アイルランドの大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. アイルランドで大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. アイルランドで大麻は合法?
アイルランドでは医療用大麻は合法となっています。医療用大麻は2014年に合法化されています。しかし、嗜好用としての大麻は違法です。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
アイルランドでは、嗜好用大麻の所持は「アイルランド薬物乱用防止法」に基づき違法とされています。
個人の嗜好用大麻所持・消費に対する罰則は以下の通りです。
初犯の場合:
・635ユーロ以下の罰金
2回目の違反:
・1,269ユーロ以下の罰金。
大麻の所持・使用に対する罰則は裁判所によって変わり、地方裁判所で1,000ユーロの罰金を科される可能性があり、高等裁判所での起訴により有罪判決が下された場合では2,540ユーロにまで罰金が増える可能性があります。
3. 医療大麻に関する規制
アイルランドで、医療用大麻は2014年に合法化されました。しかし、それはSativexというたった1つの製品に限定され、MS患者にのみ処方が許可されました。
2021年には、医療用大麻プログラムが許可され、5年間実施することが決定しました。
医療用大麻プログラムで認められる大麻ベースの製品は4つに限られます。
・オーロラハイCBDオイルドロップ
・キャンエピル(THC0.5%、CBD10%)
・ティルレイ・オーラル・ソリューション(1%THC、1%CBD)
・オーロラセダメン・ソフトジェル(1カプセルあたりTHC5mg)
アイルランドでは、高THC製剤を含まない限られた製品しかないこと、慢性疼痛が医療用大麻処方の対象にならないことなどから、医療用大麻プログラムは批判の対象となっています。
4. 大麻の栽培に関する規制
アイルランドでは大麻の種を合法的に入手できるにもかかわらず、個人が医療用・嗜好用として大麻を栽培することは違法とされています。また、大麻の栽培器具も違法とされています(精神作用物質法に基づき)。
しかし、それでも大麻を栽培しようとするアイルランド人はおり、自家栽培の大麻の発生件数は増加傾向にあることが判明しています。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
アイルランドでは大麻を使用しての運転は重い罰則が伴います。
アイルランドでは特定の薬物の影響下で(運転能力に関係なく)規定値を超えて運転することは法律違反となります。現在、指定されている薬物は、大麻、コカイン、ヘロインの3つです。これらの薬物のいずれかが規定値を超えて検出された場合、薬物運転で起訴される可能性があります。
薬物運転で有罪判決を受けた場合、以下の罰則が伴います。
・最低1年の運転免許剥奪
・最大5,000ユーロの罰金。
・最大6ヶ月の禁固刑
・犯罪記録
しかし、アイルランドで医療用大麻を処方されている人は、法定医療免除証明書を取得することができます。これを取得している者は、例え薬物検査で大麻の成分などが規定値を超えて検出された場合でも、罰則が軽くなったり、あるいはなくなる事もあります。
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場での大麻の使用は違法です。
医療用大麻は人目につかない場所での使用が求められています。
7. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
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