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【原料解説】水溶性CBDとは?吸収率は普通のCBDの1.65倍!

「水溶性CBDという原料があると聞いたけど、普通のCBDは、水には溶けないの?」

「普通のCBDとなにが違うの?」

昨今注目を集めているCBDビジネス。特にCBDグミ市場は、2028年には121億8,221万米ドルに達すると予測、CAGR(年平均成長率)は28.3%まで成長する(※)と予想されています。

この記事では、水溶性CBDの特徴や、通常のCBDとの違いについてを解説していきます。

 弊社では、CBD事業者様向けにCBD原料(アイソレート、ブロードスペクトラム、CBG、CBNなど)の卸売もしております。ご興味ある方は、以下から、お気軽にお問い合わせください。

 

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1. 通常のCBDは、水に溶けにくい

原末と水分散型粉末

意外と知られていないのですが、従来のCBD原料は、水に溶けにくく、油に溶けやすいという性質を持っています。CBDをオイルで摂取する方法が一般的であるのを考えると、わかりやすいですね。

これに対して水溶性CBDは、水と混合しやすいという性質を持っています。コーヒー、ジュース、スムージー、プロテインなどのドリンクに容易に混ぜて飲むことができるというのは、ご想像の通りです。

しかし、より重要なのは、私たちの体の中の水分ともなじみやすいという点です。人間の体は60%が水分でできています。そして血液には多量の水分が含まれています。

体内に取り入れられたCBDは、血液を回って全身にあるカンナビノイド受容体に作用することで効果を発揮します。つまり、多くの血液量でCBDを体内に運ぶので、より多く摂取することができるこれが水溶性CBDの大きな特徴なのです。

 

2. 水溶性CBDの特徴は4つ CBDより吸収率が高い

水溶性CBDには以下のようなメリットがあります。

  1. 非水溶性CBD製品よりもバイオアベイラビリティーが高い(より効率的にCBDを摂取できる)
  2. 持ち運び可能な利便性
  3. 即効性
  4. 飲み物や食品に添加することでより幅広い商品が生み出される

 

①バイオアベイラビリティー(生体吸収率)が高い

水溶性CBDは、生体吸収率(血中濃度 x 時間)のよさが一番の特徴だと言っても過言ではありません。

生体吸収率は、通常のCBDの1.65倍となり、さらに、CBDの血中濃度が最大になるまでの時間が3分の1に短縮します。

血中濃度から見る吸収率や即効性等の高さ


一般的なCBDオイルは摂取量のうち10~20%程度しかCBDが体内に吸収されないのに対し、水溶性CBDの吸収率はほぼ100%に近いと言われているほど。

吸収率が高まる理由は二つあます。一つ目は、水溶性CBDは、体内での油の乳化が不要であるためです。

通常は、肝臓で作られた胆汁が十二指腸に排出し、胆汁が、CBDの溶けた油分を乳化し、その後吸収されますが、水溶性CBDはこの手順を踏まずに直接吸収されるため、吸収率が高まると考えられています。

体内でのプロセス(胆汁による油の乳化)が不要の図

 

もう一つは、100nm以下の細かい粒子が腸壁を通過しやすいためだと考えられています。

CBDの摂取方法毎の摂取効率まとめ(バイオアベイラビリティ)

 

参考

出典:The Role of Carrier Oils in Water-Soluble CBD and THC Formulations|MANOXBLOG

 

②持ち運び可能な利便性

外出先や家で一息つく時のコーヒー、ジムで飲むプロテイン、毎朝のスムージー、などなど、日常のあらゆる場面で水溶性CBDの粉・液体をドリンクに混ぜて気軽にCBDが摂取できます。

③即効性

ナノ粒子が細かいため、CBDが粘膜からすぐに血液中に取り入れられます。目安として、摂取後10分以内には効果が表れるといわれています。

 

④幅広い飲食品の可能性

すでに市場に出回っている有名なCBDドリンクとして、RecessのCBD炭酸飲料などがあげられますが、これからは水溶性の特徴を生かしたCBDプロダクトが次々に生まれてくるでしょう。

 

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3. 水溶性CBDはどうやって作られる?

水溶性CBDは、超音波を使ってCBD分子をナノ粒子に分解する、ナノテクノロジーと呼ばれる技術を用いて作られています。

ここでできたナノ粒子はCBDの粒子ですので親油性です。なので、これを乳化することではじめて、親水性のCBDができ上がります。

非水溶性CBDは、摂取したあと大部分が肝臓で分解されてしまうのに対して、水溶性CBDの粒子は100ナノメートル以下で非常に小さいがゆえに、口や食道の粘膜を通過し、そこから血液にダイレクトに流れこんで効果を発揮します。

水溶性CBDが少量で高い効果を発揮するのはこのためです。

【CBD原料解説】水にも溶けるナノCBDとは!

4. 溶解度:水溶性CBD VS CBDアイソレート

実際に、水溶性CBDがどれくらい水に溶けるかを、非水溶性CBD(一般的なCBD原料)と比較していきます!

下記は水にパウダー状の非水溶性CBD原料(左側)と水溶性CBD原料(右側)を添加し、溶解度を比較したものになります。

 

粉末添加後8秒
粉末添加後20秒

左側の非水溶性CBDは、水に溶けずに浮いているのが確認出来るかと思います。

一方、水溶性CBDは、混ぜたり攪拌することなく、水になじみ溶けているのが見てお分かりになるかと思います!

上記の状態から、10秒間混ぜたものが下記の写真となります。

元末と水分散型粉末 添加後20秒経過、10秒間攪拌

(自社実験結果より)

12時間静置しても沈殿せず安定した状態で分散しているのがわかります。

 

5. 水溶性CBD原料にオススメの商品

上記では、水溶性CBDが水に溶ける様子を確認頂きましたが、

「実際に水溶性CBD原料がどの商品に良いのか」についてご紹介致します。

結論としては、肺から吸収するべイプ以外の、

  • ドリンク
  • コスメ
  • エディブル
  • オイル

などのCBD商品にオススメです。

水に溶けるという特徴と同時に、ナノ化されたCBD原料は体内への吸収を高め、効果の増大に期待ができます!

6. 水溶性CBD原料・商品の見極めポイント

良質な水溶性CBD原料・商品を判断するポイントとして、以下の観点があります。

  • レシチンやポリソルベートの界面活性剤や乳化剤、ミセルやリン脂質を含むリポソームなどの油性の乳化剤を使用していないか?
  • ナノ化で粒子サイズが小さくなることによって、苦みが増していないか?
  • 混ざったように見えて、時間経過でCBDと水が分離していないか?
  • 値段は適正か(濃度が高い原料ほどコスパが良い傾向にあります)?
  • 濃度は何パーセントか(濃度が低すぎると効果実感が落ちる、濃度が高すぎるとCBD独特の苦みなどがでる)?
  • 保存・保管方法は適切か(ダマにならないように、吸湿剤や脱酸素剤が入っているか、遮光される容器か)?

水溶性CBDの商品を検討するときに参考にしてみてください。

7. 水溶性CBD原料の価格・相場

水溶性CBD原料の価格は一般的に、アイソレート原料などより高くなる傾向にあります。

理由としては、通常の原料に'加工'というプロセスが加わり工数が増えることが主な原因です!

また、水溶性原料の価格を考えるにおいては'濃度(%)'が重要な要素となります。

価格だけでを見るのではなく、CBD配合量ごとの比較などが大事になってきます!

現在国内で流通している、水溶性CBD原料の相場は、

  • 40%の場合:約95~120万円/KG
  • 4%の場合:約25~40万円/KG

となっております。

水溶性CBD原料の価格の詳細については、下記の記事もご覧下さい!

【解説】ナノ化された水溶性CBD原料の価格・相場ってどれくらい?

8. おすすめの水溶性CBD原料 (CBD業者向け)

ここまで水溶性CBDについて検討してきましたが、ここからは弊社で取り扱っている水溶性CBDの商品・原料をご紹介します。

見極めポイントの基準を満たした水溶性CBDですので、これからCBDビジネスを始める方、水溶性CBDを新たに売りたいという方におすすめしたい商品です!

①水溶性ナノCBD原料 (粉末・アイソレート・40%)

②水溶性ナノCBD原料(粉末・ブロードスペクトラム・4%)

 

9. OFFの原料は、水溶性と相性の良いオーガニック仕様

USDAオーガニック認証

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

合法性と安全性
製造工程における各種認証
信用・実績のあるサプライヤー

 

合法性と安全性
厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

製造工程における各種認証
USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

 

CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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著者プロフィール

駒形俊太郎

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