弊社はTHCV、CBC、CBDVの訴求方法の中に、「ニキビに対して有益である可能性」を提示している。この根拠を示すため、以下の論文を紹介する。
条件
【 被 験 者 】SZ95脂腺細胞
【 試 験 デ ザ イ ン 】in vitro実験
【 試 験 項 目 】アラキドン酸、および以下のカンナビノイド処置後、48時間の脂腺脂質産生をナイルレッド染色で測定
【 試 験 品 目 】THCV(0、0.1、1、10μM)、CBDV(0、0.1、1、10μM)、CBC(0、0.1、1、10μM)
【 試 験 時 間 】48時間
結果
図2 THCV、CBC、CBDVは、アラキドン酸誘発モデル脂漏症において顕著な脂肪静止作用を示す。
【 図 2 縦 軸 】実験開始時のSZ95脂腺細胞の脂質産生を100とした時の相対的な脂質産生量
【 図 2 横 軸 】カンナビノイドの投与量
THCV、CBC、CBDV各10μM投与時には、0μM(コントロール)と比較して有意に脂質産生量が減った。特に、THCVの脂質産生量抑制は顕著だった。
考察
ニキビ発症の初期段階には、皮脂産生の上昇と、皮脂の特徴的な質的変化が起こる。したがって、皮脂生産量を抑制することは、ニキビ治療において重要である。
青い背景の文章は以下の論文から引用
タイトル |
Differential effectiveness of selected non-psychotropic phytocannabinoids on human sebocyte functions implicates their introduction in dry/seborrhoeic skin and acne treatment |
公開日 |
15, Jun, 2016 (Exp Dermatol) |
著者 |
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研究機関 |
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引用元URL |