています。

2-5. 副作用の改善

がん治療には多くの副作用が伴います。抗がん剤治療における主な副作用には、吐き気・不安・不眠症・痛みなどが挙げられますが、CBDはこれらの症状を軽減する効果が実証されています。実際、米国の乳がん患者のほぼ半数は医療大麻、もしくはCBDを副作用軽減のために使用していると言われています。

また、乳がんに対して抗エストロゲン(ホルモン)治療を行うと、女性ホルモンが低下するため、性的な副作用を経験することがあります。代表的な例としては、膣内の乾燥が挙げられます。

性行為の際、CBD配合のローションなどを使用することで、膣の血行を良くし、膣の筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。

 

3. CBDを使用する際の注意点

医療大麻やCBDをがん治療に使用する患者の多くは、従来の抗がん剤治療やホルモン療法に加えて補完的に使用しています。
というのも、多くの研究で医療大麻やCBDのがんにおける有効性が明らかになってきていますが、人のがん治療に対する研究数もまだ十分ではなく、そのリスクもまた未知数です。

3-1. CBDの副作用

 

CBDを使用する時に気になるのはその副作用ですが、多くの研究でCBDの有害な副作用はほとんど報告されていません。医師の観察の元、1日にCBDを1,500mg程度数週間にわたり摂取し続けても健康に問題は無いとされています。

CBDの主な副作用としては、眠気・倦怠感・口の渇き・食欲不振などが挙げられますが、抗がん剤などによる副作用と比較すると、CBDの副作用は非常に軽度であると考えられています。

 

3-2. 薬の飲み合わせ

 

現在すでに乳がんの治療をしており、内服などがある場合は自己判断でCBDの服用を開始することは危険です。

CBDは薬剤の代謝・排泄に関わる酵素であるシトクロム450(CYP450)を阻害すると言われています。CBDと薬剤を同時に摂取すると薬剤は長時間体内から排出されずにとどまるため、薬の効果が増強されます。抗がん剤などは非常に強力な作用・副作用がある薬剤のため、薬効の増強は生命の危機ともなり得ます。

CBDの摂取を開始する前に、必ず医師に相談するようにしましょう

また、CBDオイルで使用されるココナッツオイルなどにアレルギーがないか、事前に確認しておくことも重要となります。

 

3-3. 使用するCBD製品が安全であるか確認を

 

様々な検査を経て日本で販売されているCBD製品であっても、信頼のおける製品・会社かどうか確認することは必須です。購入前に必ず、その商品が第三者機関でTHCや重金属などの検出検査を行なっているか、その結果を公表しているか、といった情報は必ず確認するようにしてください。

また、製品裏のラベルを見て、ご自身にアレルギーがある成分は入っていないか、内服薬と負の相互作用が起きる可能性のある成分が含まれていないか、などの確認も必ずするようにしましょう。

 

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