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1. ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、大麻産業に注力か?
世界最大のタバコ会社の1つが、ドイツの大麻関連スタートアップ企業サニティグループを買収しました。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(以下、BAT)は9月26日(月)、「ベルリンのマリファナ新興企業サニティグループの株式を取得しました。」と発表しました。
BATの最高成長責任者であるキングスレー・ウィートンは、この取引をニコチン以外の数多くの分野を開拓する継続的な取り組みであり、BATが様々なカテゴリーと地域にわたって将来のポートフォリオの成長を実現するための買収と位置づけています。
ウィートンはプレスリリースで、「私たちは、"A Better Tomorrow "の目的の一環として、現在および将来の消費者への理解を深めることにより、事業の変革を続けています」と述べています。
タバコが過去の遺物になりつつある一方で、大麻は未来のものである、という新しいトレンドの反映ともいえます。
先月のギャラップ社の調査によると、タバコを吸っていると答えたアメリカ人はわずか11%で、過去最低の数値となりました。一方、16%が「自分は現在、大麻を吸っている」と回答しています。
アメリカ内外の多くの市場で大麻が合法化されれば、こうした消費者動向は今後も変化していく可能性があります。
ドイツでは、政府関係者が嗜好用大麻の合法化計画を準備しており、この動きは同国を世界最大の合法大麻市場とするものです。
世界最大のタバコ会社の一つであるBATにとって、この政策転換が9月26日(月)の取引をより魅力的なものにしたのはほぼ間違いないでしょう。
ブルームバーグによると、「サニティは BAT主導のシリーズB資金調達ラウンドで3760万ドルを確保し、ほぼ 半分をサニティの医療事業の強化に充て、残りをドイツでの嗜好用大麻合法化の可能性に向けた準備に充てます。」と記されています。
ブルームバーグによると、BATは、スヌープドッグが共同設立した投資ファンドのVerde Capitalとともに投資を行ったといいます。
サニティは2018年に設立され、現在100人以上の従業員を抱え、Navy Capitalのような機関投資家や様々なビジネスエンジェル、ウィル・アイアム(ブラックアイドピーズ)、ハリウッド俳優アリッサミラノ、ドイツのサッカー選手マリオゲッツェなどの著名人からVerde Capitalや今回のBATと共に数千万ドルが集められているそうです。
同社は、医薬品(医療用大麻)、医療用製品、カンナビノイドを用いた消費財に焦点を当てているようです。
サニティの創業者でCEOのフィンエイジ・ハンセルは、「BATからの資金提供は私たちにとって重要なマイルストーンであり、ドイツとヨーロッパにおける大麻産業の未来に向けて強いシグナルとなります。」と評価しています。
「新規の投資家および既存の投資家の皆様からのサポートに感謝しています。私たちの目標は、大麻草の可能性を最大限に活用し、さまざまなカンナビノイドを探索し利用することです。新しい資本により、私たちは医療事業や消費者向け事業を加速させると同時に、ドイツでの大麻合法化に向けて適切に準備することができるでしょう。」とハンセルは述べています。
サニティの最高投資責任者マックス・ナールによると、「今回の資金調達ラウンドは、ヨーロッパの大麻企業では最大の資金調達ラウンドであるだけでなく、ドイツのスタートアップシーンやこの現在の経済局面を鑑みると、数少ない高評価でのM&Aの1つです。」とのことです。
ハンセルはブルームバーグに対し、サニティは 「タバコだけでなく、日用消費財(比較的短期間で消費される製品)のような他の産業からも強い関心を集めています。」と、語りました。
また、ドイツ政府は「新大麻取締法について、積極的に取り組んでおり、今年中に良い法律の草案にたどり着きたいです。」 と、述べました。
出典:Is Big Tobacco Pivoting to Big Cannabis?
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